みんなの活動:これまでの活動報告

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専門委員会主催情勢学習会が開催されました

機関誌 『東都生協だより』 2005年8月号より

2005.06.29

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2005年度の各専門委員会の活動に先立って、世界や日本の情勢(状況)を学習し、委員会の重点テーマと課題を確認するために、5つの専門委員会がそれぞれ情勢学習会を行いました。



東都生協・平和委員会は2005年6月29日、あいにくの雨の中、中野区の「スマイルなかの」で平和についての情勢学習会が、組合員9人が参加して開催されました。

日本生協連・組合員活動部平和担当の茂垣達也職員を講師に迎え、「平和ってどんなこと?」に始まり「平和を支えるために大切なこと」「今の世界の動きから見えること」「『する平和』とは?」「核問題から考える」「生協の活動として」など幅広い事柄にわたり説明を受けました。

他の生協で行われている平和活動が紹介され、誰でもが分かりやすく、取り組みやすい身近な活動を進めていくために大いに参考になるものでした。

説明後は、参加者全員から質問や感想が発表され、改めて東都生協での平和活動の考え方や行っている事や、特徴的な取り組みなどが再認識されました。

今後の東都生協の平和活動に大いに役立つ学習会でした。

環境月間に「100万人のキャンドルナイト」を実施

機関誌 『東都生協だより』 2005年9月号より

2005.06.21

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子どもはビデオを見ています。<br>その横で私は翌日提出の<br>OCR注文書に記入しました

3本のローソクで、
子どもはビデオを見ています。
その横で私は翌日提出の
OCR注文書に記入しました

東都生協は、2005年6月21日の夏至の日に、環境活動の一環として「キャンドルナイト」に取り組みました。

機関誌「東都生協だより」などで広く組合員に呼び掛けるとともに、環境委員会などの組合員組織をはじめ、職場でも早めに仕事を終わらせ「電気」を消すなど、さまざまな形でこの取り組みに参加しました。

東都生協は、これからも環境を大切にし、そのための活動を進めていきます。



取り組みに参加した組合員からの声
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昼間私は仕事、3歳の娘は保育園と別々なので、夕食後は一緒に遊ぶ大事な時間です。
21日は灯りを消し、ベランダに座り、2人で外を眺めました。遠くに高速道路や川や新幹線が見えます。
「あっ新幹線だね」「バスが行ったね」など、光が流れていくのを楽しんだり、いつもはじっくり見ることのない夜の川が車のライトや街の灯でキラキラ輝いたり、黒く沈んだりする様子を観察しました。「キャンドルナイトについて知っている人がどのくらいいるのかな」と感じたり娘をだっこしたり、おしゃべりをしたり、ゆったりと時間が流れる静かな体験でした。
(北区 Tさん)

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キャンドルナイト開始の午後8時までに入浴も食事も済んでしまうので、ゆっくりとした時間を過ごしたいと思いました。
子どもの感想...田舎で台風に遭い、たった一度だけ停電を体験した彼ですが、今回は停電ではないのでテレビもつくし冷蔵庫も動いている、外の明かりもあることを話しました。午後9時過ぎに布団に入って「電気って大事だね」とポツリと言いました。
便利さの中に生きる今の生活で、電気や水の大切さを感じることは、とても難しいと思います。子どもの一言の感想は予想外で、キャンドルナイトに参加して良かったと本当に思いました。次回からは人にもおススメしてみようと思っています。
(昭島市 Hさん)

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ローソクを囲んでのディナーをして過ごしました。
ローソクの灯りだけでも、思っていたより明るくて、不思議と落ちついて食事をすることができました。
ローソクは背の高いものの方が、明るくてよかったようです。
メニューはワインとパン、チーズ、サラダ。かんたんでも雰囲気がいいせいか、とても楽しい夜でした。
(調布市 Tさん)

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キャンドルナイトとは
「キャンドルナイト」は、アメリカのエネルギー政策に抗議することから始まった自主停電の運動が始まりです。徐々に賛同する団体を増やし、環境省の「CO₂削減・100万人の環」キャンペーンと連携して全国に広がりました。

専門委員会主催の情勢学習会が開催されました

機関誌 『東都生協だより』 2005年8月号より

2005.06.16

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2005年度の各専門委員会の活動に先立って、世界や日本の情勢(状況)を学習し、委員会の重点テーマと課題を確認するために、5つの専門委員会がそれぞれ情勢学習会を行いました。

