
- 食と農をつなげていく実践活動に取り組んでいます。
- 食の安全と食料自給率を高める取り組みをすすめます。
MOMO(モーモー)タオルを届けに行こう!
~八千代牛乳のふるさとへ~
八千代牛乳の生産者高橋さんにメッセージを贈呈 |
千葉北部酪農農業協同組合では毎日厳しい衛生管理下で搾乳し、風味や栄養を損なわないように75度15秒の殺菌法を用いて良質な牛乳を生産しています。
牛の乳は、清潔なタオルで拭いてから搾乳すると、生菌数の少ない、低い温度の殺菌方法にも耐えられる生乳となります。そのため、組合員の皆さんにはタオルの提供を2年ごとにお願いしています。
今年は5750枚のタオルと367ものメッセージが集まり、3月1日、総勢28人で同組合の高秀牧場(いすみ市)へ届けに行ってきました。 贈呈式では、同牧場の高橋憲二さんにタオルやメッセージを贈呈。タオルは各牧場へ送り、メッセージも回覧するそうです。同組合からは東都生協へ感謝状をいただきました。
式の後は、生産者との交流、牧場見学、酪農体験、レンネット実験、バーベキュー、バター作りと盛りだくさん。初めて牛を間近で見た子どもも多く、楽しいひと時になりました。 高橋さんの「毎日3回搾乳し、餌も脱輸入飼料を目指して米粉、酒粕、ビールやしょうゆの搾りかす、米ぬか、麦や米などを与えている」というお話や、牛の尿を1年かけて肥料にして地域の稲作農家に活用してもらい、収穫した稲を餌とする「循環型の酪農」を実践する姿勢には、一同感動するばかりでした。
今年の大雪で倒壊した倉庫の屋根を見ると心が痛みましたが、東都生協との絆が今後の再建に大きくつながると伺い、参加者からはますます八千代牛乳を利用したいとの声が…! 寒い1日でしたが、高橋さんと組合員の熱い交流で牧場の桜のつぼみもちょっとふくらんだかもしれません。