みんなの活動:これまでの活動報告

福祉

東日本大震災支援募金についての中間報告

皆さまからの支援募金を、被災地支援に役立てています

2011.09.20

2011年3月17日から受け付けを開始した東日本大震災被災地への支援募金は、8月16日現在、総額73,991,149円に達しました。ご協力ありがとうございました。

お預かりした募金の活用
1.日本生協連に30,000,000円を送金しました。日本生協連は、全国生協からの支援金を取りまとめ、被災状況に即して案分し被災各県の義援金口座に随時送金しています。
2.被災した東都生協の取引産地・メーカー70件に32,540,000円を下記の基準によりお見舞金として配分しています。
3.支援物資の調達費用として599,256円を現地からの要望に基づく支援物資の調達に役立てています。

この他の募金は、引き続き被災地支援に役立ててまいります。
最終的な募金総額とその活用については、あらためてご報告いたします。

東都生協の取引産地・メーカーへの配分基準と見舞金額

被災状況 件数 1件当たり見舞金額
工場全壊など被災状況が甚大な取引先 18 150万円
上記で6月1日現在廃業の意思表示をしている取引先 1 50万円
被害があり、6月1日現在稼動できていない取引先 13 30万円
被害があり、供給再開(一部再開含む)できている取引先 38 3万円
合計 70 3,254万円

皆さまからの「書き損じはがき」が大きな力に!

家庭でできるボランティア・書き損じはがきなど回収キャンペーン報告

2011.09.19

東都生協(コープ)で2011年1月、書き損じはがきなどの回収キャンペーンを実施したところ、組合員の皆さまにたくさんのご協力をいただきました。ご協力いただき、誠にありがとうございました。取り組み結果について以下、ご報告いたします。

同キャンペーンでは、家庭に眠っている書き損じはがきや商品券、切手(使用済み・未使用)、中古CDやDVD、ゲームソフトなど換金可能な不用品を回収・換金を行います。

こうして生み出された資金は、アジア・アフリカなどで飢餓や貧困に直面する人々の自立支援事業や、障害者の就労支援施設の修繕費用に活用されます。いわば、一人ひとりの「家庭でできるボランティア」でもあります。

組合員から寄せられた不用品は、飢餓のない世界を創ることをめざして活動する国際協力NGO「ハンガー・フリー・ワールド」にて仕分けされ、同団体および東都生協などのリユースびんを使用した商品の洗びんなどを受託する社会福祉法人 きょうされんが運営する授産施設「リサイクル洗びんセンター」で換金され、それぞれが有効に活用されています。換金額、用途などの詳細については下表をご参照ください。

一人ひとりの善意が集まって、大きな支援となりました。皆さまのご協力に感謝申し上げます。

実施期間 2011年1月31日~5月31日の4カ月間
取り組み方法 宅配利用の全組合員に回収用の専用封筒を配付、郵送にて回収
取り組み結果

参加組合員数・・・・・・・・・2,734人

換金額合計・・・・・・・・・・6,436,402円

配分額と用途

【はがき】

換金額:1,851,966円

リサイクル洗びんセンターの洗びん機・施設の修繕費用として活用

【はがき以外】

換金額:4,584,436円

ハンガー・フリー・ワールドを通じ、アジア・アフリカなどでの飢餓や貧困に対する自立支援事業に活用



★ ご協力ありがとうございました ★

宮城県牡鹿半島・表浜で炊き出し支援を実施

現地に元気を届ける・炊き出し交流報告

2011.07.18

今回の炊き出し交流のメンバー

第1回炊き出し交流のメンバー

現地の人と一緒に炊き出し準備

現地の人と一緒に炊き出し準備

おいしい食事と一緒に

おいしい食事と一緒に"元気"をお届け

午後1時過ぎに全て無くなり、終了

午後1時過ぎに全て無くなり、終了

募金を活用して、靴下をお届けしました

募金を活用して、靴下をお届けしました

漁港は地盤沈下し、満潮時には海水が押し寄せます

漁港は地盤沈下し、
満潮時には海水が押し寄せます

宮城県漁協表浜支所。鉄筋の骨組みを残し、中は全て流出

宮城県漁協表浜支所。
鉄筋の骨組みを残し、中は全て流出

㈱マルダイ長沼は全壊。ようやくがれきを撤去

㈱マルダイ長沼は全壊。
ようやくがれきを撤去

東都生協(コープ)は2009年、宮城県の牡鹿半島・表浜にある取引先、宮城県漁協表浜支所、㈱マルダイ長沼との三者で「三陸魚つきの森・植樹協議会」を設立しましたが、これら2社は、今回の東日本大震災で甚大な被害を受けました。