東都生協・くらし委員会は2005年6月16日、東京都消費生活総合センターにて千葉史郎氏を講師に「これだけは押さえておきたい! 時事問題」というテーマで学習会を開催しました。

世間を騒がせた、ライブドアによるニッポン放送の買収劇や個人情報保護法について学びました。

狙われる企業には共通点があり、敵対的M&A(企業買収)からのさまざまな防衛策を学びました。

戦後、人口がピラミッド型の構成で多くの人が順調と感じた好景気も一転。特定の人だけに富が集まり、多くの人は横ばいか悪くなる二極分化が進んでいることや、2005年4月に施行した個人情報保護法に至る社会情勢など、千葉氏は数多くの問題を提示しました。

「個人の情報が漏洩することの恐ろしさ、知らないうちにお金が口座から引き落とされる ――「情報はお金」ということはまさに自分の情報を守らなくてはいけないということです」と千葉氏。

他人を尊重しつつ自分の情報は自分で管理する必要性を感じた学習会となりました。13人の参加者は、身近な問題として真剣に話を聞きました。

2005年6月のNO₂測定結果のご報告

東都生協組合員による二酸化窒素(NO₂)測定活動

2005.06.03

東都生協の組合員が2005年6月2日(木)午後6時〜6月3日(金)午後6時の24時間、簡易カプセルでNO₂濃度の測定を行いました。その結果をご報告します。

東都生協は1988年から二酸化窒素(NO₂)測定に取り組み、測定結果を「大気汚染測定運動東京連絡会」に提供しています。この連絡会では生協の他、さまざまな団体から集めた測定結果を基に、大気汚染の改善を求めて運動を展開しています。毎回の地道な測定の積み重ねが大きな運動を支えています。

測定日時:2005年6月2日(木)午後6時〜6月3日(金)午後6時 
配付数:1010個 
回収数:707個 
有効カプセル数:597個 
回収率:70.0%

※登録測定数とは定点測定のことで、数年間にわたり同じ場所を測定することです。
※環境省が定めたNO₂の基準値は「0.04〜0.06ppmのゾーン、またはそれ以下であること」
とされています。

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▲地図をクリックすると拡大します

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2005.05.27

NPT(核兵器不拡散条約)は、1970年に発効した条約で、米・露・英・仏・中の5カ国以外への核兵器の拡散防止・核軍縮・原子力の平和的利用を義務付けています。

この条約は5年ごとに条約の履行状況を再検討する会議を設けることが決められており、今年2005年は5月2日〜27日まで、ニューヨークの国連本部で開催されました。

これに合わせて、4月29日~5月6日に日本の生協代表団がニューヨークを訪問し、被爆者や市民団体と共同して核廃絶の思いを国連・各国政府などに伝える取り組みをしました。

東都生協は、この日本生協代表団に池田京子理事を派遣し、「被爆60周年国際署名」をはじめ多くの組合員の平和への願いを直接伝え、訴えてきました。その様子をご報告します。この代表派遣は、組合員から集められた平和募金を活用しました。

〈国連本部での原爆展(2005年5月2日〜27日)〉

国連本部で原爆展を開催するまで3年を費やし、やっと実現しました。初日は、町村外務大臣、大島国連大使、秋葉広島市長、NPT再検討会議や平和市長会議関係者など、多くの人たちが来場しました。

大島国連大使からねぎらいの言葉が
大島国連大使から
ねぎらいの言葉が

通訳を介して被爆の実相を伝えました
通訳を介して
被爆の実相を伝えました

折り鶴に平和の願いを込めて
折り鶴に
平和の願いを込めて

〈国際署名の提出〉
東都生協で2月~4月に取り組んだ「被爆60周年国際署名」(23,545筆)を日本原水協代表に届けました。全国から集められた国際署名は5月4日に国連へ提出されました。

池田京子理事(左)
池田京子理事(左)

〈NPT再検討会議傍聴〉
NPT再検討会議が行われている総会議場で、秋葉広島市長、伊藤長崎市長、被爆者代表、各国NGO代表など、11人が核廃絶の願いを訴えました。

オノ・ヨーコさんはジョンレノンの「イマジン」を朗読
オノ・ヨーコさんは
ジョンレノンの
「イマジン」を朗読

〈英国代表部への要請〉
イギリスのパターソン次席軍縮大使へ被爆者・生協代表10人で核廃絶への協力を求める要請文と、生協組合員から寄せられたメッセージを手渡しました。

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〈コロンビア大学での証言活動〉
この他にも、公開シンポジウムや、ニューヨークの大学生や高校生との交流、各国のNGOや市民団体との交流など活発に活動しました。

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〈NGOデモンストレーションへの参加〉
国連本部前からセントラルパークまでの3.2kmをいろいろな国々の人たち4万人で、約2時間かけて核廃絶をアピールしながら歩きました。

「二度と同じ過ちを繰り返してはならない」と訴えます
「二度と同じ過ちを
繰り返してはならない」
と訴えます

全国大学・いわて生協・みやぎ生協の代表と一緒に出発!
全国大学・いわて生協
・みやぎ生協の代表と
一緒に出発!

