福祉
皆さまからの「書き損じはがき」が大きな力に!
家庭でできるボランティア・書き損じはがきなど回収キャンペーン報告
東都生協(コープ)で2011年1月、書き損じはがきなどの回収キャンペーンを実施したところ、組合員の皆さまにたくさんのご協力をいただきました。ご協力いただき、誠にありがとうございました。取り組み結果について以下、ご報告いたします。
同キャンペーンでは、家庭に眠っている書き損じはがきや商品券、切手(使用済み・未使用)、中古CDやDVD、ゲームソフトなど換金可能な不用品を回収・換金を行います。
こうして生み出された資金は、アジア・アフリカなどで飢餓や貧困に直面する人々の自立支援事業や、障害者の就労支援施設の修繕費用に活用されます。いわば、一人ひとりの「家庭でできるボランティア」でもあります。
組合員から寄せられた不用品は、飢餓のない世界を創ることをめざして活動する国際協力NGO「ハンガー・フリー・ワールド」にて仕分けされ、同団体および東都生協などのリユースびんを使用した商品の洗びんなどを受託する社会福祉法人 きょうされんが運営する授産施設「リサイクル洗びんセンター」で換金され、それぞれが有効に活用されています。換金額、用途などの詳細については下表をご参照ください。
一人ひとりの善意が集まって、大きな支援となりました。皆さまのご協力に感謝申し上げます。
実施期間 |
2011年1月31日~5月31日の4カ月間 |
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取り組み方法 |
宅配利用の全組合員に回収用の専用封筒を配付、郵送にて回収 |
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取り組み結果 |
参加組合員数・・・・・・・・・2,734人 換金額合計・・・・・・・・・・6,436,402円 |
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配分額と用途 |
【はがき】 |
【はがき以外】 |
★ ご協力ありがとうございました ★
宮城県牡鹿半島・表浜で炊き出し支援を実施
現地に元気を届ける・炊き出し交流報告
第1回炊き出し交流のメンバー |
現地の人と一緒に炊き出し準備 |
おいしい食事と一緒に"元気"をお届け |
午後1時過ぎに全て無くなり、終了 |
募金を活用して、靴下をお届けしました |
漁港は地盤沈下し、 |
宮城県漁協表浜支所。 |
㈱マルダイ長沼は全壊。 |
東都生協(コープ)は2009年、宮城県の牡鹿半島・表浜にある取引先、宮城県漁協表浜支所、㈱マルダイ長沼との三者で「三陸魚つきの森・植樹協議会」を設立しましたが、これら2社は、今回の東日本大震災で甚大な被害を受けました。
東都生協では2011年6月15日、宮城県漁協・表浜支所の事務所がある石巻市小渕浜地区で、炊き出し交流を実施しました。
◇ 新鮮な野菜が好評 ◇
今回参加したのは、東都生協組合員・役職員6人と、東都生協の取引先、㈱コープミート千葉と(有)匝瑳ジーピーセンターの5人。炊き出し場所は、小渕浜地区災害対策本部前、コンビニエンスストアの駐車場をお借りして設置しました。
小渕浜地区は、避難所に指定されていた公民館が流されたため、被災者は高台に残った民家や民宿を避難所として共同生活を送っています。
今回のメニューは①豚肉の蒲焼丼か鶏肉の照焼丼、またはダブル丼 ②サラダ ③かたくちいわしのごま酢漬け ④お茶 ⑤冷やしきゅうり&トマト――からなる約400食を用意。また、生たまご、ゆでたまご、たまごスープ、充填豆腐なども持参しました。
仙台に前泊した炊き出しチームは、午前9時に会場に到着、準備を始めました。マルダイ長沼や漁協の方にも手伝っていただき、正午前からオープン。皆さん次々に会場に来てくださり、その場で食べたり、家族や一緒に暮らしている人の分を抱えて帰っていったり...。
午後1時過ぎには用意した食材が全て無くなり、終了しました。
現地の皆さんからは、
「今までにない盛大な賑わいだった。」
「丼物がおいしかった。久しぶりに肉を食べた。」
「かたくちいわしのごま酢漬けがおいしい。魚が食べたかったから、うれしい。」
