「第16回 東都生協平和のつどい 平和の願い メロディにのせて♪」を開催しました。
平和について学び、交流する「東都生協平和のつどい」報告
「ピ-スアクションinナガサキ」報告 |
(一社)東友会 仲伏幸子さんの被爆証言 |
(一社)東友会の皆さまに膝掛け贈呈 |
おとあそび音楽隊ファミリーコンサート |
組合員が毛糸で編んだ膝掛け |
「原爆と人間」パネル展示 |
東都生協では、次世代に歴史の事実と平和の大切さを伝えていくため、平和について学び、交流する機会として「平和のつどい」を毎年夏に開催しています。
16回目を迎える今年は「平和の願い メロディにのせて♪」をテーマに2019年7月28日、府中市市民活動センター「プラッツ」バルトホールで開催しました。
当日は、東都生協の平和活動報告、被爆者体験者の証言、「原爆と人間」のパネル展示や「戦争ほうき(放棄)」作り、ハートのモール、折り鶴の再生・循環プロジェクトの折り紙を使用した折り鶴作りのほか、東京藝術大学「おとあそび♪ 音楽隊」ファミリーコンサートを上演。組合員など約130人が参加しました。
はじめに東都生協の平和活動を紹介「おとあそび♪音楽隊」によるオープニング演奏の後、昨年の8月に実施した「ピ-スアクションinナガサキ」に参加された3人より取り組み報告を行いました。
一般社団法人東友会・仲伏幸子さんより被爆体験のお話仲伏さんは、5歳の時に、爆心地から約1.7㎞の広島市西観音町で被爆。橋の上で座り込んで、水を求める人々に応えることができないまま、郊外に避難。大やけどを負ったお母様は、何の手当ても受けることができず、2日後に亡くなりました。
「誰にも再びあのような悲惨な経験をさせてはならない、生きて核兵器のない世界を見届けたい」という思いを込めて、仲伏さんは被爆者証言活動を続けていらっしゃいます。
戦時中のお話や被爆の証言などを直接お聴きする機会は、年々減っています。そのような中、一般社団法人東友会の皆さまから直接、こうした貴重な被爆証言を聴かせていただける機会はとても大切になっています。
一般社団法人東友会の皆さまに膝掛けを贈呈被爆証言をお話いただいた後、仲伏さんに東都生協より膝掛けを贈呈しました。この膝掛けは、組合員が毛糸で編んだモチーフを、とーと会(ピースニットカフェ)・サークル(パッチワーク三本杉)のメンバーがつなぎ合わせて作ったものです。
東京藝術大学「おとあそび♪ 音楽隊」ファミリーコンサート「おとあそび♪音楽隊」は、東京藝術大学大学院応用音楽学研究室を修了した音楽療法研究者・実践者で構成された音楽集団。障害児・障害者のための音楽療法を実践的に研究するとともに、就学前の親子に向けた「おとあそび♪ 親子教室」(東京藝術大学公開講座)に取り組んでいます。
当日のファミリーコンサートでは、「さんぽ」「翼をください」など全13曲を演奏。参加者に楽器を配付して全員で「うみ」演奏しました。
展示・体験コーナーロビーでは、ハート型のモール作り、戦争ほうき(放棄)作りの体験、展示ミニ学習、組合員が毛糸で編んだ膝掛け、パネル「原爆と人間」の展示などを行いました。
参加者の感想- 仲伏幸子さんの被爆証言が大変心に刺さりました。これからもずっと東友会を応援したいと思います。
- とても楽しいコンサートでした。また開催してほしい。
- 初めての参加でしたが大切なことを共有できる素敵な機会となりました。コンサートでは小さなお子さんと一緒に楽しめました。
- 参加できる音楽会でとても良かった。子どもが平和について学ぶ機会が持てて良かった。