- 食と農をつなげていく実践活動に取り組んでいます。
- 食の安全と食料自給率を高める取り組みをすすめます。
人と自然とが仲良く暮らすことの大切さについて学び・体感しました。
2010年度 マガン観賞・交流ツアー
(協力産地:JAみどりの田尻産直委員会)
12月11日(土)~12日(日)に6人の組合員とその家族が、“ひとめぼれ”“ササニシキ”“まなむすめ”を供給している『JAみどりの 田尻産直委員会』の地域にある蕪栗沼でマガンのねぐら入りと飛び立ちを見学しました。
マガンなどの渡り鳥と蕪栗沼・周辺水田の関係など、豊かな自然の中で、人と自然とが仲良く暮らすことの大切さについて学び・体感しました。
<主な内容>
渡り鳥と農業の関わりについての話、マガンのねぐら入り観賞、夕食・交流、マガンの飛び立ち観賞、野菜収穫体験、正月飾りづくり体験、餅つき体験など。
<参加者の声やイラスト(抜粋)>
「お世話になり、ありがとうございました。娘2人で楽しい思い出となりました。夕方になると、あのねぐら入りの光景を思い出します。
小さなことで、うつうつとしている時も、あの光景を思い出すようにしています。心がいやされ、おだやかになります…。
食事会、おもちつき、昼食のおもち料理、本当にありがとうございました。もてなしの気持ちが、あたたかく、親子2人、田舎に帰ったような気分でした。私は子どもの頃、お正月は父の実家の富山に帰り、大勢で新年をむかえました。毎日、たくさんの人が家に訪れ、食卓を囲んだものです。そのような時代を思い出し、本当に懐かしかったです。子どもも、たくさんの大人の中で、いろいろ声をかけていただき、緊張しながらもうれしかったようです。本当によい体験をさせていただきました。」
「土、日にもかかわらず、私達のために準備・用意してくださったこと、また奥様方にも餅つき等で用意してくださったことなど、本当にありがとうございました。お陰様で、普段の生活では体験できないことをさせていただき大変充実した二日間となりました。しいたけ栽培、長ねぎ収穫、正月飾り作りとみるのも初めてばかりで子どもも楽しかったようです。特に子どもは「ごはんが違う!」と言ってました。
買うことと、想いを馳せることしかできませんが、わずかでも力になっていければと思っています。自然が相手で大変なこともあると思いますが、どうぞ皆様、お体に気を付けて頑張ってください。」
「“白河の関”を越えたのは初めてでした。鳥好きの息子(小2)に引きずられるように参加したイベントでしたが、大変面白く、充実した経験でした。7万羽のマガンの群れが飛び交う様は、田尻でしか見られない光景です。地元の皆さんの、保護に掛けるご苦労の結果であることを実感しました。同時に、単にマガンを保護する、というだけでなく、周辺の広大な環境を守り、さらに、そこでの安心・安全な農業を営んでおられることにも感動しました。たぐいまれなる美味な米やお肉を生産する背景には、このような努力と情熱があったことを知り、本当に有意義な旅だったと思います。シイタケ、ネギの農家にもお邪魔しました。文字通り“お邪魔”だったかもしれませんが、快く受け入れてきださったことに感謝します。
また、正月飾り作りも、貴重な経験でした。本当にありがとうございました。次回は別の季節に、また行きたいと思います。」