「ミニトマトが、すっごくおいしい!! 生野菜がうれしい。」
など、うれしい感想をいただきました。
◇ 併せて支援物資をお届けしました ◇
現地より、夏の気温上昇に向け「夏物衣類が不足している」との支援要請がありました。
今回、夏物靴下1,000足を持参し、漁協組合員と家族、㈱マルダイ長沼従業員など地域住民の方にお届けしました。
なお、5月には、半袖Tシャツ1,000枚をお届けしています。
今後、東都生協では炊き出し食材や支援物資の提供など、組合員の皆さんからお預かりしている東日本大震災支援募金も活用しながら、支援活動に継続して取り組んでいきます。
東都生協くらしの助け合いの会「ほっとはんど」第13回総会が開催されました
東都生協くらしの助け合いの会ほっとはんど、2011年度の活動を開始
染谷代表幹事あいさつ |
東都生協 庭野理事長があいさつ。 |
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冒頭、染谷代表幹事があいさつしました。
「3月11日に東日本大震災が発生し、余震や計画停電、交通機関が不安定な事態となったため、会員の安全を考慮して1カ月活動を中止した」と報告。「震災で大変な時にこその助け合い活動ではないかとも考えたが、ほっとはんどは日常の助け合い活動であり、大震災以後は、とても平常とはいえなかったため、活動を中止することにした」と経緯を説明。これからも日常生活のくらしの助け合いを基本にして活動していきたい」と語りました。
議案Ⅰ 2010年度活動報告および決算
議案Ⅱ 2011年度活動計画および予算
議案Ⅲ 2011年度幹事の選出
全ての議案が賛成多数で可決され、2011年度の活動が始まりました。
東都生協くらしの助け合い ほっとはんどきょうされんと東都生協との交流会を開催しました!
交流を通して福祉政策の現状への理解を深めました
共同作業所の方々との交流を通して、福祉政策の現状への理解を深めることを目的に、東都生協はきょうされんとの交流会-楽しく!笑顔で!語り合おう!-を2011年1月21日、杉並公会堂で開催しました。きょうされんから28人、東都生協組合員51人が参加しました。
冒頭、きょうされん東京支部より「障害者権利条約」のお話や、国際ルールに沿った新法づくりを求める「きょうされん第34次国会請願署名」についての協力の呼び掛けがありました。障害のある当事者が法令などの制定過程に参加することの大切さや応益負担の問題点を学びました。
職員・通所者が、各作業所の活動や事業の様子をパワーポイントで紹介
続いて、きょうされん所属の共同作業所と東都生協組合員が8つのテーブルに分かれて交流。
同じテーブルの共同作業所が作った商品の良さを学んだ組合員からは、その商品について「エキスパートになります!」との意気込みが語られました。
交流した後は、各テーブルの組合員が、熱の入った作業所商品のアピールを行いました。
参加した組合員からは「作業所のことが理解できた」「私たちにできることや共同作業所と一緒にできることが少しでも増えるとよい」などの感想がありました。
東都生協はこれからも、障害のある方々の社会参加を進める全国組織「きょうされん」(旧称:共同作業所全国連絡会)と、共同購入事業や組合員活動などをさまざまな場で協同を進めます。
傾聴と話し方について学ぶ講習会を開催
心がつながるコミュニケーション PARTⅢ ~傾聴と話し方~
相手の話を聞く人・聞かない人を実演 |
2人1組みでロールプレイを行いました |
講師の小谷津光子さん |
今回の講習会は、組合員同士の自主的な家事援助活動に取り組む「東都生協くらしの助け合いの会ほっとはんど」と、保育の助け合い活動を運営する「保育ママ委員会」の共催によるものです。
講師のNPO法人P.L.A・小谷津光子氏から、まずコミュニケーションの基本は、心を込めて相手の気持ちを聞くという「傾聴」であることを説明。傾聴の3つの心構え(受容・共感的理解・純粋性)や、話をする人が望んでいることについて学びました。
その後、2人組になり、ロールプレイで「人の話を聞いていない人との会話」や、この反対の「人の話を聞いている人との会話」を実演。この学習会に参加した動機をテーマに、実際に会話を実習し、振り返りと話し合いをしました。
