みんなの活動:これまでの活動報告

福祉

地域見守り活動に対し、神奈川県から感謝状をいただきました

誰もが安心して住み続けられる地域社会を目指して

2016.11.07

黒岩知事と表彰団体の代表

黒岩知事と表彰団体の代表

頂戴した感謝状と今井センター長

頂戴した感謝状と今井センター長

2016年11月2日、横浜情報文化センターにて、神奈川県による「地域見守り活動に関する感謝状贈呈式」が行われ、東都生協に感謝状が贈呈されました。

東都生協は、2013年6月より神奈川県と「地域見守り活動に関する協定」を締結し、地域見守り活動(※)に取り組んでいます。

感謝状は、神奈川県と「地域見守り活動に関する協定」を締結し、継続的に地域見守り活動に取り組んでいる22事業者と人命救助につなげた7事業所・販売店に贈呈されました。

東都生協は継続的に見守り活動を行っている事業者として神奈川県から表彰され、横浜センター・今井健一センター長が、黒岩祐治知事より感謝状を受け取りました。

黒岩知事からは、この見守り活動で神奈県民の大切な命が7件も救われたことへの感謝の言葉とともに、「これらからも命輝く神奈川を一緒に作っていきましょう」との呼び掛けがありました。

東都生協は引き続き、地域生協・医療生協をはじめ地域の事業者・団体の皆さまと協力し、誰もが安心して住み続けることのできるまちづくり活動に積極的に取り組んでまいります。

※東都生協の地域見守り活動:
地域の配達を担当する東都生協職員が、業務中に組合員や地域の高齢者などの異変に気付いた場合、事前に取り決めた連絡先に速やかに連絡することで高齢者の安全を守る取り組みを進めています

リサイクル洗びんセンターを支える会

2016年度第21回リサイクル洗びんセンターを支える会総会報告

2016.09.08

2016年度総会

2016年度総会

リユースびんのふた取り

リユースびんのふた取り

商品案内セット作業

商品案内セット作業

2016年8月31日(水)、リサイクル洗びんセンターを支える会2016年度(第21回)総会が開催され、全議案が可決されました。

リサイクル洗びんセンターを支える会は、会費収入からリサイクル洗びんセンターを中心とした法人事業所の生産設備や設備投資など働く環境を改善するための資金支援をしています。会員からの会費収入の使途や、次年度の活動計画は、毎年の総会で決定しています。

2016年度(第21回)総会には、リサイクル洗びんセンター(4人)、東都生協共生会役員(2人)、東都生協役職員(4人)が出席しました。

事務局より、2015年度活動報告、2015年度会計報告、2016年度活動計画が提案され、全議案が可決決定しました。意見交換では、リサイクル洗びんセンターで働いている利用者の方からの報告や多くの組合員にリサイクル洗びんセンターの取り組みを広めていく取り組みなどについて話し合いました。

総会終了後は、リユースびんを洗浄する作業工程や、商品案内セット作業を見学し、リサイクル洗びんセンターの事業活動について理解を深めました。

多摩市と見守り活動に関する協定を締結しました

行政や他団体と連携して、安心して住み続けられるまちづくりに取り組んでいます

2016.08.31

阿部市長(左)と庭野理事長(右)

阿部市長(左)と庭野理事長(右)

協定を締結した6事業者代表と阿部市長

協定を締結した6事業者の代表と阿部市長

2016年8月24日、多摩市役所にて多摩市地域見守り活動協定締結式が行われ、多摩市と「協力事業者による多摩市地域見守り活動に関する協定」を締結しました。

協定締結式には、東都生協を含む5生協・1事業者(*)が出席し、阿部裕行市長の「顔の見えるつながりを持つ協力事業者による支援は大変ありがたく、この協定締結によりこれからも相互に協力し合い頑張りましょう」のお話の後、事業者の代表一人ひとりがあいさつを行い、それぞれ協定書を取り交わしました。

この協定の締結に伴い、東都生協では、地域の配達を担当する職員が業務中に組合員や地域住民の異変に気付いた場合、事前に取り決めた連絡先に速やかに連絡することで地域住民の安全を守るという見守り活動に取り組みます。

