フェアトレードで世界は変わる

 今も地球上には、貧困に苦しむ人たちがたくさんいます。その要因は、地球環境の悪化や紛争、そして人種差別・搾取・児童労働・強制労働といった人権侵害などさまざま。貧困は、世界の共通課題として対処する必要があります。

 干ばつや洪水などで作物が栽培できない、一日中働いても十分な賃金が得られない、伝統技術を生かした製品を売る手立てがない、あっても安く買いたたかれる…。

 このような状況を改善しようと行われているのがフェアトレード「公正な貿易」です。特に、アジア、アフリカ、中南米の貧困に苦しむ国や地域の人たちが作った製品を適正価格で買い取り、彼らの生活環境の向上を支えるのがその活動。

 私たちがフェアトレード商品を購入することが貧困を解消し、人権や平和を守ることにつながります。

※世界の貧困人口 … 1 日1.25ドル未満で暮らす人々は約12億人(出典:世界銀行ホームページ)

東都生協で扱うフェアトレード商品は、世界中とつながっています。

アジア・アフリカ
中南米
どうやってできるの?

協同組合の理念とフェアトレード

専務理事 風間 与司治

「買うことで世界を変えられる」

 地球に生きる者の一員である私たちは、世界の貧困を改善する方法の一つとして、ある消費行動を「選択」することができます。それが「フェアトレード(公正貿易)」です。コーヒー、チョコレート、綿製品や工芸品、果てはサッカーボールなど、さまざまな商品がフェアトレード認証商品に指定されています。こうした商品の購入が、発展途上国の貧困を解消することにつながります。

 フェアトレードには、貧しい生産者が自らの力でくらしを向上できる価格を支払う、自然環境に配慮する、児童労働を禁止する、などの原則があります。従来の商取引とは異なる、弱い立場の人々の便益につながる新しい仕組みであり、生産者が安心して働ける場を作ることで貧困から抜け出すことを意図した取り組みです。今、世界的に成果を上げつつあるといわれています。

 フェアトレードの考え方は協同組合のそれとよく似ています。協同組合は共同の必要性のもとに設立され、組合員のものであり、民主的な運営、利益の公正分配と公正価格で品質の良い商品とサービスを提供することを目的としています。多くのフェアトレード生産者が、協同組合の形をとっているという点でも類似しています。

 私たちが、フェアトレードに積極的に取り組む意味と意義がここにあります。

こだわり商品Story

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