秋葉広島市長も先頭をずっと歩きました"
秋葉広島市長も
先頭をずっと歩きました

いろいろな国のNGOや市民団体が思い思いのパフォーマンスで参加
いろいろな国のNGOや
市民団体が思い思いの
パフォーマンスで参加

戦後60年という年月が経ち、核被爆国ということが、平和な日本で暮らしている私たちの中で遠い過去のことのようにも思え、また世界には核兵器使用を容認する風潮もある中で、今回、被爆者の方々と一緒に被爆の実相を伝える活動をサポートできてよかったと思っています。

現地では「被爆者の皆さんがニューヨークまで来てくださったことに感謝する」「帰ったらみんなに伝えたい」など励ましや感謝の言葉をたくさんいただきました。平和という概念の捉え方はいろいろだということを感じました。だからこそ、対話や伝えていくことが大切だ、とつくづく思いました。

しかし、活動期間中も肝心のNPT再検討会議は進まず、結局は何の成果もないまま閉会してしまったことは本当に残念です。

(東都生協 理事 池田京子)

核兵器の廃絶と戦争のない平和な世界を目指して

2005ピースアクション in TOKYO & ピースパレードに参加

2005.05.11

リレートークで東都生協の平和への取り組みを報告

リレートークで東都生協の
平和への取り組みを報告

平和への願いを胸にピースパレードに出発

平和への願いを胸に
ピースパレードに出発

昼時の表参道を、ピースパレードで沿道の人たちにアピール

昼時の表参道を、
ピースパレードで
沿道の人たちにアピール

「平和の花を咲かせよう」と花の種を配りました

「平和の花を咲かせよう」と
花の種を配りました

東都生協は2005年5月10日、「2005ピースアクション in TOKYO」&「ピースパレード」に参加し、平和への願いをアピールしました。

「2005ピースアクション in TOKYO」(会場 東京ウィメンズプラザホール)では、チェルノブイリ近くの町で被爆したナターシャ・グジーさんのコンサート、広島市・長崎市両市長からのメッセージ、東都生協をはじめとした参加団体リレートークなどの多彩な取り組みの後、「アピール」を会場全体で確認しました。

続いて行われた「ピースパレード」では、沿道の方々に花の種を配りながら、お昼時でにぎわう表参道、原宿、渋谷の街をパレードし、平和への願いをアピールしました。



※ 「2005ピースアクション in TOKYO」&「ピースパレード」の主催:「2005ピースアクション in TOKYO」実行委員会、東京都生協連平和活動担当者連絡会、特定非営利活動法人 東京都地域婦人団体連盟(東京地婦連)、東京都原爆被害者団体協議会(東友会)

2005 ピースアクション in TOKYO & ピースパレード 

つないで つないで 東京から平和を

2005.05.10

平和への思いを沿道の人にアピール

平和への思いを沿道の人にアピール

東都生協の平和活動を紹介

東都生協の平和活動を紹介

ナターシャ・グジーさん 平和への願いを込めて演奏


ナターシャ・グジーさん
平和への願いを込め演奏

2005年5月10日、「2005 ピースアクション in TOKYO」実行委員会(東京都生協連平和活動担当者連絡会・東京都地域婦人団体連盟・東友会)主催で「ピースアクション」が渋谷区の東京ウィメンズプラザホールで開催され、東都生協から16人が参加。東都生協を含め、15生協・184人が参加しました。

オープニングピースコンサートは、ウクライナ出身のナターシャ・グジーさん(チェルノブイリ原発事故の被ばく者)。平和への願いを込めて民族楽器「バンドーラ」を演奏しました。

東都生協も参加したNPT(核不拡散条約)再検討会議について報告。広島・長崎両市長からのメッセージが読まれ、参加した各団体のリレートークの後、最後に核兵器廃絶に向けたアピールの採択が行われました。

引き続き、会場の東京ウィメンズプラザの前(青山通り)から表参道、原宿駅を通り宮下公園まで、平和のスローガンを呼び掛けながら「ピースパレード」を行いました。

東都生協は、そろいの緑のスカーフ・ゼッケンを付け、手には思い思いのプラカードを持ち、「~つないで つないで 東京から平和を~」のメッセージと、折り鶴を付けた花の種を沿道の人たちに渡し、アピールしました。

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2005年度保育ママ登録・研修交流会

組合員活動への参加時に子どもを預けられる組合員同士の助け合い活動「保育ママ制度」

2005.05.10

保育ママ制度の大切さ再確認

保育ママ制度の大切さ再確認

保育ママとの楽しいひととき!

