国産応援
産直たまご・洗卵(玉川)
産直たまご・洗卵(玉川)
安全なたべものを真面目につくる、そんな人たちを支えたい。たべる人の顔が見えるから、安全性を重視して、心を込めてつくっています。他では中々買えない東都生協の商品。
安全性を重視し、農薬や添加物を使わない、もしくは削減するということは、それだけつくる人への負担や労力が増えることにつながります。創意工夫しながら、手間ひまをかけ、丹精込めてつくりあげた東都生協の商品を、わたしたちは利用を通じて、支えていく必要があります。
産直たまご・洗卵(玉川)
産直たまごは、八千代牛乳に続いていち早く産直がはじまりました。たんぱく質やビタミンA、B、E・鉄分・カルシウムなどをバランス良く含み、完全栄養食とも言われる卵は、私たちの食生活に欠かせない食品のひとつです。毎日食べるものだからこそ、安全性や鮮度、味にこだわります。
自分がいちばんの卵消費者

養鶏を始めて30年以上が経ちます。養鶏を継いだ当時は、現在のようなウィンドレス鶏舎や多段飼育等の養鶏は一般的ではありませんでした。当たり前のように、鶏に負担をかけないことを意識した飼育に取り組んできました。カゴを1段ケージにして、鶏が良い卵を産むために快適な環境づくりに配慮し、開放鶏舎にすることで自然光と風、温度に触れながら、なるべく自然に近づけた飼育方法をとっています。 また、パプリカ色素を飼料に混ぜていないので、黄身の色が一般的な卵と比べ薄いのも特徴のひとつと言えるかもしれません。飼料に添加物を入れないことはもちろん、自分で素材を確かめて混ぜる方が良いと思い、飼料の自家配合を続けています。その根底には、他でもない自分がいちばんの卵消費者であり、口にする卵を安心できるものにしたいとの思いがあるからです。
このようにごく自然に取り組んできた養鶏でしたが、東都生協さんとの産直をはじめて以降、収穫後に農薬散布をおこなわないPHF(ポストハーベストフリー)コーンやNon-GMO(非遺伝子組換え)大豆・とうもろこしの導入などのこだわりがさらに加わりました。鶏舎と鶏舎の間に木を植えて、鶏のために日陰をつくるといった工夫も東都生協さんからの助言によるものです。東都生協さんとの歩みがあったからこそ、今の養鶏が形づくられたといえます。

飼料の国内自給率を高める

30年の養鶏のなかで、こんなに飼料が高騰したのははじめてです。今、農業のなかでも畜産業は特に大きな岐路に立たされていると思います。今までは安全、安心であることを第一に考えてきましたが、これからは東都生協組合員のみなさんに、どう安定して卵の供給を続けていける養鶏にするかが大きな課題です。
そのために今年、地元のひたち野農協の稲作農家に飼料米を試作してもらい、稲作農家と耕畜連携にむけての取り組みをはじめました。今年秋に収穫される飼料米を数%混ぜることで、ほんの少しずつですが飼料の国内自給率を高めたいと思います。
飼料米を与えると黄身は少し白くなりますが、栄養価には変わりありません。飼料の100%近くを輸入に頼っている養鶏では「国産」とは言い難く、東都生協組合員のみなさんと一緒に飼料問題を考え、地域の稲作農家との連携で10年、20年かけても国産原料飼料自給率を高める運動を起こすことが、日本の畜産農家を守ること、本当の「国産応援セレクト」につながると思います。