みんなの活動:これまでの活動報告

食と農
  • 食と農をつなげていく実践活動に取り組んでいます。
  • 食の安全と食料自給率を高める取り組みをすすめます。
茨城コシヒカリ「ぴっかりぴん」のふるさとを訪ねて

産直米「ぴっかりぴん」の産地、JAやさとで環境保全型農業の取り組みを体験

JAやさとの廣瀬専務からあいさつ

JAやさとの廣瀬専務からあいさつ

家族で田んぼの生きものを調査

家族で田んぼの生きものを調査

さっそく何か捕れたようです!

さっそく何か捕れたようです!

カエルがたくさん捕れました

カエルがたくさん捕れました

お昼の後はJAやさと生産者と○×クイズ

お昼の後はJAやさと生産者と○×クイズ

全問正解者に「ぴっかりぴん」をプレゼント

全問正解者に「ぴっかりぴん」をプレゼント

昔ながらのお釜も見せていただきました

昔ながらのお釜も見せていただきました

低温管理された産直米の倉庫

低温管理された産直米の倉庫

子どもたちが一日の感想を語ります

子どもたちが一日の感想を語ります

8月25日、地域総合産直の提携先・JAやさと(茨城県石岡市)を、東都生協(コープ)から子ども39人を含む99人が訪れ、夏の一日を生産者とともに楽しく学習、交流しました。

行きのバス車内では、東都生協・食育推進チームの組合員らが作ったDVD紙芝居「コメ太郎がやって来た」を見たり、商品部職員から、産直米ぴっかりぴん(茨城コシヒカリ)について説明。JAやさとで実践されている環境に優しい「地域循環型農業」など、産直産地の取り組みについて学びました。

バスが元小学校を利用した交流施設「やさと里山学校」に着くと早速、開会式。東都生協の風間常務理事、JAやさとの廣瀬専務理事があいさつした後、約10人のグループに分かれ、東都生協「体験田」へ移動します。

網を片手に、田んぼの畔から田んぼをのぞき、1時間ほど生きもの観察。JAやさと生産者から、見つけ方や、生き物の名前を教えていただきました。

参加者は、カエル、ザリガニ、ゲンゴロウ、ドジョウ、イナゴ、バッタなどを見つけ、親子ともども夢中になる姿も。捕れた生き物は、皆で観察した後、元の田んぼにリリースしました。

その後、里山学校に戻り、生産者と東都生協職員が用意したバーベキューで、グループごとに生産者を交えて昼食。

茨城こしひかり「ぴっかりぴん」で作った塩むすびや、とれたて野菜、やさと本味どり、産直たまご、東都納豆など、参加者おなじみの産直・国産商品をおいしくいただきました。

食後は、JAやさとにちなんだ「○×クイズ」。参加者が生産者に相談しながら答えを考えます。全問正解の優勝チームには、「ぴっかりぴん」2kgが授与。じゃんけん大会の勝者にも、ブルーベリージャムがプレゼントされました。

子どもたちは「かまど」も見学。初めて見るかまどとお釜に真剣に目を向け、説明を聞いていました。

その後、JAやさとの精米施設、産直米の低温倉庫を見学し、JAやさと農協の直売所でお買い物。

初めての参加者からは、「田んぼに興味があり、子どもたちに体験させたかった」

「塩だけのおむすびがおいしかった」「子ども・大人がともに楽しめ、夏休み最後の思い出になった」との声が。

中には、「JAやさとの大豆収穫ツアーに参加して“やさとファン”になったから参加した」「やはり、お顔を見て話を聞くと商品への愛着がわく」といった声も。

参加者は、茨城コシヒカリ「ぴっかりぴん」の生産者とじかに話し、生き物たちがたくさんすむ田んぼを体験し、きちんと低温管理されている産直米の倉庫も見学。産直米の安全・安心を確認でき、JAやさとの登録米を申し込んだ家族もありました。

暑い一日でしたが、貴重な体験ができた今回の交流・訪問。実際に田んぼや生き物たちを見て、生産者と交流し、学習することで、産地の取り組みへの理解を深めることができたようです。