保育ママとの楽しいひととき!

2005年度の保育ママ登録・研修交流会が2005年3月31日から5月10日にかけて5カ所で行われ、152 人の保育ママ登録がありました。

各会場では福祉委員から、保育ママが組合員同士の助け合いの制度であること、保育時の注意、報告書の書き方などの説明があり、その後、いくつかのテーブルに分かれて、体験談や今後に向けての意見交換などを行いました。

実際の保育の現場では、主催者側が企画などの準備に追われ、保育ママとのコミュニケーションが不足になりがちだったり、また、保育ママからの声の集約手順が分かりづらいとの声もありました。

福祉委員会は、当日の意見を受け止め、保育ママ制度の相互理解を深めていきます。

「小松菜を育ててみませんか」取り組み報告

組合員活動情報紙 『ワォ』 2005年4月号より

2005.05.01

東都生協・食と農委員会は2005年12月、「小松菜を育ててみませんか」と題した企画を実施。

組合員からたくさんの応募・参加をいただき、楽しく進めてきました。

種まき・料理・産地見学という一連の企画は、2005年度の重点テーマ「食育を、食べ方・知識・ものづくりという3本柱で考える」ということをはっきりと形にすることができました。




Step1 "小松菜の種をまきましょう"(ものづくり)

100人ほどの応募があり、12月初旬に郵送した種を各自がまきました。

●発芽した時の気持ち(アンケートより)
「一斉に芽が出たのでびっくり。芝生みたいに生えそろい、感激しました」
「子どもと一緒にまいたので、祈るような気持ちで芽が出た時は本当にうれしかった」
「発芽を発見した時はうれしかった。寒いので、わらやポリシートをかぶせました」

Step2 "小松菜メニューのお料理しましょ"(食べ方)
参加人数:35人
全7品(蒸しパン・クリーム煮・天ぷら・みそ汁・おひたし・浅漬け・炊き合わせ)の小松菜づくし。12月9日には、50束の小松菜を料理しました。
 
●家族の反応(アンケートより)
「蒸しパンは子どもに好評」
「クリーム煮は中華風で冬にぴったり」
「天ぷらはわが家の定番に、桜えびとかき揚げ風に」

●アレンジメニュー(アンケートより)
「塩・こしょうで炒め、練りごまを加えて和え物風」
「ベーコンと少し炒めてマヨネーズ和え」
「ぬか漬けにも」

Step3 "東都生協の産地へLet's Go!"(知識)
参加人数:大人42人、子ども18人
2月11日に大型バス2台で、(農)埼玉産直センターを訪問。小松菜の畑・ミニトマトのハウスを見学して「野菜は生きている!と実感。堆肥工場では生産者の苦労が理解できました。バスの中では、小松菜の育ち具合も報告し合いました。

東都生協くらしの助け合いの会
ほっとはんど2005年度活動スタート

機関誌 『東都生協だより』 2005年6月号より

2005.04.23

活動計画を提案する増井要子代表幹事

活動計画を提案する
増井要子代表幹事

選出された2005年度の幹事

選出された2005年度の幹事

2005年4月23日、さんぼんすぎセンターで東都生協くらしの助け合いの会 ほっとはんど第7回総会が開催されました。

活動のまとめと、2005年度の活動計画・予算、幹事の選出などが可決され、2005年度の活動がスタートしました。

提案説明の後、「新任幹事が多いので、予算を有効に使って手厚い研修をしてほしい」との要望が出されました。

また、援助する会員と援助を受ける会員との地域的なバラつきがあって、「待っていても活動に結びつかないこともある」「何かのときに助けてほしいから登録しているが、今は急がないので活動はなし」など、いろいろな実態が話し合われました。

今年度の幹事の2人からは、次のような抱負が寄せられました。

石綿美津江幹事
「未熟者ですが、よろしくお願いします」

鈴木知子幹事
「くらしを支え合う、自主的な家事援助活動がより充実し広がるように、皆さんと協力して取り組んでいきたいと思っています」


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