東都生協は引き続き、行政や地域生協・医療生協をはじめ地域の事業者・団体と協力し、誰もが安心して住み続けられるまちづくり活動に積極的に取り組みます。

*今回協定を締結した協力事業者一覧(順不同)
生活協同組合コープみらい
自然派くらぶ生活協同組合
多摩南生活クラブ生活協同組合
東都生活協同組合
生活協同組合パルシステム
布亀株式会社

被災産地・メーカー交流訪問&被災地視察を行いました

岩手県の(有)本多商店、宮城県の㈱高橋徳治商店と㈱ささ圭と交流。被災地の今を知り、これからの支援の在り方を考えました

2016.08.22

2016年7月22日と23日の1泊2日の日程で、東日本大震災で被災した岩手県の(有)本多商店、宮城県の㈱高橋徳治商店と㈱ささ圭の3メーカーの交流訪問、被災地の視察を行いました。子ども5人を含む11家族20人が参加しました。

東都生協では、継続的に東日本大震災で被災された方々、そして取引先産地・メーカーを支援する募金活動に取り組んでいます。本企画は、東日本大震災への支援募金を活用した企画です。

月日の経過とともに東日本震災関連の報道も減少していますが、被災地や被災産地・メーカーを視察・訪問を通じて、被災当時の状況と復興の過程、今後の支援の在り方について現地で実際に見聞し確かめ、震災を風化させないことを目的としています。


津波で大きな被害を受けたサン・アンドレス公園

津波で大きな被害を受けたサン・アンドレス
公園にてガイドの方の説明を受けました

本多商店の本多サト子さんが震災の絵本の<br>読み聞かせをしてくださいました

(有)本多商店の本多サト子さんが震災の絵本の
読み聞かせをしてくださいました

初日は、一ノ関駅に到着後、バスで大船渡市へ移動。昼食後、碁石海岸で美しい海を見学。津波があったとは信じがたいほど穏やかな海でした。

現地ガイドの方にバスに同乗していただき、大船渡市内の被災地視察。サン・アンドレス公園、大船渡市場、賀茂神社などを回り、当時の状況と復興の過程をお聞きしました。

その後、(有)本多商店に到着し、工場見学。写真などの資料を基に当時の状況をお伺いしました。津波で工場を失っても、わかめを早く出荷できるよう努力されたこと、丁寧にわかめを製造していることなどがよく分かりました。

(有)本多商店の皆さまとの夕食交流会では、三陸海岸のおいしいお料理をいただき、心のこもった温かいおもてなしをいただきました。



(有)本多商店の皆さまとの夕食交流会

(有)本多商店の皆さまとの夕食交流会

㈱高橋徳治商店で笹かまぼこの新工場を見学

㈱高橋徳治商店で笹かまぼこの新工場を見学

翌日は、朝早くバスで出発。途中「奇跡の一本松」などを車中より見学しながら移動。津波の威力の大きさと被害の甚大さを実感しました。

㈱高橋徳治商店に到着し、工場見学。被災後、山の方に工場を再建し材料にこだわった笹かまぼこを製造されていることがよく分かりました。

震災時のお話では、たくさんの映像を見ながらお話をお聞きしました。生々しい事実に参加者は胸塞がる思いでしたが、生産者の方々の前向きな姿勢に心を打たれたようです。昼食交流でもいろいろなお話を交わし、交流することができました。


次に㈱ささ圭の手造りかまぼこ工房へ。かまぼこ工房では、炭火手焼き笹かま体験・試食とお買い物をし、メーカー紹介と被災時のお話をお聞きしました。

当時の新聞記事や写真を見ながら、震災で残ったお店ですぐに再開されたことなどのお話に、参加者も心励まされました。㈱ささ圭本社工場にて工場見学。丁寧に笹かまぼこを製造していることがよく分かりました。

仙台駅に向けて出発。仙台駅より帰路につきました。

㈱高橋徳治商店の高橋英雄さんのお話

㈱高橋徳治商店の高橋英雄さんのお話

㈱ささ圭の佐々木圭亮さん靖子さんご夫妻のお話

㈱ささ圭の佐々木圭亮さん靖子さんご夫妻のお話

㈱ささ圭の手造りかまぼこ工房にて<br>炭火手焼き笹かま体験と試食

㈱ささ圭の手造りかまぼこ工房にて
炭火手焼き笹かま体験と試食

被災地の方々の思いやさまざまなことを乗り越えてのお考えに触れることができ、多くのことを得ることができた2日間でした。一人ひとりがあらためて自分たちにできることを考え、行動につなげていかなければと思いました。


