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冷凍肉を調理の前日に冷蔵庫に移す
冷凍肉は、冷蔵庫でゆっくり時間を掛けて解凍します。調理する前日に、冷凍肉を冷蔵室に移しておきます。(※詳しくは「冷凍肉の上手な解凍方法」を参照) -
調理前30分は室温に置く
肉は焼く少し前に冷蔵庫から出し、30分間室温に戻しておきましょう。冷凍庫から出してすぐに焼くと、まだ肉自体の温度が低いため、焼いたときに肉汁が出てしまい、おいしさが損なわれてしまいます。
ステーキ肉は筋切りをして、焼く直前に、塩・こしょう少々を振ります。 -
一気に焼き色を付けましょう
- ① 十分にフライパンを熱してから、フライパンにまんべんなく油を回します。
- ② 煙が少し見えるくらいまで熱したら、肉を皿に置いた時に上になる方を下にしてフライパンに置き、強火のまま1分焼きます。
- ③ 肉を裏返し、レアなら30秒、ミディアムなら1分、ウェルダンなら2分程度を目安に、好みの焼き加減に焼きます。

フライパンひとつで 簡単・早い・おいしい
ウインナーの焼き方
- ① フライパンにウインナーを入れ、ウインナーがひたる程度の水を入れ、強火にして沸騰直前で火を止めます。(2~3分)
- ② 火を止めたままフタをして2分間待ちます。
- ③ お湯を全部捨て中火でウインナーを乾煎りして出来上がり(1~2分)。
*ポイント 油は引きません。水の量はひたる程度にして調理時間を短縮しましょう。

鶏肉
ムネ淡い色でたんぱく質が多く、肉に厚みがある部位。脂肪が少なく、味は淡白。ナイアシンを多く含みます。 ![]() 冬季:チキンカツ、チキン南蛮 |
モモ赤身で鉄分が多く含まれ、コクのあるうま味。脂肪分が多く、その多くは皮に含まれています。また、ビタミンB1が多く含まれます。 ![]() |
手羽先、手羽中ゼラチン質や脂肪分が豊富に含まれ、コクのあるうま味。皮膚の潤いを保つコラーゲンや疲労回復効果のあるビタミンAを多く含みます。 ![]() |
手羽元白くて軟らい肉質。ほどよい脂肪とうま味があります。皮膚の潤いを保つコラーゲンや疲労回復効果のあるビタミンAを多く含みます。 ![]() |
ささみムネ肉の中でも軟らかい部分。脂肪はほぼ無く、淡白な味わい。低脂肪、高タンパクのため、胃腸が弱っている時(花見や忘年会シーズン)やダイエット(春先3月)の時に重宝されます。 ![]() |
砂肝胃袋を包んでいる筋肉部分。コリコリした食感。脂肪がほぼ無く、低カロリー。くせが無く、食べやすい部位です。 ![]() 冬季:冬季焼き鳥、唐揚げ |
肝臓(レバー)独特な食感。糖質が少ないため、カロリーが気になる方でも。 血抜きなどの下処理が必要。 ![]() 冬季:レバニラ炒め、生姜煮 |

豚肉
肩(ウデ)運動量が多い部分のため、筋肉質で脂肪も少ないです。味は濃くうま味があります。 ![]() 冬季:ローストポーク、シチュー、煮込み料理 |
肩ロース首から背中の部分。適度な歯応えとジューシーさがあり、ロースよりもコクとうま味があります。脂肪と筋が網目状に入っているため、コクとうま味が生まれ、さまざまな料理に適応します。 ![]() 冬季:鉄板焼き、ローストポーク |
ロース胸から腰にかけての背中側の部位。キメの細かい肉質と脂質の割合に特徴があります。軟らかくうま味があるため、高級な部位のひとつ。縁の脂身の部分にうま味があります。 ![]() 冬季:豚しゃぶ、みそ焼き、焼き豚 |
ヒレロースとモモの間にあって、あまり運動しない部位。豚1頭から1kg程度しか取れず、貴重。きめ細かい肉質で脂肪(ロースの5分の1程度)が少なく、ビタミンB1(※)を多く含みます。 ![]() |
バラあばら骨の周りの部分。赤身と脂肪が分か、赤身と脂肪の層が三段階になっていることから、別名「三枚肉」とも。風味とコクがある。一般的に骨付きは「スペアリブ」と呼ばれます。 ![]() 冬季:せいろ蒸し、ベーコン、角煮、焼き豚 |
モモ赤身中心の筋肉の固まりで、脂肪が嫌いな人に好まれる部位。ハムにするとボンレスハムに。ヒレの次にビタミンB1を多く含みます。 ![]() 冬季:せいろ蒸し、焼き豚、トマト煮込み |

牛肉
肩(ウデ)一般に腕の部位、肩ロースを覆うように位置。脂肪分が少なく硬いのですが、うま味が豊富。長時間加熱の調理法が合います。 ![]() 冬季:ポトフ、シチュー |
肩ロース脂肪が程よく、霜降り状に分布。薄くカットすると、さらにうま味が引き出せます。 ![]() 冬季:すき焼き、ハッシュドビーフ、焼肉 |
サーロイン腰の上部。ヒレの次に軟らかい部位です。きめが細かく脂の上質なうま味を伴います。肉汁を閉じ込めるため、1cm以上の厚切りにして焼きましょう。 ![]() |
ヒレサーロインの内側にある細長い部分。 ![]() |
バラ繊維質や筋膜が多め。 ![]() |
スネ運動量が多いため、筋は多く、脂肪が少なめ。長く煮込むとゼラチンが溶出して軟らかくなります。コラーゲン質が他の部位よりも豊富。スネから作る挽肉は美味で、隠れたファンの多い部位です。 ![]() 冬季:ビーフストロガノフ、シチュー |
日本は1990年以降、食肉の需要が国内生産量を上回り、牛肉、豚肉など畜産物の輸入量が大幅に増加しました。日本が世界の農産物輸入に占める割合は、とうもろこしが15.2%、肉類9.5%と世界第1位(金額ベース)。牛・豚・鶏に与える濃厚飼料(穀類、大豆油粕、ヌカなど)の約89%を輸入に頼る現状にあります。
しかし近年、世界人口の増加やバイオ燃料への需要、新興国の需要拡大などを背景に飼料穀物の価格が高騰。生産コストの増加が日本の畜産経営に大きな打撃を与えています。一方でBSEや鳥インフルエンザ、口蹄疫など、海外からの悪性伝染病の脅威に常にさらされており、安全・安心な国産食肉の安定供給は、消費者にとっても大きな課題です。
東都生協では、将来にわたって安全で品質が確かな国産の産直肉を、安定してお届けしていく取り組みを推進。自給有機飼料100%の北里八雲牛や、飼料米など自給飼料の使用したこめ豚、秋川牧園の若鶏など、海外の水資源への負荷や輸送段階での二酸化炭素排出の抑制にも配慮した、自給型の国産畜産物の生産と消費を進めています。
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