
~いまふたたび 平和を見つめ 鐘を鳴らそう~
財団法人日本ユニセフ協会の谷口光さんの講演 |
NPT再検討会議生協代表団に参加した松島正枝理事の報告 |
グループ「ハンドベルアンサンブル・ミスティ」の素敵な演奏 |
9月21日の「国際平和デー」に、家族や身近な知り合いと平和について語り、ベルを鳴らして世界平和を祈念しようという企画、『東都生協発 100万人のピースベル』。
今年はそのプレ企画として、9月16日(木)、上北沢の松沢資料館記念礼拝堂にて、『100万人のピースベル ユニセフ講演会&ハンドベルコンサート ~いまふたたび 平和を見つめ 鐘を鳴らそう~』を開催し、当日は41人の参加がありました。
はじめに、財団法人日本ユニセフ協会 団体・組織事業部の谷口光さんから、『世界の実情を知る ~世界のこどもたちのために~』と題した講演で、ユニセフの取り組みの報告や今年特に深刻な水害に見舞われたパキスタンの現状などについてお話ししていただきました。
続いて、NPT再検討会議生協代表団に参加した松島正枝理事の報告があり、休憩を挟んで、グループ「ハンドベルアンサンブル・ミスティ」のハンドベルコンサートが行われました。
今なお絶えることなく起きている民族や地域紛争、それに伴う貧困や飢餓の問題や、また核兵器の問題などについて現状を学び、9月21日には、世界恒久平和の実現を願って家族や知り合いと平和の鐘をならしてもらうことを確認しました。
参加者からは、「静かに平和を考える時間となった。日本の子どもたちに、地球上で今起こっている争いやあたりまえの生活ができない多くの子どもたちがいることを知らせ、平和を考える時間をたくさん持たなければと思った。」「演奏は教会の雰囲気に合い、音も響いて素晴らしかった。」などの感想が聞かれました。
※『東都生協発 100万人のピースベル』は、東都生協が昨年から呼びかけている企画で、過去に起きた戦争や現在世界で起きている地域紛争や民族紛争、また核兵器の問題などを話題にして平和について考えるきっかけとしてもらうことと、参加者から平和のメッセージを募りまとめて国連へ送付し、東京から世界平和を訴えること、を目的に始められました。
寄せられた平和のメッセージは、東都生協websiteなどでも紹介していきます。
※国際平和デー: International Day of Peace
国連が定めた平和の記念日。ニューヨークの国連本部では毎年9月21日に国連事務総長が「世界平和の鐘」を鳴らす特別記念行事が行われています。世界の停戦と非暴力の日として、すべての国と人々にこの日一日は敵対行為を停止するよう働きかけています。