宮城県表浜(牡鹿半島)で6回目の炊き出し支援
東日本大震災で被災した産直産地・メーカーへの復興支援活動
今回の炊き出しスタッフ、 |
野菜の詰め合わせ作業 |
お肉、産直たまごなど生鮮品もセット |
産地の方が米を次々と炊きあげます |
心を込めてお弁当を詰めました |
産地・メーカーの皆さんも一緒に作業 |
寒風吹きすさぶ中、長い列が |
順番待ちの方々に温かい |
今回の炊き出しメニューは |
野菜や生鮮品のセットを手渡し |
「もーもーティシュ」も |
備長炭で焼きあげた、 |
ほど近い石巻漁港も |
㈱マルダイ長沼の事務所。 |
東都生協(コープ)は2011年11月16日、宮城県漁協・表浜支所の事務所がある石巻市小渕浜地区で6回目の炊き出し交流を実施しました。
同地区に位置する産直産地、宮城県漁協・表浜支所と㈱マルダイ長沼は、今回の東日本大震災で甚大な被害を受けました。東都生協では、現地からの要望を踏まえ、6月から表浜の被災者に「元気」を届ける交流(炊き出し、支援物資提供)を実施しています。
◇ 弁当や生鮮品など約500食分を配付 ◇
今回は東都生協役職員と、取引先の産直団体、㈱コープミート千葉、(有)匝瑳ジーピーセンター、㈱加工連、JAみどりのから総勢約30人が参加。炊き出し場所は小渕浜地区のコンビニエンスストア駐車場に設置しました。
仙台に前泊した支援チームは、午前9時に会場に到着。気温1度と今年一番の冷え込みで、強風でテントや机が倒れそうになる中、取引先のチームと合流し、準備を始めます。現地の㈱マルダイ長沼や宮城県漁協の皆さんも手伝いに加わっていただきました。
今回は、炊きたてご飯のお弁当(豚肉しょうが焼き丼とサラダ)、生鮮品セット(産直たまご、豆腐、パックご飯、しょうがみそ漬け)、野菜セット約500食を用意。備長炭でその場で焼きあげたあじの干物のほか、日用品ではもーもーティシュ5箱パックも用意しました。
「炊き出し」案内は、現地の担当の方が当日朝8時、がれき撤去作業の際に声がけを行ったそうですが、配付予定時刻の30分前には長い列ができました。予定を30分繰り上げて午前11時に配付を開始し、正午前には用意した弁当、物資を全てお渡しし、終了しました。
なお、今回の炊き出し、支援物資提供でも組合員の皆さまからお預かりした東日本大震災支援募金を活用させていただき、皆さまの想いを現地にお届けしました。
東都生協では引き続き、東京に住む東都生協組合員と産地・メーカーの思いを一つに、被災地と被災産地・メーカーの復興に向けた支援活動に取り組んでまいります。