東都生協では2011年6月15日、宮城県漁協・表浜支所の事務所がある石巻市小渕浜地区で、炊き出し交流を実施しました。

◇ 新鮮な野菜が好評 ◇
今回参加したのは、東都生協組合員・役職員6人と、東都生協の取引先、㈱コープミート千葉と(有)匝瑳ジーピーセンターの5人。炊き出し場所は、小渕浜地区災害対策本部前、コンビニエンスストアの駐車場をお借りして設置しました。

小渕浜地区は、避難所に指定されていた公民館が流されたため、被災者は高台に残った民家や民宿を避難所として共同生活を送っています。

今回のメニューは①豚肉の蒲焼丼か鶏肉の照焼丼、またはダブル丼 ②サラダ ③かたくちいわしのごま酢漬け ④お茶 ⑤冷やしきゅうり&トマト――からなる約400食を用意。また、生たまご、ゆでたまご、たまごスープ、充填豆腐なども持参しました。

仙台に前泊した炊き出しチームは、午前9時に会場に到着、準備を始めました。マルダイ長沼や漁協の方にも手伝っていただき、正午前からオープン。皆さん次々に会場に来てくださり、その場で食べたり、家族や一緒に暮らしている人の分を抱えて帰っていったり...。

午後1時過ぎには用意した食材が全て無くなり、終了しました。

現地の皆さんからは、
「今までにない盛大な賑わいだった。」
「丼物がおいしかった。久しぶりに肉を食べた。」
「かたくちいわしのごま酢漬けがおいしい。魚が食べたかったから、うれしい。」
「ミニトマトが、すっごくおいしい!! 生野菜がうれしい。」
など、うれしい感想をいただきました。

◇ 併せて支援物資をお届けしました ◇
現地より、夏の気温上昇に向け「夏物衣類が不足している」との支援要請がありました。
今回、夏物靴下1,000足を持参し、漁協組合員と家族、㈱マルダイ長沼従業員など地域住民の方にお届けしました。

なお、5月には、半袖Tシャツ1,000枚をお届けしています。

今後、東都生協では炊き出し食材や支援物資の提供など、組合員の皆さんからお預かりしている東日本大震災支援募金も活用しながら、支援活動に継続して取り組んでいきます。

東都生協くらしの助け合いの会「ほっとはんど」第13回総会が開催されました

東都生協くらしの助け合いの会ほっとはんど、2011年度の活動を開始

2011.05.13

染谷代表幹事あいさつ

染谷代表幹事あいさつ


東都生協 庭野理事長があいさつ。「2011年5月23日より高齢者向けの夕食宅配サービスを開始した。事業とほっとはんどの活動を連携させたい」

東都生協 庭野理事長があいさつ。
「2011年5月23日より高齢者向けの
夕食宅配サービスを開始した。
事業とほっとはんどの活動
を連携させたい」


2011年5月7日、東都生協くらしの助け合いの会 ほっとはんど第13回総会がさんぼんすぎセンターで開催されました。

冒頭、染谷代表幹事があいさつしました。
「3月11日に東日本大震災が発生し、余震や計画停電、交通機関が不安定な事態となったため、会員の安全を考慮して1カ月活動を中止した」と報告。「震災で大変な時にこその助け合い活動ではないかとも考えたが、ほっとはんどは日常の助け合い活動であり、大震災以後は、とても平常とはいえなかったため、活動を中止することにした」と経緯を説明。これからも日常生活のくらしの助け合いを基本にして活動していきたい」と語りました。

議案Ⅰ 2010年度活動報告および決算
議案Ⅱ 2011年度活動計画および予算
議案Ⅲ 2011年度幹事の選出

全ての議案が賛成多数で可決され、2011年度の活動が始まりました。

東都生協くらしの助け合い ほっとはんど

きょうされんと東都生協との交流会を開催しました!

交流を通して福祉政策の現状への理解を深めました

2011.01.31

共同作業所の方々との交流を通して、福祉政策の現状への理解を深めることを目的に、東都生協はきょうされんとの交流会-楽しく!笑顔で!語り合おう!-を2011年1月21日、杉並公会堂で開催しました。きょうされんから28人、東都生協組合員51人が参加しました。

冒頭、きょうされん東京支部より「障害者権利条約」のお話や、国際ルールに沿った新法づくりを求める「きょうされん第34次国会請願署名」についての協力の呼び掛けがありました。障害のある当事者が法令などの制定過程に参加することの大切さや応益負担の問題点を学びました。

職員・通所者が、各作業所の活動や事業の様子をパワーポイントで紹介

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続いて、きょうされん所属の共同作業所と東都生協組合員が8つのテーブルに分かれて交流。

