みんなの活動:これまでの活動報告

くらし
消費者力の向上をめざす取り組みをすすめます。
「出前寄席で学ぶ消費者被害」を開催。

消費者被害の実例と対処術について楽しく学びました。

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那久寿亭良蔵さんによる落語

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明治大学落語研究会OB会のお二人による漫才

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消費者啓発員の坪田郁子さんからのお話

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参加者からの質問にも丁寧にお答えいただきました

9月28日、東京都消費生活総合センターにおいて「出前寄席で学ぶ消費者被害」と題した消費者問題啓発出前寄席を行い、24人の参加がありました。

当日は、落語「消費者の切り札」と漫才「ネット社会の落とし穴」の演目で悪質商法の手口や対処方法などを楽しく分かりやすく伝えてもらい、その後、消費者啓発員の方に参加者からの質疑応答を交え消費者問題全般についてお話していただきました。

落語では、消費生活アドバイザーでもある那久寿亭良蔵さんが催眠商法(SF商法)の手口を具体的に紹介。
「身体に良いだし汁」「おいしい水になる浄水器」などを参加者の挙手により無料で配布し、最後に目玉商品として半額になっても高額な羽毛布団を売りつける方法などの事例の紹介と、クーリングオフについてもお話しいただきました。

漫才では、明治大学落語研究会OB会の“ブレザリオズ”のお二人が、怪しいサイトの見分け方や自衛方法などを紹介。
無料サイトやゲームサイトからアダルトサイトにつながり高額な会員料金を請求された、ネットオークションで代金振り込み後に連絡が取れない、などのトラブルを面白おかしく紹介し、注意喚起を呼び掛けました。

後半は、消費者啓発員の坪田郁子さんから、参加者からの質問に答える形で、身近な問題として注意しなければならないことを丁寧に説明していただきました。
誰を信じて誰を疑うか判断を間違うと大変、だまされないためには、初めに相手の言っていることの根拠をよく考えること、はっきりと「ノー」と言うことが大切、との説明がありました。

参加者からは、「落語や漫才で分かりやすく消費者被害について学べてよかった。」「講師の消費生活相談員の実例がとても参考になった。」などの感想がありました。

消費者被害の実例と対処術について楽しく学び知識を得て、賢く豊かに暮らすための生活力を高めました。