みんなの活動:これまでの活動報告

福祉

皆さまからの「書き損じはがき」が大きな力に!

家庭でできるボランティア・書き損じはがきなど回収キャンペーン報告

2012.08.16

社会福祉法人 きょうされんが運営する授産施設「リサイクル洗びんセンター」の修繕に活用

社会福祉法人 きょうされんが運営する
授産施設「リサイクル洗びんセンター」
の修繕に活用

アジア・アフリカでの飢餓や貧困
に対する自立支援事業に活用
東都生協(コープ)で、2012年1月にご案内し、専用封筒を配付してお願いした「書き損じはがきなどの回収キャンペーン」に、たくさんのご協力をいただきありがとうございました。結果がまとまりましたのでご報告します。一人ひとりの行為が集まって大きな支援になりました。

この取り組みは、家庭に眠っている書き損じはがきや商品券、切手(使用済み・未使用)、中古CDやDVD、ゲームソフトなど換金可能な不用品を回収し、換金するもの。

生み出された資金は、アジア・アフリカなどで飢餓や貧困に直面する人々の自立支援事業や、障害者の就労支援施設の修繕費用に活用されます。いわば、一人ひとりの「家庭でできるボランティア」です。

組合員から寄せられたこれらの不用品は、飢餓のない世界をつくるために活動する国際協力NGO「特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド」にて仕分けされ、「書き損じはがき」は同団体にて換金されて、有効に活用されます。

また、「書き損じはがき以外」については、東都生協などのリユースびんを使用した商品の洗びんなどを受託する社会福祉法人 きょうされんが運営する授産施設「リサイクル洗びんセンター」で換金されて、有効に活用されます。換金額、用途などの詳細については下表をご参照ください。

一人ひとりの善意が集まって、大きな支援となりました。皆さまのご協力に感謝申し上げます。

実施期間 2012年1月~5月31日
取り組み方法 宅配利用の全組合員に回収用の専用封筒を配付、郵送にて回収
取り組み結果

参加組合員数・・・・・・・・・2,827人

換金額合計・・・・・・・・・・・5,306,218円

配分額と用途

【はがき】
換金額:1,731,996円
リサイクル洗びんセンターの洗びん機や施設の修繕費用として活用

【はがき以外】
換金額:3,574,222円
ハンガー・フリー・ワールドを通じ、アジア・アフリカなどでの飢餓や貧困に対する自立支援事業に活用



★ ご協力ありがとうございました ★

子育て委員会が「パパと一緒におやつ作り」を開催

子育て支援のための企画・活動を進めています

2012.08.09

お父さんと協力しておやつ作り

お父さんと協力しておやつ作り

試食タイム。パパと一緒に作ったおやつはとてもおいしいよ

試食タイム。パパと一緒に
作ったおやつはとてもおいしいよ

この花は何の野菜の花かな?

この花は何の野菜の花かな?

子育て委員会では2012年7月28日、「パパと一緒におやつ作り」を開催。3歳~5歳児とパパの親子10組が参加しました。

「内麦ホットケーキミックス」に、たまごと牛乳、砂糖バターを混ぜた生地を基本に、バナナとココアまたはジャムと紅茶を混ぜて2種類のカップケーキを作りました。

参加者からは、「子どもが、初めてたまごを割れました。」「子どもと一緒に取り組めたのが楽しかった。」の声がありました。

一生懸命にバナナを切る子どもに、パパが「包丁を使うときは、猫の手だよ」とアドバイスする姿も。

また、オーブンでカップケーキを焼く時間には、花の写真から、その花が咲く野菜を当てる「野菜の花当てクイズ」を楽しみました。

身近で畑を見る機会の少ない子どもたちには、少し難しい問題もあり、「お鍋に入れて食べるとおいしいよ」などのヒントに答えが出てきました。父子でおやつ作りを楽しんだ夏の一日でした。

2012年度子育て委員会では、子育て支援のための企画・活動を行っています。
9月11日には「幼児のための救急・応急手当」を開催します。

以降の企画も、ホームページや組合員活動情報紙「ワォ」でご案内していきますので、ぜひご参加ください。

都内5会場で「認知症サポーター養成講座」を開催

高齢者が安心して暮らしていける地域づくりを目指します

2012.08.08

はじめに認知症に関する講義

はじめに認知症に関する講義

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グループに分かれ、さまざまな事例を演習

グループに分かれ、
さまざまな事例を演習

各グループから発表

各グループから発表

認知症サポーターの証「オレンジリング」

認知症サポーターの証
「オレンジリング」

受講者全員にオレンジリングが授与

受講者全員にオレンジリングが授与

東都生協(コープ)では2012年7月、高齢者が安心して暮らしていける地域づくりを目指し、都内5会場で「認知症サポーター養成講座」を開催。

認知症を正しく理解することで適切な対応や予防につなげることを目的とした、東都生協組合員に向けた学習・教育企画です。

認知症サポーターとは、認知症に関する正しい知識と理解を持ち、地域や職域で認知症の人やそのご家族を支援する人のこと。

認知症サポーターになるには、各地域で実施している「認知症サポーター養成講座」を受講する必要があり、受講者にはサポーターの証としてオレンジリング(画像)が渡されます。

