環境
明かりを消して「100万人のキャンドルナイト2005冬至」
夏至と冬至の午後8時〜10時の2時間、照明を消しロウソクを灯して過ごすスローライフ運動を進めています
東都生協では、環境を大切にする、さまざまな活動を進めています。2005年は6月21日(夏至の日)に続き、12月22日(冬至の日)に環境活動の一環として「キャンドルナイト」に取り組みました。「キャンドルナイト」は、アメリカでのエネルギー政策に抗議する自主停電の運動から始まりました。夜8時から10時の2時間、明かりを消した暮らしを呼び掛けています。
◆取り組みに参加した組合員からの声
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今回も、ろうそくの火をつけて食事をしました。
電気の有り難さを(便利で快適な生活を送れるので)つくづく感じました。実は、うちでは、キャンドルナイトを始めてから夕食の時の、落ちつく感じがとても気に入って、時々、やっています。
電気の有り難みを考える良い機会でもあり、無駄な電気を使わないように気を付けるようにもなりました。
これからも「キャンドルの光で夕食」を続けていこうと思っています。
(調布市 Tさん)
12月のキャンドルナイトには、アロマのろうそくなどたくさん用意しておいて楽しみました。それ以来、夜、茶わん洗いする時などは、あまり明るくなくても良いので、ろうそくを並べて、洗ったりして楽しむようになりました。
(目黒区 Tさん)
外が明るいので(他の家の光ですが)、電気が無くても過ごせました。他の人も地球のことを考えながら過ごしていると思うと、つながっているみたいでちょっと楽しい(でも、外が明るいということは、周りの人はやってない‥?!)。
子どもがもう少し大きくなったらキャンドルをともし、語り合って過ごしてみたいなぁ、と思いました。
(世田谷区 Kさん)
◆参加した職員からの声
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家の明かりを全て消して、8階から外を見て、どんなに街が明るいか見てみました。予想以上に外は明るく、無駄と思われる明かりがキラキラしていました。
防犯上のこともあると思うので、明かりの使い方を家族と話し合いました。
(足立センター M職員)
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2005年12月東都生協NO₂測定結果のご報告
東都生協組合員による二酸化窒素(NO₂)測定活動
2005年12月1日(木)午後6時~12月2日(金)午後6時の24時間、
簡易カプセルでNO₂測定を行いました。その結果をご報告します。
東都生協は1988年から二酸化窒素(NO₂)測定に取り組み、測定結果を「大気汚染測定運動東京連絡会」に提供しています。この連絡会では生協のほか、さまざまな団体から集めた測定結果を基に、大気汚染の改善を求めて運動を展開しています。毎回の地道な測定の積み重ねが大きな運動を支えています。
測定日時:2005年12月1日(木)午後6時~12月2日(金)午後6時
配付数:1033個
回収数:701個
有効カプセル数:610個
回収率:67.9%
※環境省が定めたNO₂の基準値は「0.04~0.06ppmのゾーン、またはそれ以下であること」とされています。
探検しよう!! 高尾山
森林インストラクターが、普段では見過ごしがちな高尾山の自然を丁寧にガイド
インストラクターの指す |
2005年11月8日、環境委員会主催「秋の自然環境教室in高尾山」の企画で山歩きをしました。
参加者26人は3つの班に分かれて山頂を目指します。
各班にはインストラクターが付き、山道でのマナーや安全、動植物の生態、周囲の地形などを詳しく学びました。
見て、聞いて、触れて、感覚を充分に働かせながら自然を満喫しました。
「素晴らしい高尾山の環境をこれからも守りたい」「今日はたくさんのことを学びました」などの感想が寄せられました。
「東京大気汚染公害裁判」を支援する署名の報告
東都生協は「東京大気汚染公害裁判」を支援するための署名に...
