みんなの活動:これまでの活動報告

食と農
  • 食と農をつなげていく実践活動に取り組んでいます。
  • 食の安全と食料自給率を高める取り組みをすすめます。
大豆の産地(あやこがねの里)でみそ作り体験・交流と民話の夕べ

 (JAあいづ・松亀味噌(株)) 2015/11/7(土)-8(日)

11月7日から8日までの1泊2日の日程で、組合員とその家族が、東都生協が扱う「無添加あやこがね味噌」の大豆の産地である福島県のJAあいづを訪問しました。小学生2人を含む10家族19人の参加があり、JAあいづと「無添加あやこがね味噌」製造メーカーの松亀味噌の協力のもと、産地で“あやこがね大豆”を使ったみそ作り体験や生産者の皆さんとの交流などを行いました。

初日はまず、あやこがね大豆の畑を見学。大豆についての説明を受けたあと、参加者で大豆の収穫を体験しました。
次に、放射能検査場にてJAあいづの米の全袋放射能検査の様子を見学。米の低温倉庫と選別前の大豆の倉庫も見学しました。

JAあいづ東部営農センターに到着後、JAあいづ岩橋代表理事専務より東都生協大出副理事長と松亀味噌(株)小口会長へ感謝状と記念品授与の感謝状授与式が行われました。

東都みその原料となる大豆の収穫体験

東都みその原料となる大豆の収穫体験

JAあいづより感謝状を受け取る大出副理事長(右)

感謝状を受け取る大出副理事長(右)


そして、みそ作り体験。おとな一人に1セットのみそ作りの材料が配布され、説明を受けながらみそ作りをしました。資料が配布され、手作りみその熟成などについての説明や質疑応答がありました。

その後、民宿朝日荘に移動。広間にて「猪苗代民話の会」の方による民話や歌、ハーモニカの演奏を聞きました。続いて朝日荘の玄関前で餅つきを行い、参加者も交代で体験しました。

おいしくなれと願いを込め味噌を仕込む

おいしくなれと願いを込め味噌を仕込む

猪苗代民話の会の鈴木清隆さんの語る民話に聴き入る

猪苗代民話の会の鈴木清隆さんの語る民話に聴き入る


その後は夕食交流会。参加者から自己紹介と感想、産地側参加者からも自己紹介と一言をいただき、交流を深めました。餅つきの餅をあんこ餅と雑煮にして出してくださいました。

翌日は、野口英世記念館を見学。学芸員の説明を聞いた後、自由に見学しました。その後、会津若松城(鶴ヶ城)へ移動。各自で鶴ヶ城天守閣を見学したり、鶴ヶ城会館で買い物をしたりしました。
JAあいづ本所に到着し、昼食交流会。産地・メーカーの方や参加者同士で、二日間の感想や学んだことなどを話し合いました。
最後にJAあいづファーマーズマーケットにて買い物をして、帰路に着きました。

現地でのみそ作り体験や交流などを通して、産地・メーカーのこだわりや取り組みについて理解を深めることができた2日間でした。

東都生協参加者と産地側参加者が膝を交えて交流しました。

東都生協参加者と産地側参加者が膝を交
えて交流しました。

昼食交流で出された、マヨネーズみそ、胡桃みそ、だし汁トマト、野菜のみそバターいため

昼食交流で出された、マヨネーズみそ、胡桃みそ、
だし汁トマト、野菜のみそバターいため


参加者からは、「みそ作りはいつも大豆を茹でるところからやっているが、一人でやるのは孤独。今日は楽しくできてよかった。みそができあがるのが楽しみ。」
「今まで東都みそを使っていたが、産地を意識していなかった。大豆の畑を見たのは初めて。みそ作りも初めて。今日のみそを食べるのが楽しみ。」
みそがすごく好きでうちはよく食べている。家族が健康なのはみそのおかげ。
「産地の皆さんは肌のつやがよい。私もみそを食べて肌をきれいにしたい
などの感想がありました。