講座の前半は、冊子・ビデオを用いて説明。休憩時間には「ころばん体操」や「脳トレ」を行いました。

後半は、会場によってさまざまな内容についてグループワーク。事例ごとに取るべき対処方法について話し合い、発表しました。

最後に、認知症サポーター養成講座受講の証として参加者全員にオレンジリングが授与されました。


<参加者の年代>
30代...3人 40代...23人 50代...48人 60代...15人 70歳以上...10人

<参加者の声(抜粋)>
  • 家族が認知症の症状が出てきたので参加しました。対応や改善のため学びたかった
  • ご近所のお年寄りと接していてどの時点で認知症を疑い、家族と連絡したら良いか分かった
  • グループワークは他人の考えに触れられて良かった
  • 同じグループに実際に介護に当たっている方たちがいて、お話が聞けて良かった
  • 認知症は判断するのは難しく、慌てずゆっくり対応したいと思ったが、これで正しいのか不安
  • 介護も育児も共通点があることが分かった。これから役立つかも...
  • 地域でさまざまな支援があることが分かった。周りの人にも伝えていきたい
  • 認知症は若年層にもなることを知って大変参考になった


各会場の開催概要一覧
日程・会場
講師
人数
後半の内容
7月3日(火)午前あんさんぶる荻窪(杉並区)杉並区役所高齢者在宅支援課地域連携推進係・保健師31人1つの事例についてどんな声掛けや関わりができるか話し合い、発表
7月3日(火)午前多摩消費生活センター(立川市)南部西ふじみ包括支援センター・社会福祉士、看護士16人グループごとに認知症患者のごみ出しへの対応方法を模擬体験
7月5日(木)午後東京芸術センター(足立区)地域包括センター千住本町・キャラバンメイト18人設問について意見交換し答えを発表。認知症についての小テスト・答え合わせ
7月5日(木)午後下北沢区民集会所(世田谷区)北沢あんしんすこやかセンター・職員、キャラバンメイト21人学習内容を踏まえ、参加の動機や話したいこと・聞いてもらいたいことを話し合い
7月12日(木)午後渋谷商工会館(渋谷区)地域包括センター・職員、キャラバンメイト26人グループで対応方法のシミュレーションを実施。対応が正しいか検証し講師が説明

石巻市の給分浜・大原浜地区で炊き出し支援を行いました

東日本大震災の被災地、宮城県表浜(牡鹿半島)給分浜・大原浜地区で支援活動

2012.08.03

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東都生協(コープ)は2012年6月20日、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市の給分浜(きゅうぶんはま)・大原浜地区に位置する産直産地、㈱マルダイ長沼近くの国道沿いで今年度2回目の炊き出しを実施しました。

今回は主に、給分浜・大原浜の方を対象に、炊き出し350食、支援物資120個を提供しました。

弁当350食、サラダ・デザート・日用品を配付
今回の支援活動には、東都生協役職員と、取引先の産直団体、㈱コープミート千葉、(有)匝瑳ジーピーセンターの総勢約10人が参加。国道沿いの消防団施設前にテントを設置し、多くの方がお見えになりました。現地の㈱マルダイ長沼や宮城県漁協の皆さんも手伝いに加わっていただきました。

今回は炊き立てのご飯に和牛牛肉と温泉たまご・サラダ・バナナ・フルーツポンチ、日用品ではもーもーティシュ5箱パックも用意しました。また、国産若鶏モモ照焼・おかず(なすの煮びたし)、産直たまご10個パックを配付しました。

「炊き出し」案内は、現地の担当の方が前日まで声掛けを行っていただき、予定より40分前に列ができ、30分以上前にお渡しし、終了しました。

石巻市の大原小学校で炊き出し交流を行いました

東日本大震災被災地・宮城県石巻市表浜(牡鹿半島)で支援活動

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東都生協(コープ)は昨年に続き2012年5月19日、宮城県漁協・表浜支所の事務所がある石巻市大原小学校で今年度1回目の炊き出し交流を実施しました。現地では、大人・子どもも混ざっての「浜」対抗運動会[小渕浜(こぶちはま)・給分浜(きゅうぶんはま)・大原浜(おおはらはま)・十八成浜(くぐなりはま)]を開催中でした。