同じテーブルの共同作業所が作った商品の良さを学んだ組合員からは、その商品について「エキスパートになります!」との意気込みが語られました。

交流した後は、各テーブルの組合員が、熱の入った作業所商品のアピールを行いました。

参加した組合員からは「作業所のことが理解できた」「私たちにできることや共同作業所と一緒にできることが少しでも増えるとよい」などの感想がありました。

東都生協はこれからも、障害のある方々の社会参加を進める全国組織「きょうされん」(旧称:共同作業所全国連絡会)と、共同購入事業や組合員活動などをさまざまな場で協同を進めます。

東都生協が取り組む「きょうされん第34次国会請願署名」はこちら

傾聴と話し方について学ぶ講習会を開催

心がつながるコミュニケーション PARTⅢ ~傾聴と話し方~

2010.11.29

相手の話を聞く人・聞かない人を実演

相手の話を聞く人・聞かない人を実演



2人1組みでロールプレイを行いました

2人1組みでロールプレイを行いました



講師の小谷津光子さん



東都生協は2010年11月25日、東京都消費生活総合センターにて、傾聴と話し方について学ぶ講習会「心がつながるコミュニケーションPARTⅢ」を開催し、32人が参加しました。

今回の講習会は、組合員同士の自主的な家事援助活動に取り組む「東都生協くらしの助け合いの会ほっとはんど」と、保育の助け合い活動を運営する「保育ママ委員会」の共催によるものです。

講師のNPO法人P.L.A・小谷津光子氏から、まずコミュニケーションの基本は、心を込めて相手の気持ちを聞くという「傾聴」であることを説明。傾聴の3つの心構え(受容・共感的理解・純粋性)や、話をする人が望んでいることについて学びました。

その後、2人組になり、ロールプレイで「人の話を聞いていない人との会話」や、この反対の「人の話を聞いている人との会話」を実演。この学習会に参加した動機をテーマに、実際に会話を実習し、振り返りと話し合いをしました。

参加者からは
「今日の実習から、自分はまさに子どもの話を聞いていなかったことがわかった。これからは改善したい」
「次回、保育ママとして活動する時に、学んだことを生かしたい」
「子どもに共感したいが、ついつい上から押さえ付けてしまっていた。これからは『私はこう思うけれど』という範囲にとどめるようにしたい。」
などの声が出されました。

家事援助や保育の活動のみならず、家族や友人とのコミュニケーションにも役立つ学習会となりました。

東都生協では、子育て中の組合員が安心して活動に参加できるようにと、事前に登録した組合員による有償の助け合い活動として保育ママ制度を設けています。

また、組合員相互の自主的な家事援助活動として「東都生協くらしの助け合いの会 ほっとはんど」を運営し、組合員自身の手でくらしを支え合い、安心して住み続けられる地域づくりを目指した活動を進めています。

東都生協くらしの助け合い ほっとはんどについてはこちら

東都生協に感謝状が授与されました

障害者雇用や障害者施設の授産活動への貢献が評価されました

2010.11.02

感謝状を授与される東都生協 庭野吉也理事長

感謝状を授与される
東都生協 庭野吉也理事長

受賞の弁を述べる庭野理事長

受賞の弁を述べる庭野理事長

東都生協が、障害者雇用に貢献したとして、世田谷区などから感謝状をいただきました。

今回の表彰理由は、世田谷区内の事業者として、障害者雇用や障害者施設の授産活動に貢献したことが評価されたものです。

感謝状の贈呈式は2010年10月26日、三軒茶屋キャロットタワー「世田谷文化生活情報センター生活工房」で開催。

障害者雇用に向けて取り組む企業を支援する取り組みを進める世田谷区、渋谷公共職業安定所、世田谷区障害者雇用促進連絡協議会から、東都生協・庭野吉也理事長に感謝状が手渡されました。

感謝状を受け取った庭野理事長は、「今回の表彰を大変うれしく受け止めています。地域に貢献する生活協同組合として、引き続き取り組みを進めていきたい」と述べました。

理解し合うことが大切 ~きょうされんとの交流会~

共同作業所との交流を通して福祉政策の現状を知り、理解を深める

2009.12.15

東都生協・池田組合員常任理事よりあいさつ

東都生協・池田組合員常任理事より
あいさつ

きょうされん東京支部・財政事業委員 菅原さんよりあいさつ

きょうされん東京支部・財政事業委員
菅原さんよりあいさつ

作業所のリレートーク

作業所のリレートーク

会場では共同作業所商品も販売

会場では共同作業所商品も販売

東都人材バンクの登録講師 新堀さんのベリーダンスミニステージ

東都人材バンクの登録講師 
新堀さんのベリーダンスミニステージ

みんなでベリーダンス

みんなでベリーダンス

東都生協は、障害のある方々の社会参加を進める全国組織「きょうされん」(旧称:共同作業所全国連絡会)と、共同購入事業や組合員活動などをさまざまな場で協同して取り組んでいます。