参加者の声
  • 東京にいると分からないことを知ることができ、いろいろと勉強になりました
  • 言葉に言い表せないほどの苦しみ悲しみを経て、それでも今があり前向きに生きていかなければと頑張っている姿に感動しました
  • 未だに仮設住宅が建ち並んでいて、復興はまだまだ途上であると感じました
  • これからも自分に協力できることはしていきたい
  • 笑顔の裏に抱えておられる、その重さを知りました
  • この企画に参加できて良かった。被災したメーカーの皆さんの明るさが心に染みました
  • これから何ができるか考えていきます。まずは伝えていきたいと思います

熊本地震支援活動のご報告

組合員から寄せられた熊本地震緊急募金を活用した支援活動を進めています

2016.07.27

被災者からの要請の電話を受け付た事務所

被災者からの要請の電話を
受け付けた事務所

倒壊した観音堂の撤去には、2tトラック2台で2日を要しました

倒壊した観音堂の撤去には、
2tトラック2台で2日
を要しました

トレーラーハウス

トレーラーハウス

被害の大きかった益城町宮園地区

被害の大きかった益城町宮園地区

被害の大きかった益城町宮園地区

被害の大きかった益城町宮園地区

一日も早い復興を願っています

一日も早い復興を願っています

日本生活協同組合連合会の要請に応え、2016年7月20日~25日東都生協の職員2人が、熊本震災の支援活動に入りました。

支援に参加した職員の活動や被災地の状況をお伝えします。

支援の概要
4つの生協から8人(生協ひろしま4人、ならコープ1人、いわて生協1人、東都生協2人)の参加があり、熊本県益城町の災害ボランティアセンターが活動拠点となりました。

活動内容としては、生協からの参加者8人は、4人が西原村(益城町の東部に隣接)の災害ボランティアセンターでの引越し手伝い、2人が益城町の災害ボランティアセンターでの引越し手伝い、1人が資材係(ボランティアが現場に向かう際にスコップや一輪車などの道具を提供する)、1人(東都生協職員)は、ニーズ係(被災者から仮設住宅への引越しや敷地内、家屋の震災ごみの搬出や運搬などの依頼を受ける)で、役割は変更なく、1日目から最終日まで同じ担当でした。

ニーズ係は、4~5人の体制で、携帯電話3台により被災者からの入電に対応しました。

電話の受付時間は、午前9時~午後4時ですが、朝礼が午前7時30分から行われ、朝礼終了後は、保留物件に対しこちらから電話を入れたり、近隣の現地調査などを実施しました。


また被災者からの要請は、電話だけではなく、直接災害ボランティアセンターに来所されて、要請を聞き取る業務もありました。

要請は、1日当たり20件程度ですが、1件の電話で状況をお聞きするのに20分程度かかり、さらに現場の地図をプリントアウトし添付し、作業に必要な資材や人員数を聞き取った内容から判断して記載しなければならないかなりハードルの高い役割でした。

また電話だけでは判断できない案件は、車両で現地調査し、写真を撮ってきて皆と相談して判断する場面もありました。

かかってくる電話の大半は、70歳以上の高齢の方で、方言がきつく聞き取りづらい点も多々あり、何度も聞き返したりしながらの対応となりました。

益城町の状態
面積65キロ平方メートル(東京の世田谷区より一回り大きい)人口3.4万人で、熊本市ベッドタウンの性格も持つ、熊本市の東側に隣接する益城町。

支援活動の合間に益城町社協職員の案内の下、まだ多くの避難者が避難している益城町総合体育館や、妊婦や障害者などが身を寄せている熊本グランメッセにある福祉避難所(グランメッセ自体は、屋内が崩落し、敷地にトレーラーハウスを設置し、そこに居住)などを視察させていただきました。