同地区に位置する産直産地、宮城県漁協・表浜支所と㈱マルダイ長沼は、今回の東日本大震災で甚大な被害を受けましたが、工場を整備し復興しています。東都生協では、現地からの要望を踏まえ、今後も継続的に、表浜の被災者に「元気」を届ける交流活動(炊き出し、支援物資提供)を実施する予定です。

弁当400食、サラダ・デザート・菓子を配付

今回の炊き出しには、東都生協役職員と、取引先の産直団体、㈱コープミート千葉、(有)匝瑳ジーピーセンターの総勢約15人が参加。

大原小学校の校庭にテントを設置し、たいやきや綿あめの屋台も設置し多くの方に提供しました。現地の㈱マルダイ長沼や宮城県漁協の皆さんにも、お手伝いに加わっていただきました。

今回用意した食品は、炊き立てのご飯に赤ワイン煮・スープ・サラダ・果物・わたあめ・かき氷・たいやき・豚骨付きハム・フルーツポンチなど約400食。

前日にはお弁当物資として21の家庭に、運動会用の惣菜として、鶏肉唐揚げ用・豚肉ローススライス・牛肩ローススライス・のり・ブラックタイガー・たまご・レタス・ミニトマト・きゅうり・植物油、いなり揚げ・唐揚げ粉・乾燥しいたけを配付しました。

「炊き出し」案内は、現地の担当の方が声掛けを行っていただき、午前の競技が終了した後、すぐに行列ができ、物資を全てお渡しし、終了しました。

校庭では、以前に組合員の皆さまからの東日本大震災支援募金を活用して提供した大漁旗が設置され、太鼓も活用されていました。

なお、今回の炊き出し、支援物資提供でも皆さまからお預かりした「1点1円募金」を活用させていただき、皆さまの思いを現地にお届けしました。

東都生協では秋以降も、東京に住む東都生協組合員と産地・メーカーの思いを一つに、被災地と被災産地・メーカーの復興に向けた支援活動に取り組んでまいります。

きょうされんとの交流会を開催しました

-みんなが集まって暖かな出会い-

2012.02.29

東都生協はきょうされんとの交流会を2012年2月17日、ルネこだいらで開催しました。

交流の目的は、共同作業所の方々との交流を通して福祉政策の現状を知り理解を深めること、共同作業所商品の普及を進めることにあります。東都生協組合員30人、きょうされんから16人が参加しました。

各作業所の活動や事業の様子を紹介

各作業所の活動や事業の様子を紹介

テーブルごとに商品のキャッチコピーを考えました

テーブルごとに商品のキャッチコピーを考えました

団体ごとに5つのテーブルに分かれ、組合員とともに商品のキャチコピーを考えました。作業所通所からは、商品作りへの熱い思いが語られました。

みんなで考えた、それぞれの思いのこもったキャッチコピー。ツボを得たキャッチコピーに作業所職員から「これ欲しかったです―」との声もありました。

みんなの思いがこもったキャッチコピー

みんなの思いがこもったキャッチコピー

みんなの思いがこもったキャッチコピー

きょうされん東京支部 黒澤さんより「きょうされん第35次国会請願署名」について障害のある人が当たり前のくらしができるように、誰もが住みやすい国にするために、署名への協力を求める呼び掛けがありました。

参加した組合員からは、「作業所が自分たちの街にあることをもっと意識し、みんなで住みよい社会にしていくことが大切」との声がありました。"あったか"な気持ちになった交流会でした。

各作業所の商品。自信作です

各作業所の商品。自信作です


きょうされん東京支部・黒澤さんは署名への協力の呼び掛けました

きょうされん東京支部・黒澤さんは
署名への協力の呼び掛けました

東都生協は、障害のある方々の社会参加を進める全国組織「きょうされん」(旧称:共同作業所全国連絡会)と、共同購入事業や組合員活動などをさまざまな場で協同を進めていきます。

東都生協が取り組む「きょうされん第35次国会請願署名」はこちら

テーマ活動交流会を開催しました !

