今でこそ、食物アレルギーの問題は広く知られ、2002年からは容器包装加工食品にアレルギー表示が義務付けられるようになりました。それまではアレルギー表示も対応する商品もなく、自然食品店などでアレルゲン不使用商品を一般食品よりはるかに高い価格で買うということが一般的でした。「適正な価格で、アレルギーに配慮した安全な食品が欲しい」という組合員の声に応えて始まったアレルギー配慮商品のチラシは毎月最初の回(第1回)に商品案内「さんぼんすぎ」と一緒に配布しています。一部商品は毎週注文することもできます。
たかきび
東都生協ではJA新いわての雑穀を何種類か扱っています。その中でこの「たかきび」は別名「もろこし」とも呼ばれ、普通のきびに比べて粒が大きく、モチッとした食感です。1カップのたかきびに対し、1.5カップの水に一晩浸けて、炊飯器か鍋で炊きます。
つぶつぶのルックスと食感を生かして、ハンバーグにするのがおすすめです。
米の麺、三穀めん
そばや小麦にアレルギーがあると、そばやラーメン、うどんやパスタを食べることができません。「アレルギーがある方にもおいしい麺を食べてもらいたい」という思いで、(株)自然芋そば(新潟県上越市)は雑穀麺専用の工場を設け、「米の麺」や「三穀めん」などを製造しています。米の麺は和風麺、三穀めんはパスタのような使い方がよく合います。
国産米粉の発芽玄米マカロニ フジッリタイプ
秋田県大潟村の(株)大潟村あきたこまち生産者協会では、お米の販売やお米の加工品を作っており、特に発芽玄米の麺類に力を入れています。東都生協では今のところフジッリのマカロニタイプを扱っています。もちもちした食感が特徴です。小麦で作ったマカロニに比べて伸びにくいので、スープパスタにもおすすめです。
これらはアレルギー対策に特化した商品ではありませんが、原材料も製造工程も食物アレルギーに配慮しているので、アレルギーのある方にもない方にもおいしく召し上がっていただけます。ソースに気を配った上で、一緒にパスタパーティをしても楽しそうです!
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