みんなの活動:これまでの活動報告

食と農
  • 食と農をつなげていく実践活動に取り組んでいます。
  • 食の安全と食料自給率を高める取り組みをすすめます。
かぞのこめ豚 飼料用米 田植え体験&交流を開催しました!

体験・交流を通じて「飼料用米」の取り組みを楽しく理解しました!

2010年度 かぞのこめ豚 飼料用米 田植え体験&交流
(協力産地:JAしもつけ・JA全農とちぎ・JA全農ミートフーズ㈱)



かぞのこめ豚のえさである飼料用米を生産しているJAしもつけ・JA全農とちぎと加工および販売窓口の役割であるJA全農ミートフーズ㈱の協力を得て、6月26日(土)に22人の組合員とその家族の参加により、田植え体験と交流を行いました。

手植えでの田植え体験や機械を使っての田植えの見学、お昼はかぞのこめ豚のしゃぶしゃぶを食べながら生産者と交流しました。昼食後は、飼料用米の取り組みについての説明やかぞのこめ豚のPRなどを行い、楽しく理解を深めました。



<田植えの様子>

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<参加者の声やイラスト(抜粋)>

「お米で育ってきた日本人ですが、その消費もどんどんと減り、休耕田が増えてきました。田んぼが果たす役目を考えたとき、水を張ることで温暖化をおさえる、ダムの役割をする。そこに生きものが住みつく。

そして何といってもそこには日本の原風景があります。一面の緑色から季節とともに黄金色に大変身する様は、まさにお米の国でしか見られない風景です。日本の家畜の飼料は主に輸入のトウモロコシが主流なので、これがお米に変わるとカロリーベースでの自給率は上がることになるでしょう。また耕作放棄地が減り農業の担い手のところでも多少の歯止めがかかるかもしれません。
飼料米を作る人、それを家畜に食べさせる人、そして最終的にはそれらをいただく私たち消費者がいて、この取り組みは成り立つのです。口では「安全なもの、安心なもの」といっていても、価格の面ではまだまだ輸入のものに走ってしまう消費者が多いのも事実。これらの取り組みをしっかりとうけとめて応援していきたいです。」

「私も家族も田植えは初めての経験で、田んぼに初めて入ったあの感触は忘れられません。5歳の娘は“とても楽しかった”ととても喜んでおりました。ご好意で田植え機にものせていただいて忘れられない思い出になりました。食糧の自給の問題も、産地に伺って、お話しを聞いて、皆様の地道な取り組みを知りました。自分たちにできることは何か、消費者としてできることを一つ一つ考えていきたいと思います。」

「田植えの方法も丁寧に教えていただき、会話をしながら楽しく行うことができました。手植えをしながら“1つ1つ大きくなってね!”と願いながら秋の収穫を見てみたいという気持ちになってきました。

収穫にいたるまでの過程がどんなに大変かということは、私たちにはわからないことかもしれません。飼料米といえども世話は同じときいて、みなさんの努力に感服。豊作を祈ります。日本の農業・畜産は多くの問題をかかえています。自然環境についても大きな課題があります。生産現場の取り組みを理解し、私たち消費者もしっかり支援・協同出来るようにしていきたいと思います。みなさんの明るさは、私たちをなごませてくれました。生産者はとても苦しい状況にあると思います。私たちの1日の体験や交流をそこだけで終わらせるのではなく、これからの生活の中で考え、いかしていきたいと思います。」

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