すべてのカテゴリ
61年前の証人
機関誌 『東都生協だより』 2006年6月号より
夢違え地蔵尊で参加者へ説明を行う |
2006年3月25日、平和委員会主催の「下町戦跡碑めぐり」が、組合員21人が参加して開催されました。
一行はJR両国駅に集合し、東京都慰霊堂、台東区の東京大空襲追悼碑、弥勒寺、堅川地蔵尊、焼夷弾で焼けた榎、菊川橋夢違え地蔵尊、八百霊地蔵、東京空襲戦災資料センターなどの下町に残る東京大空襲の戦跡や施設を見学。
61年前に東京で起きた歴史の真実を知りました。
参加者は2時間の空襲で10万人以上の方が亡くなられた戦争の悲惨さをあらためて痛感しました。
どうする? 「リユースびん回収率65%」!
機関誌 『東都生協だより』 2006年5月号より
坂井職員から作業工程 |
環境委員会は2006年3月15日、参加者8人でリサイクル洗びんセンターと石川酒造㈱を訪問しました。
「ここは東都生協ときょうされんが作ったリユースびんを洗う工場であり、障害者の働く施設です。リユースびんは洗って繰り返し使うのでCO₂排出量が少なく、地球温暖化防止にも役立っています。ここ何年か東都生協でのリユースびんの回収率が下がっていて、働く人たちの仕事が減っています。リユースびんの良さを見直して利用し、東都生協に返してほしい」と、リサイクル洗びんセンターの坂井俊次氏から工場の案内とともにお話を伺いました。
リサイクル洗びんセンターを利用している石川酒造㈱の北川賢志氏からは、東京の酒造メーカーが統一びんにし、リサイクル洗びんセンターで洗ってもらうという構想を聞き、参加者は「早く実現すればうれしい。まずは、リユースびんの回収率100%になるように伝えていきたい」と話していました。
子どもの上手な預け方No.6 子どもと親が共に成長できる子育てを!
組合員活動情報紙 『ワォ』 2006年3月-(3)号より
いつも一緒にいると、親も子も煮詰まってしまうことがありますね。子どもは、親に元気がないと、なかなか幸せにはなれないものです。
子どもと時間を共有できる時期は、子育て中はとても長く感じますが、子どもは常に変化していきます。親にその変化を楽しむ余裕があると良いのですが、現実には難しいことが多いようです。
大切な子育て時間を充実させるために、第三者との関係を作ってお互いにリフレッシュする時間を無理なく持ってはどうでしょうか。
今はさまざまな預け方がありますが、そのとき大切なことは、子どもと親、自分たちにとって無理のない預け方を見つけることです。
核兵器のない平和で公正な世界のために
機関誌 『東都生協だより』 2006年4月号より
久保山さんの墓前で |
3・1ビキニデー集会に東都生協から4人が参加しました。
この集会は1954年にアメリカがビキニ環礁で行った核実験により第五福竜丸が被爆し、久保山愛吉さんをはじめとした
乗組員が亡くなったことを忘れまいと、毎年行われています。
当日は久保山さんのお墓へ向けて行進した後、屋内で集会が開かれ、参加者一同平和の大切さを感じながら、久保山さんが残した「原水爆の被害者はわたしを最後にしてほしい」の言葉をかみしめました。
子どもの上手な預け方No.5 「子育て広場」など公共施設を利用するとき
組合員活動情報紙 『ワォ』 2006年3月-(2)号より
多くの自治体が、親子一緒に過ごす場として、保健所や児童館などで「子育て広場」を開設しています。
行けば同じ年頃の子どもを持つ母親同士、話は尽きないと思います。そこで起こるのが、おかあさんが話に夢中になりすぎて子どもから目を離してしまうこと。もちろん常勤のスタッフはいますが、人数は限られています。子育て広場では、子どもの安全は親が責任を持つのが基本的なルールです。
また回数を重ねるとグループが固定し、他のお母さんを寄せつけない雰囲気が出てくる、というのもよくある話です。子育て広場を大事にするためにも、新しい親子を孤立させないように、先輩は少し気にしてほしいものです。
食と農通信 「これが旬。春キャベツ!」
組合員活動情報紙 『ワォ』 2006年2月-(2)号より
●調理例 コールスローサラダ
1. 春キャベツ(1/2個)の芯を切り落とし、葉はザク切りする。ボールに入れて塩をふり、手でもんで水分を出し、半分くらいの量になったら水分を搾り取る。
2. 玉ねぎ(1個)は薄くスライスして水にさらしておき、ハム(5枚)はキャベツと同じに切る。
