みんなの活動:これまでの活動報告

2019ピースアクションinヒロシマに参加しました

今年のテーマは、「ヒロシマの心を次世代のあなたへ ~知って、感じて、動き出そう~」

2019.09.18

[1日目]浅野温生さんによる被爆証言

[1日目]浅野温生さんによる被爆証言

会場の様子

会場の様子

[2日目]原爆関係の遺構や慰霊碑を見学

[2日目]原爆関係の遺構や慰霊碑を見学

「平和の子の像」に折り鶴を捧げました

「平和の子の像」
に折り鶴を捧げました

「虹のひろば」ステージ

「虹のひろば」ステージ

「虹のひろば」展示コーナー

「虹のひろば」展示コーナー

被爆者と全国の生協が交流

被爆者と全国の生協が交流

[3日目]平和記念式典の終了後、原爆死没者慰霊碑に献花

[3日目]平和記念式典の終了後、
原爆死没者慰霊碑に献花

東都生協では毎年、平和とより良いくらしの実現に向けて、平和募金を活用した「ピースアクション」に取り組んでいます。ピースアクションは、戦争・被爆体験の継承や、世界のさまざまな戦争や紛争、基地問題、憲法など、多角的なテーマで平和を考える取り組みです。

2019年8月4日(日)から6日(火)、被爆地での被爆の実相を学び、親子で平和の尊さについて考える契機とすることを目的に、組合員9人(親子3組含)と事務局1人の10人が2019ピースアクションinヒロシマに参加しました。

1日目
合人社ウエンディひと・まちプラザ(広島市中区)で、「入市被爆の新聞記者が伝えたかった被爆の実相」として、入市(にゅうし)被爆者の浅野温生さんが講演。

浅野さんご自身の体験と、元中国新聞社の記者として被爆者・原爆・平和問題など多くの被爆者の苦悩を取材したお話を聴き、被爆者のさまざまな苦悩を知って平和の大切さを学びました。

その後、碑巡りガイドさんの案内の下、室内で慰霊碑巡りに参加し、異例碑などの説明を受けました。

2日目
コープひろしまのガイドさんによる案内の下、碑巡り(フィールドワーク)に参加。平和公園などの主要な遺構や慰霊碑などを中心に見学しました。

その後、広島平和記念資料館を見学し、平和記念公園の中の「原爆の子の像」に平和への思いを込めて折り鶴を捧げました。

碑巡りの後は日本生協連主催の「虹のひろば」に参加し、ステージでの学習講演企画や展示コーナーを見学。展示コーナーでは全国の生協から平和・国際交流活動の紹介など多くの企画があり、次世代への被爆・戦争体験の継承を進めながら、取り組みの輪を全国へ広げることを確認しました。

東京都生協連主催のピースアクションinヒロシマにも参加しました。「被爆者との交流 ― 被爆証言をお聴きする集い ― &生協交流」として、広島医療生協「原爆被害者の会」植松由紀子さんと綿崎直子さんのお二人からお話を聴き、後世に語り継いでいくために私たちに何ができるのかをあらためて考える機会となり、参加者は平和への思いを一層強くしました。

3日目
広島市の平和記念式典(広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式)に参加。

式典会場は朝から雨が降る天候でしたが、式典に参加した多くの方々と共に、核兵器廃絶と恒久平和の実現を祈って黙祷し、式典終了後には原爆死没者慰霊碑に献花。式典に参加した多くの人々と共に核なき平和な世界を願いました。

式典参加の後の碑巡りでは、2チームに分かれて「平和公園コース」「本川コース」に参加。「本川(ほんかわ)コース」は、広島二中原爆慰霊碑などの本川近くの慰霊碑と、本川小学校平和資料館などを見学しました。

参加者の感想より
  • 今回何人もの被爆者の証言を聞くことができて良かった。惨劇を想像しながら話を聴くことができました。子どもたちと一緒に話を聴けたことは大変貴重なことでした。
  • コープひろしまのガイドの説明がとても良かった。
  • 何事もなかったかのような広島で、戦争中にこんな恐ろしいことが起きていたことを初めて知りました。(小学生)
  • 今回の学びを、どう次の行動につなげていくかを親子で考えてみたいと思います。