参加者からは
「今日の実習から、自分はまさに子どもの話を聞いていなかったことがわかった。これからは改善したい」
「次回、保育ママとして活動する時に、学んだことを生かしたい」
「子どもに共感したいが、ついつい上から押さえ付けてしまっていた。これからは『私はこう思うけれど』という範囲にとどめるようにしたい。」
などの声が出されました。
家事援助や保育の活動のみならず、家族や友人とのコミュニケーションにも役立つ学習会となりました。
東都生協では、子育て中の組合員が安心して活動に参加できるようにと、事前に登録した組合員による有償の助け合い活動として保育ママ制度を設けています。
また、組合員相互の自主的な家事援助活動として「東都生協くらしの助け合いの会 ほっとはんど」を運営し、組合員自身の手でくらしを支え合い、安心して住み続けられる地域づくりを目指した活動を進めています。
東都生協に感謝状が授与されました
障害者雇用や障害者施設の授産活動への貢献が評価されました
感謝状を授与される |
受賞の弁を述べる庭野理事長 |
今回の表彰理由は、世田谷区内の事業者として、障害者雇用や障害者施設の授産活動に貢献したことが評価されたものです。
感謝状の贈呈式は2010年10月26日、三軒茶屋キャロットタワー「世田谷文化生活情報センター生活工房」で開催。
障害者雇用に向けて取り組む企業を支援する取り組みを進める世田谷区、渋谷公共職業安定所、世田谷区障害者雇用促進連絡協議会から、東都生協・庭野吉也理事長に感謝状が手渡されました。
感謝状を受け取った庭野理事長は、「今回の表彰を大変うれしく受け止めています。地域に貢献する生活協同組合として、引き続き取り組みを進めていきたい」と述べました。
理解し合うことが大切 ~きょうされんとの交流会~
共同作業所との交流を通して福祉政策の現状を知り、理解を深める
東都生協・池田組合員常任理事より |
きょうされん東京支部・財政事業委員 |
作業所のリレートーク |
会場では共同作業所商品も販売 |
東都人材バンクの登録講師 |
みんなでベリーダンス |
2009年12月10日、共同作業所の方たちとの交流を通して福祉政策の現状を知り、理解を深めることを目的に「きょうされんと東都生協との交流会」(小平市 ルネこだいら)を開催しました。きょうされんより9作業所32人、東都生協より38人が参加しました。
参加した9つの作業所から、事業・活動の様子をリレートークで紹介。東都生協の商品案内をセットしている作業所利用者からは、組合員の手元に届くチラシに乱れたものがないようにと、一生懸命セットしている普段の作業の様子が語られました。
参加した組合員からは、「作業所の方々が、東都生協のチラシがこんな一生懸命にセットされているなんて知らなかった。これからは、もっと大切に商品案内を見ます」などの声が出されました。
この他に、きょうされんとの協同事業としてリユースびんの洗浄を行う「リサイクル洗びんセンター」(昭島市)や、社会福祉法人ときわ会との協同事業で米ぬか石けんを製造する「福祉工場エバーグリーン」などからの報告もありました。
また、きょうされん東京支部より、障害者自立支援法の廃止と新法制定を求める「きょうされん第33次国会請願署名」の協力呼び掛けがあり、当日会場で20筆集まりました。
「声の商品案内」を届け続けて20年
声の商品案内を届ける「リーディングサービス」利用者との懇談会
「やまびこの会」に感謝状を贈呈 |
オペラ歌手の天野さんが歌声を披露 |
昼食を食べながら楽しく交流 |
参加者全員で記念撮影 |
参加したのはサービス利用者と付き添いのガイドヘルパー(※)、そして商品案内の読み上げ、録音、発送作業を永年ボランティアで担っている「視覚障害者と協同するボランティアの会(通称「やまびこの会」)」のメンバーら57人と盲導犬2頭。
まず東都生協の中村副理事長が「やまびこの会」の活動に敬意を表して、感謝状を贈呈しました。
「やまびこの会」の中には、発足当時から20年間継続して活動しているメンバーも。東都生協のリーディングサービスを長い間支えていただいています。