東都生協は「東京大気汚染公害裁判」を支援するための署名に取り組み、936筆の署名が集まりました。
署名用紙の配付対象は、NO₂測定活動の参加者、環境委員、ブロック運営委員や役職員などとしました。
2005年8月31日、集まった署名を要請団体である東京大気汚染公害裁判原告団・弁護団・勝利を目指す実行委員会に手渡しました。ご協力ありがとうございました。
8月26日に「ナゾの木をさがせ! 自然たんけんラリー」を開催
2005年8月26日に実施した"ナゾの木をさがせ!自然たんけんラリー" ナゾの木...
2005年8月26日に実施した"ナゾの木をさがせ!自然たんけんラリー"
ナゾの木の正体は、なんだったのでしょうか?
答え その1【ラ】
答え その2【ク】
答え その3【ウ】
答え その4【ショウ】
ナゾの木は【ラクウショウ】でした。環境学習研究会の先生が説明しています。
とても変わった木です。興味のある方は、図鑑を調べたり、新宿御苑へ来てみてね。
先生の足もとにもラクウショウの木の一部が見えてます。
新宿からわずか10分程度。深い森ような中も歩きました。
とても大きな木もありました。
ご参加ありがとうございました。
日程変更でご迷惑おかけしたことをお詫び申し上げます。
新宿御苑でネイチャーゲーム
機関誌 『東都生協だより』 2005年10月号より
葉の匂いを嗅いで、 |
2005年8月26日、東都生協の環境委員会は「ナゾの木をさがせ! 自然たんけんラリー」を開催。
講師も含めた20人が、都会の真ん中にある森の中で親子でゲームを楽しみながら、自然や環境を考えた1日でした。
匂い、葉、木肌や根など、木についてさまざまなことを発見しました。前日に通った台風が落としたいろいろな枝や実は、珍しいおみやげになりました。
専門委員会主催の情勢学習会が開催されました
機関誌 『東都生協だより』 2005年8月号より
2005年度の各専門委員会の活動に先立って、世界や日本の情勢(状況)を学習し、委員会の重点テーマと課題を確認するために、5つの専門委員会がそれぞれ情勢学習会を行いました。
東都生協の環境委員会は2005年7月7日、東京都消費生活総合センターにて日本生協連の大沢年一氏(環境事業推進室長)を講師に「地球温暖化を考える」をテーマにした学習会を開催し、組合員8人が参加しました。
大雨、季節はずれの台風...過去に例のない異常気象と地球温暖化(気候変動)の関連が指摘されています。
温暖化をストップするため国際会議が行われ、今年2月、京都議定書が発効しました。
日本は、温室効果ガスの排出量を2008〜2012年までに、1990年対比で6%減らさねばなりませんが、逆に増加しています。学習会を受けての話し合いでは、「私たちはどうしたら良いのか」「無関心な人が多いので、温暖化ストップは無理?」などの疑問も出されました。
これについて「ほんの少ししかできなくても、大勢の人々が参加し、その人たちがさらにもう一歩の何か目指していく。そんな取り組みが大切です」との話がありました。
情勢の学習とともに、これからの組合員活動を進めていく上での貴重な指針を得た学習会となりました。環境月間に「100万人のキャンドルナイト」を実施
機関誌 『東都生協だより』 2005年9月号より
3本のローソクで、 |
東都生協は、2005年6月21日の夏至の日に、環境活動の一環として「キャンドルナイト」に取り組みました。
機関誌「東都生協だより」などで広く組合員に呼び掛けるとともに、環境委員会などの組合員組織をはじめ、職場でも早めに仕事を終わらせ「電気」を消すなど、さまざまな形でこの取り組みに参加しました。
東都生協は、これからも環境を大切にし、そのための活動を進めていきます。
取り組みに参加した組合員からの声
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昼間私は仕事、3歳の娘は保育園と別々なので、夕食後は一緒に遊ぶ大事な時間です。
21日は灯りを消し、ベランダに座り、2人で外を眺めました。遠くに高速道路や川や新幹線が見えます。
