
平和のつどい劇「表現者のびおとーぷ ~unseen(あんしぃん)~」2回目のレッスン
みんなで木になって風にゆれています。 |
ゆりやバラの花の香りを楽しんでいます |
香りを色で言うと? 香りを気持ちで言うと? |
「半眼微笑」みんな菩薩の表情でそろそろと歩みます |
4月17日、平和のつどい(7/24)で上演する劇「表現者のびおとーぷ ~unseen(あんしぃん)~」の第2回レッスンでは、舞踏家の加賀谷早苗さんを講師に迎え、ワークショップを行いました。
会議に使っていた机や椅子がきれいに片付けられると、そこはイメージの世界。まずは、一人ひとりが「ろうそくの炎」になってゆらゆら揺れます。フッと息を吹きかけられると消えそうになりながら、揺らめき、強く息を吹きかけられて、すう~と消えます。
子どもたちは、はじめはきょとんとしていましたが、自分なりのイメージを働かせて、すぐにかわいい炎になりました。そして次は、風に舞う種に。種は地面に落ち芽吹いて木になり、枝を伸ばして気持ちよく風に揺れます。やがて根を地面に張って強風にも倒れない木になりました。
花の香りを味わってやさしい表情をしたり、自分の好きなお地蔵様の顔を真似たり、はいはいする赤ん坊になったり。子どもたちの表情はさまざまな課題を楽しそうにこなすたびに、生き生きとした個性的な表情を表し、顔だけでなく手や足のつま先まで神経が行き届いた表現に変わっていきました。
氷山が崩れる音と音楽を合わせた音響の中で、ゆっくりゆっくり歩く姿は、どこか荘厳な感じがして、観ている者を感動させる力がありました。それを見ていると、この子どもたちとの舞台が必ず成功する気がしました。
次回も、加賀谷さんの舞踏のワークショップがありますが、1週間後が待ち遠しくなります。
加賀谷さんの紹介は「オフィス友恵」会社概要のところでご覧いただけます