活動方針・事業計画
東都生協の2030 持続可能な環境・社会の実現に向けた政策
「東都生協の環境方針」と「東都生協のSDGs に対する基本方針」は、限りある資源を未来につなぐ環境保全と誰ひとり置き去りにしない社会の実現に向けた方針です。
本政策では、環境方針とSDGsに対する基本方針を基底に基本姿勢と行動指針を確認し、2030年までに目指す目標および主な行動計画を明示します。
また、本政策を通して、「東都生協2030年ビジョン」の実現とSDGsに貢献します。
- 本政策の位置付け
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- 本政策は日本生協連が掲げた「生協の2030環境・サステナビリティ政策」と連携し、「東都生協2030年ビジョン」とも連動して、持続可能な環境・社会の実現に向けた2030年までの目標と主な行動計画を明確にする政策です。
- 本政策は環境方針に基づく環境管理規程にのっとり、環境負荷の低減、地球環境の保全、資源循環型社会への転換を推進し、SDGsに対する基本方針が目指す誰ひとり置き去りにしない社会の実現に貢献します。
- 本政策は環境管理規程第6条に定める基本方針・目標・行動計画に該当するものです。
- 本政策の進捗管理は環境管理規程が定める環境管理推進本部で行います。
- 本政策は数値目標を含めた進捗状況や社会情勢などを踏まえて見直しの必要性を検討し、必要な対応を行います。
- 本政策の基本的な姿勢
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- 組合員、生産者・取引先、職員が学びと信頼を深め、協同して課題と向き合います。
- 他生協や地域で活動する団体、有識者や自治体などとの関係を構築し、協同の力で取り組みを前進させます。
- 課題解決のためのデジタル活用、対話する場の基盤整備やネットワーク構築を推進します。
- 組合員と生産者・取引先、職員が協同して、環境問題と社会問題を一体的に捉えた事業と活動に取り組みます。
- 行動指針
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- 地球温暖化を防止するために、脱炭素社会の実現に向けて温室効果ガス排出削減に取り組みます。
- 日本の農畜水産業の未来を創造し、食と農の持続可能性の向上に貢献します。
- 持続可能な生産と消費を推進するために、環境や人、社会に配慮した商品・サービスを提供します。
- 生産と消費、食べ物の大切さを学び、食品廃棄物・食品ロス、資材の削減を進めます。
- 持続可能な生産と消費への共感を広げて、限りある資源を大切にします。
- 組合員と生産者・取引先、職員と共に環境保全活動を推進し、持続可能な地球環境を目指します。
- 2030年目標
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- 2013年を基準年として電気、ガス、車両燃料のCO2排出量を40%削減します。
- 生産と流通、包材など、環境保全に配慮した国産の商品を拡大します。
- 生態系と生物多様性の保全、環境保全に配慮した農畜水産業が維持・発展しています。
- 栽培区分「東都みのり」は農産物の供給高および利用人数の構成比で20%以上にします。
- 米の利用人数を2018年実績より105%以上伸長させます。
- 牛乳と卵は国産飼料100%にします。
- ケージ飼い卵と平飼い卵の利用人数を逆転させます。
- 植樹活動などを通じて水産資源を守り、水産業の健全な発展と水産物の安定供給の確保を図ります。
- 環境配慮の加工食品・家庭用品を拡大して、環境や人と社会に配慮した商品の構成比は、部門ごとに前年実績を上回ります。
- 事業と活動ならびに組合員の家庭から生じる食品廃棄・食品ロスを最小化します。
- わたしのこだわり商品の容器や包装は、石油由来プラスチック不使用100%にします。(品質などに影響を及ぼす理由がある場合は除く)
- リュースびんの回収率は利用本数対比80%以上にします。
- 卵パック(A-PET)の回収率は利用点数対比90%以上にします。
- ポリ袋の回収率は使用量対比80%以上にします。
- 牛乳パックの回収率は供給重量比120%以上にします。
- 商品案内の古紙回収率は100%にします。
- 環境保全や自然保護などの活動の場と参加する人々の輪を広げます。
- 留意事項
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- 本政策の進捗共有と管理に当たっては、関連部署長を招集した会議を年2回(上半期と年度末)開催します。
- 本政策は、社会状況の変化などを受けて、随時見直しを行うものとします。
2021年9月16日
東都生協 理事会