「来て! 見て! 聞いて! 私たちの活動」

2012.01.31

東都生協(コープ)では、組合員のつながりを大切にし、テーマや分野ごとにネットワークづくりを目指すための活動交流の場として、2012年1月25日、文京シビックセンター区民会議室A・Bにてテーマ活動交流会を開催しました。

グループやサークル、支部運営委員会、支部テーマ別委員会、ブロック委員会、専門委員会から58人が参加し、日々の活動の発表や展示を行い、「くらし」「平和」「環境」「福祉」「食と農」「子育て」「商品」に分かれ、活動報告や今後のつながりについて意見交流しました。

団体発表では8団体から、ドイツ生まれの竪琴「ライアー」の演奏、簡単服飾のリメイク、生ごみ堆肥化の方法や成果、平和の朗読の実演、社会保障・消費者問題をテーマにした活動、子どもの本の読み聞かせや環境についてなど、日頃の活動報告がありました。

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展示コーナーには、7団体から写真やイラストや作品などのさまざまなものが飾られ、参加者とも交流を深めました。

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グループ交流では、自己紹介の後団体発表や展示の感想を発表し合い、活動を広げるためや交流の場を作る工夫などで話し合い盛り上がりました。最後にグループごとに発表し会場全体で共有しました。

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参加者からは、「他の団体の取り組みを直接聞けたことは良かった」や「このような交流の場が今後も必要だと思う」など感想がありました。2時間という短い時間でしたが活発に交流ができた有意義な時間でした。

【参加】
グループ10団体、サークル2団体、支部テーマ別委員会7団体、支部運営委員会2団体、ブロック委員会2団体、専門委員会3団体   計26団体

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宮城県表浜(牡鹿半島)で6回目の炊き出し支援

東日本大震災で被災した産直産地・メーカーへの復興支援活動

2011.11.23

今回の炊き出しスタッフ、東都生協役職員と生産者の皆さん

今回の炊き出しスタッフ、
東都生協役職員と生産者の皆さん

野菜の詰め合わせ作業

野菜の詰め合わせ作業

お肉、産直たまごなど生鮮品もセット

お肉、産直たまごなど生鮮品もセット

産地の方が米を次々と炊きあげます

産地の方が米を次々と炊きあげます

心を込めてお弁当を詰めました

心を込めてお弁当を詰めました

産地・メーカーの皆さんも一緒に作業

産地・メーカーの皆さんも一緒に作業

寒風吹きすさぶ中、長い列が

寒風吹きすさぶ中、長い列が

順番待ちの方々に温かい

順番待ちの方々に温かい
"特製スープ"を差し入れます

今回の炊き出しメニューは豚のしょうが焼き丼

今回の炊き出しメニューは
豚のしょうが焼き丼

野菜や生鮮品のセットを手渡し

野菜や生鮮品のセットを手渡し

「もーもーティシュ」もしっかりお渡ししました!

「もーもーティシュ」も
しっかりお渡ししました!

備長炭で焼きあげた、あじの干物(新商品)も提供

備長炭で焼きあげた、
あじの干物(新商品)も提供

ほど近い石巻漁港も地盤沈下で浸水したまま手つかずの状態

ほど近い石巻漁港も
地盤沈下で浸水したまま手つかずの状態

㈱マルダイ長沼の事務所。一部復旧工事が進む

㈱マルダイ長沼の事務所。
一部復旧工事が進む

東都生協(コープ)は2011年11月16日、宮城県漁協・表浜支所の事務所がある石巻市小渕浜地区で6回目の炊き出し交流を実施しました。

同地区に位置する産直産地、宮城県漁協・表浜支所と㈱マルダイ長沼は、今回の東日本大震災で甚大な被害を受けました。東都生協では、現地からの要望を踏まえ、6月から表浜の被災者に「元気」を届ける交流(炊き出し、支援物資提供)を実施しています。

◇ 弁当や生鮮品など約500食分を配付 ◇
今回は東都生協役職員と、取引先の産直団体、㈱コープミート千葉、(有)匝瑳ジーピーセンター、㈱加工連、JAみどりのから総勢約30人が参加。炊き出し場所は小渕浜地区のコンビニエンスストア駐車場に設置しました。

仙台に前泊した支援チームは、午前9時に会場に到着。気温1度と今年一番の冷え込みで、強風でテントや机が倒れそうになる中、取引先のチームと合流し、準備を始めます。現地の㈱マルダイ長沼や宮城県漁協の皆さんも手伝いに加わっていただきました。

今回は、炊きたてご飯のお弁当(豚肉しょうが焼き丼とサラダ)、生鮮品セット(産直たまご、豆腐、パックご飯、しょうがみそ漬け)、野菜セット約500食を用意。備長炭でその場で焼きあげたあじの干物のほか、日用品ではもーもーティシュ5箱パックも用意しました。

「炊き出し」案内は、現地の担当の方が当日朝8時、がれき撤去作業の際に声がけを行ったそうですが、配付予定時刻の30分前には長い列ができました。予定を30分繰り上げて午前11時に配付を開始し、正午前には用意した弁当、物資を全てお渡しし、終了しました。

なお、今回の炊き出し、支援物資提供でも組合員の皆さまからお預かりした東日本大震災支援募金を活用させていただき、皆さまの想いを現地にお届けしました。

東都生協では引き続き、東京に住む東都生協組合員と産地・メーカーの思いを一つに、被災地と被災産地・メーカーの復興に向けた支援活動に取り組んでまいります。

東都生協・東日本大震災支援募金についてはこちら

介護保険に関する学習会を開催しました

どうしたらいいの?! 介護は突然やってくる!!

