東都生協の方針・考え方
東都生協のSDGsに対する基本方針
東都生活協同組合 理事会
東都生協のSDGsに対する考え方
世界の人々は、気象変動の脅威、自然災害の増加、未知のウイルスなど、これまでになかったような数多くの課題に直面し、食料を確保し、誰ひとり置き去りにしない、持続可能な社会で生きることが、困難で難解な状況にあることを知っています。そして、東都生協に集まった私たちは、次世代に残す未来が、平和で国内農業を育む豊かな自然に恵まれ、国産の食料を確保した、優しい心に包まれた安心して暮らし続けることができる地域、社会、日本、世界であってほしいと願っています。
国連サミット(2015年)で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」は、このままでは世界は持続できないことへの警鐘を鳴らし、地球を救うためにはSDGsで未来を変えることが大前提であること、その重要性を伝えています。現在を生きる私たちは地球を救うチャンスを持つ最後の世代かもしれません。誰ひとり置き去りにしない、より良い未来を創る決意がSDGsには込められています。
いま、私たちにとって、SDGsを羅針盤にして17のゴールに向かって動き始める、決意を込めた一歩を踏み出すことが、持続可能なより良い未来を創るために必要不可欠です。
「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で示された「誰ひとり置き去りにしない社会」は、協同組合価値として大切にしている平等と民主主義に共通しており、協同組合がめざす社会と重なります。東都生協の理念、取り組んでいる事業と活動にもつながる共感のできる目標です。
日本生協連通常総会(2018年)において、「コープSDGs行動宣言」が採択され、全国の生協が行動宣言に連帯して共に取り組みを進めています。
東都生協も全国の生協と連帯するとともに、組合員の願いを受けとめる生産者・製造業者、地域で活動する人たちと協働して、持続可能な社会、未来にむけてSDGsの実現に貢献していきます。
東都生協のSDGs基本方針
東都生協は、基本理念のもとに、人々の「いのち」と「くらし」を守り、安心して暮らし続けることができる、誰ひとり置き去りにしない持続可能な社会、未来の実現にむけて、SDGsの17の目標を視野に入れて、事業と活動の年度方針を進めていきます。
- 持続可能な生産と消費のために、食と農、くらしのあり方を考え行動します
- いのちとくらしを守るために、平和な社会の実現をめざして活動します
- 地域循環共生圏の構築をめざして、環境配慮の方針を推進します
- 誰もが安心して暮らし続けられる社会づくりに参加します
- SDGsの実現にむけたアプローチに、パートナーシップの活性化を追求します
以上の活動を推進するにあたり、東都生協内外に公開します。また、組合員をはじめ全役職員に教育・啓発をおこない、このSDGsに対する考え方と基本方針を周知します。