
- 食と農をつなげていく実践活動に取り組んでいます。
- 食の安全と食料自給率を高める取り組みをすすめます。
「大原小学校・学区民大運動会」でお弁当づくり
東日本大震災・被災地支援活動
東都生協支援募金で購入した大漁旗が |
和牛ステーキ弁当作り |
全校児童と地域の人たちも大勢参加 |
お弁当が並ぶ東都生協のテント |
子ども向けに「お菓子釣り」も |
昼食時にはテントの前に行列が |
今年の「大原小学校・学区民大運動会」のテーマは、「みんなで協力して、最高の思い出作っペ運動会!」
当日は前日からの雨が降り続き、結局1時間開始を遅らせての実施となりました。
今回の炊き出し支援の参加メンバーは、東都生協の組合員・職員、㈱コープミート千葉、(有)匝瑳ジ―ピーセンターの総勢16人。
何回も炊き出し支援を行っているメンバーは手際良く、またチームワーク良く作業をこなし、集まってくる児童や地域の方々ともあいさつを交わしながら準備を進めました。
町の防災センターのラウドスピーカーからは、運動会の開催を知らせる放送が流され、一気に会場は盛り上がります。
まだまだ小雨降る中、「バーン!バーン!!」と開始を告げる大きな花火の音が鳴り響き、運動会が始まりました。
プログラムは雨の日の短縮版で進められたようですが、全校児童22人が力を合わせて一生懸命に走ったり演じたりする姿に、参加メンバーもほろっとさせられたり、ほのぼのとした気持ちに。
競技は地域の方が参加するものも多く、玉入れや綱引き、またムカデ競走などは地域対抗戦です。 ムカデ競走の選手集めでは、「景品は、東都生協のもーもーティシュですよ~」と放送され、30人が参加、とても楽しそうでした。
昼食時に参加メンバーみんなで作った「黒毛和牛のステーキ弁当」と、東都生協の「たまごプリン」を配り、大変喜んでいただけました。皆さんから「おいしかったよ!」との声があり、鉄板でステーキ肉を焼き続けた職員も大満足でした。
ちょうど、昼食時には雨も上がり、午後のプログラムが始まるころには陽も差し始めました。徒競争の応援の声がひときわ大きくなる頃、帰りの時間がきました。
「東都生協の皆さんが帰られます」とわざわざ放送していただき、校庭の皆さんから「ありがとう!」「おいしかったよ~」と手を振って見送っていただきました。
現地では、もう食料が届かないこともありませんし、がれきも片付き、見た目には何ら震災前と変わらない風景が広がっています。緑萌えるこの季節、牡鹿半島の山々には藤の花がきれいに咲いていました。
しかし、帰りがけに立ち寄った石巻市内の被災地ボランティアセンターでは、震災前と震災後の写真、現在の市内の模型などを見て、震災の大きさを目の当たりにしました。また、外壁には「ここまで津波がきました」という津波の高さを表した看板が取り付けられていました。
まだまだ知られていないことがあり、知らない人がたくさんいます。ずっと忘れてはいけない、ずっと見守り、そして支援していかなければならないことでもあります。
発災から5年後、6年後の支援のあり方を、東都生協は皆さんと考えていきたいと思います。
※この活動には、組合員からお預かりした東日本大震災支援募金および対象商品の利用1点につき1円を支援募金として活用する1点1円募金を活用しています。