続いて、ご自身がリーディングサービス利用者でオペラ歌手の天野亨さんのミニコンサート。天野さんの歌声に一同引き込まれ、聞き入ります。コンサートの締めくくりは天野さんの歌唱指導の下、参加者全員で「ふるさと」を合唱。
昼食をはさんで、懇談を行いました。
2009年から、CDによる声の商品案内「デイジー」の取り組みも開始した東都生協のリーディングサービス。利用者からは「リーディングサービスをはじめてから、注文数が増えた」「CDになってから、今まで以上に便利になった」などの意見が出されました。
全国の生協の中でも、草分け的な活動を続けてきた東都生協のリーディングサービス。利用者にとってなくてはならない活動であることを再認識できた懇談会となりました。
(※)ガイドヘルパー
視覚障害者の外出の補助を行う、移動介護従事者
体験しながら楽しく交流
福祉を取り巻く現状や共同作業所への理解を深める取り組み
これからも交流会を大切にしたい |
いつも作業所で作製している押し花はがき、藍染タオル、ビーズアクセサリーなどの作り方を教えてもらいながらの交流は、各テーブルで楽しく話が弾み、笑顔いっぱいの時間になりました。
その後は、お茶とクッキーで作品のできばえや作業所の生活などを話題に歓談、みなさんの作品の販売もあり、盛りだくさんの交流会になりました。
参加した組合員からは、「作業体験がよかった」「子どもと一緒に参加したいので、ぜひ夏休みに開催してほしい」などの声が寄せられ、きょうされん団体からの参加者からは、「もっと交流したかった」ととても名残惜しそうでした。
皆さんの善意でサイクロンシェルターが完成しました
「バングラデシュ・ミャンマーサイクロン募金」のご報告
svaの木村万里子さんより |
SVAの関尚士事務局長に |
バングラデシュ |
孤児院の前で |
2008年5月に東都生協で取り組んだ「バングラデシュ・ミャンマー(ビルマ)サイクロン募金」に寄せられた募金額は1,480万円超に達し、バングラデシュ、ミャンマーのそれぞれ復興支援・緊急支援に充てられました。
2009年1月30日、今回の募金を寄託した社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)の緊急支援担当・木村万里子さんが東都生協本部を来訪し、当組合・竺原(じくはら)常務理事に対して東都生協「バングラデシュ被災地復興支援活動完了報告」を行い、13ページにわたる「報告書」が手渡されました。
ご協力いただいた皆さまに感謝を申し上げますとともに、詳細をご報告いたします。
サイクロン募金報告
組合員の募金総額1,489万円余りが
被災者支援に役立てられてきました
2008年5月3日夜からミャンマー(ビルマ)南部を襲ったサイクロンは、死者22,980人・行方不明42,100人(2008年5月7日、国営テレビ=時事)、約100万人が家を失う(国連担当官=毎日)大惨事をもたらしました。
その前年2007年11月15日にバングラデシュ南部を襲ったサイクロンでは、約3,400人が命を落とし、約150万世帯の家を奪いました。半年を経た今も、人々の心に傷を残しています。
東都生協は2008年5月12日(月)から全組合員に被災状況を伝え緊急募金を呼び掛けるチラシを配付しました。緊急募金チラシでは、東都生協組合員に以下の内容をお知らせしました。
- 東都生協は、社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA、本部・新宿区)と提携し、お預かりする募金は、現地の住民組織、非政府組織などの協力を得て、直接、被災地の救援・復興に役立てる。
- バングラデシュでは子どもたちのための教室やサイクロン避難用施設建設のために。ミャンマー(ビルマ)では現地組織との関係を確保した上で、被災住民本位の支援を構築するために募金を活用する。
- 2つの被災地への募金の配分は生協とSVAとで協議して行う
短期間に14,892,662円の募金が寄せられました
2008年7月12日、東都生協・宗村弘子副理事長は新宿区大京町の同会本部を訪れ、募金全額を同会に贈呈。両団体で協議した結果、