益城町役場の南側(木山川沿い)が、特に被害が甚大で、築年数が比較的浅いと思われる家屋も傾いたり、完全に倒壊している家が目立ちました。ほとんどの家の玄関ドアには、赤紙(危険立ち入り禁止)が張られ、いつ崩れてもおかしくない状態でした。

避難所(総合体育館)には、まだ多くの住民が避難していましたが、カーテンで区画整理がなされていて、空調設備(仮設の空調設備を設置)も十分で区画内は、ダンボールのベッドが2つ置かれていました。

住環境は、阪神淡路大震災の際のものよりは、比較できないほど良くなっているようですが、食事は、毎食揚げ物などが多く、ご高齢の方などは食事が原因で体調を崩すようなこともあるようです。

今回の支援活動には、組合員の皆さまからお預かりした熊本地震緊急募金を活用させていただきました。

被災地では、まだ多くの方が避難生活を送られています。東都生協では引き続き、熊本地震被災地の支援活動に取り組んでまいります。

最後に! 負けんばい 熊本
2016.06.02

「地域見守り活動始め式」で協定を締結した11事業者(前列右端が当組合・野地常勤理事)

「地域見守り活動始め式」で
協定を締結した11事業者
(前列右端が当組合・野地常勤理事)

2016年5月31日(火)、サンパール荒川(荒川区民会館)にて地域見守り活動始め式が行われ、荒川区と「高齢者見守り活動に関する協定」「ながら見守り活動に関する協定」を締結しました。

地域見守り活動始め式には、東都生協を含む11事業者が出席。

西川太一郎区長の「これまでも事業者などの協力を得て見守り活動を行っていますが、この協定締結により高齢者や子どもたちを見守る目が大幅に増え大変心強く感じています」とのお話に続き、協定を締結した各事業者の代表があいさつし、最後にみんなで"がんばろう"を三唱し閉会しました。

今後、この両協定の締結に伴い、東都生協は、地域の配達を担当する職員が業務中に組合員や地域の高齢者などの異変に気付いた場合、事前に取り決めた連絡先に速やかに連絡することで高齢者の安全を守るという見守り活動「高齢者見守り活動」を行います。

併せて「ながら見守り活動」に取り組みます。これは例えば、区が事業者に、区民が日常生活の中で不安に感じている場所・区域や交通事故多発エリアなどの見守り箇所に関する情報提供を行い、情報提供を受けた事業者は、見守り箇所を通行する際に、移動の速度を落とし、周囲に存在を見せることで防犯効果を高めるといったように、日常業務をしながら子どもや高齢者などの弱者を連携して見守る仕組みです。

協定では、こうした取り組みを通じて、地域の高齢者や子どもたちが安全に安心して暮らせるまちづくりを目指しています。

東都生協は引き続き、地域生協・医療生協をはじめ地域の事業者・団体と協力し、誰もが安心して住み続けることのできるまちづくり活動に積極的に取り組みます。

東都生協くらしの助け合いの会 ほっとはんど第18回総会開催

「ほっとはんど」総会で全議案が可決

2016.05.17

佐藤代表幹事より、議案の提案

佐藤代表幹事より、議案の提案

賛成多数で全議案が可決

賛成多数で全議案が可決

総会後の交流会 会員を増やすための<br>アイデアを出し合いました

総会後の交流会 会員を増やすための
アイデアを出し合いました

2016年5月14日、東都生協くらしの助け合いの会 ほっとはんど第18回総会が、さんぼんすぎセンターにて開催され、全議案が可決されました。

総会は、決算や年間計画などを決めるほっとはんど最高の意思決定機関です。ほっとはんど会員数の過半数を超える26人の実出席、386人の委任状出席がありました。

佐藤けさ穂代表幹事より、2015年度活動報告・決算や、2016年度活動計画・予算、2016年度幹事の選出を提案しました。

提案への質疑応答、意見交換が行われた後に、採決を行い、全議案が可決決定されました。

2016年度の活動として「ほっとはんど」の活動への理解と賛同の輪がさらに広がるように努めること、会の充実を図ること、時代に即した可能性を検討することなどが確認されました。