3. (1)(2)を合わせたものに、ノンオイルマヨネーズ(1/4カップ)を混ぜて、塩・こしょうで味を調えて出来上がり。
親は「お金の先生」になろう
機関誌 『東都生協だより』 2006年4月号より
「子ども自身で考えることが |
2006年2月14日、東京都消費生活総合センター(飯田橋)にて、ファイナンシャルプランナーの明石久美氏を講師に迎え、くらし委員会主催「子どもの金銭教育学習会」が開催されました。参加者は35人。
子どもに教えるための心構え、お小遣いの与え方・金額の決め方、知らないとだまされるさまざまな危険性などについて学びました。
お金の使い方や役割をまずは親がよく理解し、バランスよく子どもに教えていくことが大切だそうです。
お小遣いは計算ができ、お金の価値が分かるようになってからでも遅くはなく、与え方は定額制、労働制、手当制(基本+お手伝い手当など)といろいろあるとか。
「親が積極的に金銭教育をして、身近な『お金の先生』になってあげてください。子どもには『財産』より『生きるチカラ』を残してほしい」と明石さん。若いお母さんを中心に幅広い年代からの参加者は皆、真剣に聞き入っていました。
きょうされんの皆さんと交流しました
機関誌 『東都生協だより』 2006年3月号より
作業所商品の「借り物競争」 |
かわいい商品が多く迷います |
2006年1月20日と2月6日の2日間「きょうされん東京支部と東都生協との交流会」が開催されました。
東都生協は21人、きょうされん東京支部は23団体85人が参加し、組合員と共同作業所のメンバーが直に触れ合い、和やかに交流できました。
きょうされんは、共同作業所や授産施設が加盟し障害者福祉の向上のための活動に取り組んでいる団体です。東都生協では1991年から、署名や作業所の自主商品の販売などを通して、障害者福祉の向上のために提携活動に取り組んできました。
この交流会では、現在取り組み中の第29次国会請願署名についての説明があり、「応益負担導入についての見直し」という大きな目標を掲げながら参加者全員で国会請願署名の成功を確認し合いました。
各作業所の活動内容紹介や自主商品のアピールがあり、参加した人たちは商品を手に取りながら、それぞれの商品への思い・工夫などをメンバーや職員から聞くことができる良い機会となりました。
作業所と地域の人たちとの場として設けた交流会ではありましたが、地域の組合員の参加が少なかったことは残念でした。今後はより多くの組合員がメンバーと交流できるように考えていきます。
子どもの上手な預け方No.4 仕事を持っているお母さんたちへ
組合員活動情報紙 『ワォ』 2006年3月-(1)号より
仕事と家庭を持ち忙しいお母さん。そんな毎日の中で、子どもたちにとってお母さんといる時間はとても大切なひとときです。
小さいうちに、お母さんから伝えてほしいことの一番は「楽しく食事をすること」です。そして食べる時には手を洗い、
食前食後のごあいさつ、食事の時にはテレビを消してなどです。
配膳などの食事の準備を手伝わせることは親にとって、かえって大変なものですが、子どもたちには大きな財産になります。
「カバさんのお口は?」というと、大きく口を開けてくれます。嫌いな物を口に入れ「あれ、どこに入ったかな? たぬきさんのお腹になっちゃった。」と楽しく話しながら好き嫌いなく食べさせましょう。
最後は水かお茶で口をきれいにし「ごちそうさま。おいしかったね」。
子どもの上手な預け方No.3 幼稚園や保育園の場合
組合員活動情報紙 『ワォ』 2006年2月-(2)号より
―― 子どもを預ける時に心掛けたいことをシリーズでお届けしています ――
ほとんどの子どもにとって最初の親子分離の時なので、大切に準備して進めてあげたいですよね。先生とのコミュニケーションももちろんですが、親子のコミュニケーションが大切です。
1.朝はゆとりを持って、子どものペースを守ってあげる
2.子どもの体調をよく知っておく
3.帰宅後、親子で向き合うひとときを持つ
大人は今までの人生経験から、いろいろなことを理解し納得して行動することができますが、子どもたちにとっては全てが初めて、未知の世界なのです。
子どもが安心して行動できる基となる親子関係ができると、自然と他者との関わり方が、親子そろって見えてくるのではないでしょうか。