バングラデシュ・サイクロン被災者復興支援として595万5,625円、ミャンマー(ビルマ)・サイクロン被災者緊急支援として893万3,417円をそれぞれ配分することを確認しました。
以下、すでに完了したバングラデシュ・サイクロン被災者復興支援事業と、支援継続中のミャンマー(ビルマ)被災者緊急支援の中間状況について、報告します。
バングラデシュで鉄筋2階建てのサイクロンシェルター4棟が完成
東都生協・組合員からの募金595万円余が地域を活性化
2009年1月30日、同会の緊急支援担当・木村万里子さんが東都生協を訪問し、東都生協・竺原俊明(じくはらとしあき)常務理事に「バングラデシュ・サイクロン『シドル』被災地復興支援活動活動完了報告書」を手渡しました。
バングラデシュでは、今後おそらく何度も再来するであろうサイクロンの被害に備え、本格的なシェルターの建設に募金全額が役立てられました。サイクロンや津波が発生した場合は、近隣住民は、鉄筋コンクリート2階建てのシェルターの2階に避難することができるようになりました。2階には牛などの家畜も避難できます。
シェルターは、同会の支援でこれまでに4棟建設されました。このうちの1棟は、バングラデシュ南部のボルグナサダル郡に位置し、ベンガル湾を河口とするブリシャワル川沿いの地域であるケオラブニア地区に、東都生協・東京南部生協と他の日本の3団体の計5団体からの募金で建設されました。
シェルターの日常運営は、男女の地域住民で構成する運営委員会によってなされ、地域の集会所・コミュニティセンターとして機能しています。

ミャンマー(ビルマ)
組合員からお寄せいただいた募金は、被災3日後から緊急物資を直接届ける活動の原資として役立ちました
一方、ミャンマー(ビルマ)でのサイクロン被害に対しては、直後に各国からの支援協力が表明されたのに対して、同国側がこうした支援を警戒して、一時は膠着(こうちゃく)状態となり、その間にも多数の犠牲者が生じるという事態となりました。
同会はかねてからタイに現地事務所を設けていたこともあり、被災直後からミャンマー(ビルマ)国内のボランティア諸団体と連絡を取り、独自のルートを開発して、5月6日から水(ボトル入り)、浄水剤、米、毛布、薬(下痢止めなど)のほか、小屋を建てるためのブルーシートなどの建材を被災者に直接届けるという活動を精力的に展開し、5月末までに42,000人に届けることができました。
その後も活動は拡大して展開し、7月までに87か村で配付活動を行い、延べ182,000人に救援物資が届けられました。7月からは稲作農家への「種籾」の配付や、共同で利用するトラクターの支援、漁村への船や魚網を届けました。
①食料品(飲料水、米、豆、じゃがいも、玉ねぎ、油):46,400人分②衣服と靴:11,600人分
③家屋修繕や避難小屋の建設資材:8,665世帯分
④遺体処理、塩害環境整備資材:43か村分
⑤救急衛生セット:26,900セット
⑥トラクター:16台(約80家族分)
⑦移動医療チームの展開費用:毎週平均10チーム
⑧離散家族支援:103人の交通費など
農漁村の生活再建と孤児院建設、保育施設
これまでにサイクロン被災の子どもたちを応援する復興支援活動として、孤児院2棟が建設され、男児70人、女児31人が利用しています。さらに保育施設の修繕・建て直しに取り組み、これまで34棟が再建され、女児421人、男児440人が利用しています。

同会では、これまで各国の子どもたちに絵本を贈るボランティア活動を展開してきました。日本の絵本の日本語の箇所を当該国の言葉に直したシールを貼り、現地の子どもたちに読んでもらうという取り組みです。国内の絵本作家や出版者の了解を得て、ボランティアが2,000円の実費を負担しながら、現地の言葉に翻訳したシール貼りを行います。(詳細はここをクリックしてください)
ミャンマー(ビルマ)の子どもたちに絵本を贈るボランティアを、同会は募集しています。東都生協の組合員は実費2,000円が昨年の募金から拠出されます。
【参考】
社団法人シャンティ国際ボランティア会・ミャンマー支援活動(外部サイトにリンクします)
【お問い合わせ先】
社団法人 シャンティ国際ボランティア会 東京事務所 03-5360-1233(緊急救援担当:白鳥、薄木)
東都生協 03-6859-4680