総会後は、4グループに分かれ、「会員数を増やすには」をテーマに話し合い、交流しました。

東京都と高齢者などを支える地域づくり協定を締結しました

安心して暮らし続けられる地域づくりを目指して

2016.03.30

都知事あいさつ。奥から2人目が庭野理事長

都知事あいさつ。
奥から2人目が庭野理事長

都と16事業者・団体が協定を締結

都と16事業者・団体が協定を締結

舛添都知事と。後列が都内生協代表

舛添都知事と。後列が都内生協代表

2016年3月30日、東京都庁にて、東京都と東都生協を含む16の事業者・団体が「都と事業者との連携による高齢者等を支える地域づくり協定」を締結しました。

協定では、東京都と都内で活動する事業者が連携して、高齢者やその家族への緩やかな見守りなどを推進。高齢者などが住み慣れた地域で、いつまでも安心して生活できる地域社会の実現を目指しています。

日常的に高齢者などと接する機会が多い都内の事業者・団体が、日常業務の中で高齢者などの異変に気付いた際に区市町村などに連絡するほか、東京都と連携して認知症の方を支える地域づくりや消費者被害の防止に向けた取り組みなどを推進します。

舛添要一都知事は、協定締結式のあいさつで、

「日本社会は急速に高齢化が進んでいる。特に東京都は2025年には4人に1人が高齢者となる予測で、都として"世界一の福祉先進都市"を目指している。今回の協定については、午前中の『地域包括ケアシステムのあり方検討会』でも報告した。近くのコミュニティが高齢者などをしっかり守っていくことが重要。都内で広く活動されている皆さま方にお手伝いをしていただけることはありがたい。皆さま方のネットワークで、少しでも異常があればお知らせいただき、早期に高齢者の異常を察知できればと考えている。先般も認知症の方が線路に立ち入られ亡くなった事故について最高裁判所の判決が出たが、こうした事案は家族にとっても、そして事業者にとっても問題。こうした問題に対し法律を作るなど社会全体で対応を考えていかなければならない。

今回の協定を通じて、皆さま方と見守りを進めていく中で、行政などについてお気付きの点があればぜひ知らせてほしい。こういう試みを通じて『地域のみんなが助けてくれる』ということは、これほど素晴らしく心強いことはない。住み慣れたところで仕事をし生活をし、障害を抱えても病気になっても、そこで介護や医療を受けられる、というのが理想的な都市の姿。これからも全力を挙げて世界一の福祉都市を目指したい。皆さま方のご協力に心より感謝申し上げる」
と語りました。

続いて、生協のほか金融、交通、コンビニエンスストア、新聞、不動産、農協、ライフラインの各分野16の協定締結事業者代表が紹介されました。

都内中心に各地に商品をお届けしている東都生協では、配送業務中に、高齢者などにいつもと違う様子を発見した場合、行政の窓口に連絡し、状況の確認と支援につなげます。

東都生協では、これまでに目黒区・杉並区・北区・練馬区・港区・世田谷区・東大和市・立川市および神奈川県(横浜市・川崎市・大和市・相模原市)と見守り協定を締結しています。今回の協定により、都内全域で見守りなどを実施することに。

東都生協は引き続き、高齢者および認知症の方とその家族などが、住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らし続けられる地域社会の実現を目指した取り組みを進めていきます。

協定締結事業者・団体一覧 ※順不同
<金融> 
一般社団法人 東京都信用組合協会

<交通> 
一般社団法人 東京ハイヤー・タクシー協会

<コンビニエンスストア> 
株式会社 ファミリーマート 
株式会社 セブン‐イレブン・ジャパン

<新聞> 
多摩新聞販売同業組合 
東京都新聞販売同業組合

<生協> 
東京都生活協同組合連合会 
生活協同組合 コープみらい 
生活協同組合 パルシステム東京 
東都生活協同組合 
生活クラブ生活協同組合

<不動産> 
公益財団法人 東京都宅地建物取引業協会 
公益財団法人 全日本不動産協会東京都本部 
特定非営利活動法人 日本地主家主協会

<農協> 
東京都農業協同組合中央会

<ライフライン> 
東京電力 株式会社

世田谷区と高齢者の見守り協定を締結しました

東都生協は、地域と連携した高齢者の見守り活動を進めています

2016.02.16

左:庭野理事長、右:保坂区長

左:庭野理事長、右:保坂区長

東都生協は2016年1月29日、世田谷区と「世田谷区における支援が必要と思われる高齢者に関わる情報提供に関する協定」を締結しました。

当日は、世田谷区役所にて協定の調印式が行われ、他の生協と共に保坂展人区長と調印をしました。

これにより今後は、共同購入の供給時や夕食宅配弁当の配食時に、届け先の高齢者の異変に気づいた場合は、地域包括支援センターなどへ連絡するなど連携した対応をとることになります。

