みんなの活動:これまでの活動報告

環境
戦争体験を次世代へ語り継ぐ「ピースカフェ」開催

戦争体験をお聞きし、平和の大切さを学びました

東條明子さん。静かな語り口に平和への思いが込もります

東條さん。静かな語り口に平和への思いが込もります

貴重な戦争体験を間近で聞くことができました

貴重な戦争体験を間近で聞くことができました

2012年8月28日、渋谷区立消費者センターで東都生協の社会委員会主催で「ピースカフェ『戦争体験のお話し会』」を行いました。

東友会(東京都原爆被害者団体協議会)の東條明子さんをお迎えして被爆証言をお聞きし、その後お茶を囲みながら参加者で交流し、平和について学びました。当日は小学生のお子さんを含む21人の参加者がありました。

東友会は、広島・長崎で原爆の被害を受け東京に住んでいる被爆者が1958年11月16日に結成し、その後50年以上励まし合いながら被爆者のための運動を続けている団体です。

東都生協では長年東友会を支援し、被爆された方々と組合員との交流を深めてきました。その中で、被爆された方へ毎年編み物を送る活動を続けています。

当日は、東友会の皆さんへ贈るモチーフ編みのひざ掛けをつくる活動をしている東都生協城南支部テーマ別委員会「ピースニットカフェ」のメンバーも参加しました。

1945年3月に東京で大空襲にあわれ親戚の住む広島へ疎開、そこで原爆の被害にあわれたという東條明子さん。ご自身の体験と思いをお話していただきました。

静かな語り口の中に、戦争の愚かさや核兵器の恐ろしさ、平和の大切さとともに、二度と広島・長崎の惨禍が繰り返されることのないよう被爆体験を語り継いでいくという強い意思を感じました。
核兵器のない平和な世界に向けて、今私たち一人ひとりがすべきことできることを考え実践していきながら、核兵器廃絶の機運を高めていかなければならないとあらためて思いました。

参加者からは、
「戦争体験のお話を聞き、次世代にも伝えていきたいと強く感じました」
「戦争の恐ろしさをあらためて感じました」
「できるだけこのような機会に参加してお話をお聞きしたいと思いました」
などの感想がありました。