「あっ新幹線だね」「バスが行ったね」など、光が流れていくのを楽しんだり、いつもはじっくり見ることのない夜の川が車のライトや街の灯でキラキラ輝いたり、黒く沈んだりする様子を観察しました。「キャンドルナイトについて知っている人がどのくらいいるのかな」と感じたり娘をだっこしたり、おしゃべりをしたり、ゆったりと時間が流れる静かな体験でした。
(北区 Tさん)
キャンドルナイト開始の午後8時までに入浴も食事も済んでしまうので、ゆっくりとした時間を過ごしたいと思いました。
子どもの感想...田舎で台風に遭い、たった一度だけ停電を体験した彼ですが、今回は停電ではないのでテレビもつくし冷蔵庫も動いている、外の明かりもあることを話しました。午後9時過ぎに布団に入って「電気って大事だね」とポツリと言いました。
便利さの中に生きる今の生活で、電気や水の大切さを感じることは、とても難しいと思います。子どもの一言の感想は予想外で、キャンドルナイトに参加して良かったと本当に思いました。次回からは人にもおススメしてみようと思っています。
(昭島市 Hさん)
ローソクを囲んでのディナーをして過ごしました。
ローソクの灯りだけでも、思っていたより明るくて、不思議と落ちついて食事をすることができました。
ローソクは背の高いものの方が、明るくてよかったようです。
メニューはワインとパン、チーズ、サラダ。かんたんでも雰囲気がいいせいか、とても楽しい夜でした。
(調布市 Tさん)
キャンドルナイトとは
「キャンドルナイト」は、アメリカのエネルギー政策に抗議することから始まった自主停電の運動が始まりです。徐々に賛同する団体を増やし、環境省の「CO₂削減・100万人の環」キャンペーンと連携して全国に広がりました。
2005年6月のNO₂測定結果のご報告
東都生協組合員による二酸化窒素(NO₂)測定活動
東都生協の組合員が2005年6月2日(木)午後6時〜6月3日(金)午後6時の24時間、簡易カプセルでNO₂濃度の測定を行いました。その結果をご報告します。
東都生協は1988年から二酸化窒素(NO₂)測定に取り組み、測定結果を「大気汚染測定運動東京連絡会」に提供しています。この連絡会では生協の他、さまざまな団体から集めた測定結果を基に、大気汚染の改善を求めて運動を展開しています。毎回の地道な測定の積み重ねが大きな運動を支えています。
測定日時:2005年6月2日(木)午後6時〜6月3日(金)午後6時
配付数:1010個
回収数:707個
有効カプセル数:597個
回収率:70.0%
※登録測定数とは定点測定のことで、数年間にわたり同じ場所を測定することです。
※環境省が定めたNO₂の基準値は「0.04〜0.06ppmのゾーン、またはそれ以下であること」
とされています。
2004年12月東都生協NO₂測定結果のご報告
機関誌 『東都生協だより』 2005年3月号より
2004年12月2日(木)午後6時~12月3日(金)午後6時の24時間、
簡易カプセルでNO₂測定を行いました。その結果をご報告します。
東都生協は1988年から二酸化窒素(NO₂)測定に取り組み、測定結果を「大気汚染測定運動東京連絡会」に提供しています。この連絡会では生協の他、さまざまな団体から集めた測定結果を基に、大気汚染の改善を求めて運動を展開しています。毎回の地道な測定の積み重ねが大きな運動を支えています。
測定日時:2004年12月2日(木)午後6時〜12月3日(金)午後6時
配付数:1033個 回収数:719個 有効カプセル数:598個 回収率:69.6%
※登録測定数とは定点測定のことで、数年間にわたり同じ場所を測定することです。
※環境省が定めたNO₂の基準値は「0.04~0.06ppmのゾーン、またはそれ以下であること」
とされています。
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測定日時:2004年12月2日(木)午後6時〜12月3日(金)午後6時
配付数:1,033個 回収数:719個 有効カプセル数:598個 回収率:69.6%
※登録測定数とは定点測定のことで、数年間にわたり同じ場所を測定することです。
※環境省が定めたNO₂の基準値は「0.04~0.06ppmのゾーン、またはそれ以下であること」
とされています。