これからも東都生協は、安心して暮らせる社会を目指し、行政や地域の団体と連携した高齢者の見守り活動を進めてまいります。
2015.05.20

東都生協支援募金で購入した大漁旗が

東都生協支援募金で
購入した大漁旗が

和牛ステーキ弁当作り

和牛ステーキ弁当作り

全校児童と地域の人たちが大勢参加

全校児童と地域の人たちも大勢参加

お弁当が並ぶ東都生協のテント

お弁当が並ぶ東都生協のテント

子ども向けに「お菓子釣り」も

子ども向けに「お菓子釣り」も

昼食時にはテントの前に行列が

昼食時にはテントの前に行列が

2015年5月16日(土)、宮城県石巻市立大原小学校で開催された「学区民大運動会」で、今年も東日本大震災被災地の炊き出し支援を行いました。

今年の「大原小学校・学区民大運動会」のテーマは、「みんなで協力して、最高の思い出作っペ運動会!」

当日は前日からの雨が降り続き、結局1時間開始を遅らせての実施となりました。

今回の炊き出し支援の参加メンバーは、東都生協の組合員・職員、㈱コープミート千葉、(有)匝瑳ジ―ピーセンターの総勢16人。

何回も炊き出し支援を行っているメンバーは手際良く、またチームワーク良く作業をこなし、集まってくる児童や地域の方々ともあいさつを交わしながら準備を進めました。

町の防災センターのラウドスピーカーからは、運動会の開催を知らせる放送が流され、一気に会場は盛り上がります。

まだまだ小雨降る中、「バーン! バーン!!」と開始を告げる大きな花火の音が鳴り響き、運動会が始まりました。

プログラムは雨の日の短縮版で進められたようですが、全校児童22人が力を合わせて一生懸命に走ったり演じたりする姿に、参加メンバーもほろっとさせられたり、ほのぼのとした気持ちに。

競技は地域の方が参加するものも多く、玉入れや綱引き、またムカデ競走などは地域対抗戦です。
ムカデ競走の選手集めでは、「景品は、東都生協のもーもーティシュですよ~」と放送され、30人が参加、とても楽しそうでした。

昼食時に参加メンバーみんなで作った「黒毛和牛のステーキ弁当」と、東都生協の「たまごプリン」を配り、大変喜んでいただけました。皆さんから「おいしかったよ!」との声があり、鉄板でステーキ肉を焼き続けた職員も大満足でした。

ちょうど、昼食時には雨も上がり、午後のプログラムが始まるころには陽も差し始めました。徒競争の応援の声がひときわ大きくなる頃、帰りの時間がきました。

「東都生協の皆さんが帰られます」とわざわざ放送していただき、校庭の皆さんから「ありがとう!」「おいしかったよ~」と手を振って見送っていただきました。

現地では、もう食料が届かないこともありませんし、がれきも片付き、見た目には何ら震災前と変わらない風景が広がっています。緑萌えるこの季節、牡鹿半島の山々には藤の花がきれいに咲いていました。

しかし、帰りがけに立ち寄った石巻市内の被災地ボランティアセンターでは、震災前と震災後の写真、現在の市内の模型などを見て、震災の大きさを目の当たりにしました。また、外壁には「ここまで津波がきました」という津波の高さを表した看板が取り付けられていました。

まだまだ知られていないことがあり、知らない人がたくさんいます。ずっと忘れてはいけない、ずっと見守り、そして支援していかなければならないことでもあります。


発災から5年後、6年後の支援のあり方を、東都生協は皆さんと考えていきたいと思います。

※この活動には、組合員からお預かりした東日本大震災支援募金および対象商品の利用1点につき1円を支援募金として活用する1点1円募金を活用しています。
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