
東都生協では現在、(株)鎌倉ハムクラウン商会、信州ハム(株)、JA全農ミートフーズ(株)、(株)コ・ジャスナの加工肉を扱っています。すべての商品において体にやさしく、発色剤、保存料、結着剤、化学調味料を使用していません。以前からシンプルな同じ材料で作り続けている(株)鎌倉ハムクラウン商会のハム・ウインナーについて探ってみました。

ハムはパッケージを開けるとすぐに食べることができます。ウインナーも少し火を通したりボイルしたりするだけで食卓に出せます。忙しい朝にはとっても便利な商品です。身近にあるシンプルなハム・ウインナーだからこそ。
そんな生食のハムは特に体にやさしい素材でなければならないと思います。(株)鎌倉ハムクラウン商会のハム・ウインナーの「やさしさ」とは、余計な添加物(発色剤、保存料、化学調味料など)を使わない作り方で、新鮮な豚肉と塩と砂糖と香辛料のみで製造されています。また、一部の商品(あらびきフランクには大豆を使用しています)を除きアレルギーに配慮した製品作りをしています。
スーパーマーケットへ行くときれいなピンク色で(株)鎌倉ハムクラウン商会よりずっと安価で長い賞味期限のものがたくさん並んでいます。(株)鎌倉ハムクラウン商会の包材表示との違いを見比べてみてください。ハム・ウインナーは本来、豚肉を塩漬けにして熟成させ、うま味を引き出したものです。市販品の多くは水分で増量させるためうま味分が不足し、それを補う目的でエキスや化学調味料を使用し、さらに増量目的で作る場合には、つなぎにでんぷんや植物たん白が使われますが、リン酸塩(Na)などの結着剤を使用しないと安定した品質の製品にならないそうです。(株)鎌倉ハムクラウン商会の原料肉は新鮮な国産豚肉を一度も冷凍せず加工します。だから余計なものは使わずにうま味のあるものになるのです。
価格の違いにはそんな秘密もあったようです。
おいしく食べるには70℃~80℃のお湯で2~3分ボイルするか、直火で軽く焼いてお召し上がりください。沸騰したお湯でボイルすると水っぽくなってしまいます。一度沸騰させたお湯を少し冷ましてから温めてください。マスタードやケチャップとの相性も抜群です。


内田正仁さん

信州ハム(株)
1931年創業と歴史のある食肉加工メーカーです。添加物を使わない無塩せきハムを作り続けて25年。徹底した衛生管理が命です。
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