2009年12月10日、共同作業所の方たちとの交流を通して福祉政策の現状を知り、理解を深めることを目的に「きょうされんと東都生協との交流会」(小平市 ルネこだいら)を開催しました。きょうされんより9作業所32人、東都生協より38人が参加しました。

参加した9つの作業所から、事業・活動の様子をリレートークで紹介。東都生協の商品案内をセットしている作業所利用者からは、組合員の手元に届くチラシに乱れたものがないようにと、一生懸命セットしている普段の作業の様子が語られました。

参加した組合員からは、「作業所の方々が、東都生協のチラシがこんな一生懸命にセットされているなんて知らなかった。これからは、もっと大切に商品案内を見ます」などの声が出されました。

この他に、きょうされんとの協同事業としてリユースびんの洗浄を行う「リサイクル洗びんセンター」(昭島市)や、社会福祉法人ときわ会との協同事業で米ぬか石けんを製造する「福祉工場エバーグリーン」などからの報告もありました。

また、きょうされん東京支部より、障害者自立支援法の廃止と新法制定を求める「きょうされん第33次国会請願署名」の協力呼び掛けがあり、当日会場で20筆集まりました。

「声の商品案内」を届け続けて20年

声の商品案内を届ける「リーディングサービス」利用者との懇談会

2009.09.15

「やまびこの会」に感謝状を贈呈

「やまびこの会」に感謝状を贈呈

オペラ歌手の天野さんが歌声を披露

オペラ歌手の天野さんが歌声を披露

昼食を食べながら楽しく交流

昼食を食べながら楽しく交流

参加者全員で記念撮影

参加者全員で記念撮影

視覚障害がある組合員からの要望を受け、東都生協が商品案内などの内容を録音したテープを届けるサービス「リーディングサービス」を開始してから、2009年の9月で20年になります。それを記念して2009年9月12日、さんぼんすぎセンター(世田谷区上北沢)で「リーディングサービス20年記念利用者懇談会」を開催しました。

参加したのはサービス利用者と付き添いのガイドヘルパー(※)、そして商品案内の読み上げ、録音、発送作業を永年ボランティアで担っている「視覚障害者と協同するボランティアの会(通称「やまびこの会」)」のメンバーら57人と盲導犬2頭。

まず東都生協の中村副理事長が「やまびこの会」の活動に敬意を表して、感謝状を贈呈しました。

「やまびこの会」の中には、発足当時から20年間継続して活動しているメンバーも。東都生協のリーディングサービスを長い間支えていただいています。

続いて、ご自身がリーディングサービス利用者でオペラ歌手の天野亨さんのミニコンサート。天野さんの歌声に一同引き込まれ、聞き入ります。コンサートの締めくくりは天野さんの歌唱指導の下、参加者全員で「ふるさと」を合唱。

昼食をはさんで、懇談を行いました。

2009年から、CDによる声の商品案内「デイジー」の取り組みも開始した東都生協のリーディングサービス。利用者からは「リーディングサービスをはじめてから、注文数が増えた」「CDになってから、今まで以上に便利になった」などの意見が出されました。

全国の生協の中でも、草分け的な活動を続けてきた東都生協のリーディングサービス。利用者にとってなくてはならない活動であることを再認識できた懇談会となりました。


(※)ガイドヘルパー
視覚障害者の外出の補助を行う、移動介護従事者

体験しながら楽しく交流

福祉を取り巻く現状や共同作業所への理解を深める取り組み

2009.02.26

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これからも交流会を大切にしたい

2009年2月26日東都生協・さんぼんすぎセンター(杉並区下高井戸)で、「きょうされんとの交流会」が開催されました。きょうされん(旧称:共同作業所全国連絡会)7団体から19人の参加、組合員は37人の参加がありました。

いつも作業所で作製している押し花はがき、藍染タオル、ビーズアクセサリーなどの作り方を教えてもらいながらの交流は、各テーブルで楽しく話が弾み、笑顔いっぱいの時間になりました。

その後は、お茶とクッキーで作品のできばえや作業所の生活などを話題に歓談、みなさんの作品の販売もあり、盛りだくさんの交流会になりました。

参加した組合員からは、「作業体験がよかった」「子どもと一緒に参加したいので、ぜひ夏休みに開催してほしい」などの声が寄せられ、きょうされん団体からの参加者からは、「もっと交流したかった」ととても名残惜しそうでした。
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