2011.10.31

石垣さんの分かりやすいお話の後、<br>活発に質疑応答

石垣さんの分かりやすいお話の後、
活発に質疑応答

東都生協のくらし委員会は2011年9月30日、東京西部保健生協ケアマネージャー石垣香織さんを講師に、介護保険に関する学習会を開催しました。組合員26人が参加しました。(会場:東京都消費生活総合センター 17階 教室Ⅰ・Ⅱ)

突然やってくる介護。「介護申請はどんなときにするの?」「申請の方法は?」「どんなサービスが受けられるの?」これらのテーマを中心に、医療保険と介護保険の違いや介護施設の種類や違い、遠距離介護の事例など、質疑応答を交えながら内容を深めていきました。

すでに親御さんの介護をしている方や、いずれは必要になるからと30代の若い方まで、幅広い世代の方が熱心にお話を伺いました。具体的で実例に則した講義内容に、参加者からは、「いままで漠然としか知らなかったが、介護について考えるきっかけになった。」「遠距離の場合の対処の仕方も聞けて参考になった。」などの感想がありました。

くらし委員会では2011年12月7日(水)に「認知症を知ろう! ~正しく知れば怖くない~」を第2弾として予定しています。詳細は、組合員活動情報紙「ワォ」第165号をご覧ください。

「高齢者の急変に対応する方法」についての学習会を開催

高齢者の介護について、自宅での注意や事前の対応を学びました

2011.09.29

東都生協くらしの助け合いの会 ほっとはんどは2011年9月27日、高齢者宅での援助活動や自宅で高齢者の体調急変に備え「高齢者の急変に対応する方法」をテーマとした学習会を東京保健生協・介護事業部長・斉藤恵子さんを講師にお招きして開催しました。

斉藤さんは「急変時の対応も大切だが、それ以前の備えが大切」として、高齢者が居るお宅での注意や事前の対応について話しました。

食事の姿勢で誤えんを防止
食事での注意点として「まずは食事の姿勢です。食事中の誤えんや窒息事故を防ぐには、食事をする姿勢が大事です。背をまっすぐ伸ばして足を床につけて食事することで誤えんを防ぐことができます。食事の形態は食材を刻むより、柔らかめに調理したりとろみをつけたりするほうが気管に入りにくく誤えんを防ぐことができます」と説明。

屋内の環境整備が大切
「お風呂に椅子と手すりを付けると良い。また、着替えの際に、よろける高齢者が多いので、椅子に腰掛けて着替えさせる」と屋内環境の整備についても言及。「フローリング上に置いてある玄関マットや座布団で、滑って骨折してしまうケースがある。玄関マットなどは、滑り止めの上に置きましょう」と注意喚起しました。

いざというときに備え、「救急車119番」は壁に掲示
「喉に詰まらせ窒息したら慌てず、咳をさせたり背中をたたくことが大切。子どものように抱きかかえて、背中をたたくことは体重の重い大人は難しいもの。何かあったら119番通報!を」と訴えました。

しかし、普段よく分かっている「救急車は119番」も緊急時には慌ててしまい、思い出せないことが多いもの。この対策として斉藤さんは「いざというときのために、普段から緊急連絡表を目につくところに貼っておくとよい。緊急連絡表には、名前・住所・電話・生年月日・既往歴・救急隊に伝えるべき特記事項・ご家族連絡先・かかりつけ医の連絡先があるとよい」とアドバイスしました。

「どのようなときに、救急車を呼んだらよいのですか?」との質問に斉藤さんは「プロの私たちでもその判断は難しい。迷うようなら、すぐに119番」と応じました。

東都生協くらしの助け合いの会ほっとはんどは、東都生協の「いのちとくらしを守るために」の精神に基づき、有償での組合員相互の自主的な家事援助活動を進め、組合員のくらしを支え合うともに、安心して住み続けられる地域づくりに貢献していくことを目指しています。

東都生協くらしの助け合いの会ほっとはんど

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