みんなの活動:これまでの活動報告

憲法は誰のもの?~知っておこう改憲となったら動き出す、国民投票の問題など~ 開催報告

太田伊早子弁護士から憲法について学びました。

2018.12.30


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太田伊早子 弁護士

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学習会の様子


 2018年12月11日(火)文京シビックセンターにて、横浜法律事務所弁護士 太田伊早子さんをお招きして憲法学習会を開催しました(参加人数41人)。

 学習会では、憲法は何のためにあるのか、現日本国憲法と与党の憲法改正案との違い、改憲時の国民投票法の問題点について分かりやすく話していただきました。
 
 まずは憲法と法律の違いについて学びました。法律は国家が国民に義務を課すものであり、憲法は国家を制限し国民の自由と権利を保障するもの。憲法第13条には「すべて国民は、個人として尊重される」とあり、個人の尊厳が憲法の一番の理念。どんな人であれ、生まれながらにして尊厳をもった特別な個人であり、尊厳をもって生きていくためにはさまざまな自由(権利)が保障され、すべての人が平等に扱われる必要があると記されている、と話されました。

また、現在の憲法と憲法改正案との違いについては、現日本国憲法は主語が「日本国民」であることに対し、改正案の主語は「日本国」と、主語の違いに注目し、改正案の憲法は国家あっての国民という考えがしみわたっていると語り、国民は、国の役に立つかどうかが問われることになること、憲法9条を改正することは、日本は戦争を放棄することをやめることであり、改正された憲法は、再度日本が戦争で大打撃を受けるなどしない限り再改正は難しい。そうならないためには、戦争が行われる前に平和の流れを作ることが大切と説明されました。

最後に、自分は護憲派だが、改憲派でも護憲派でもよいので、憲法について自分の考えを持つことが大切だと話されました。

今回の学習会を通じ、憲法についてみんなで考える大切な機会となりました。

 参加者からは、「何も知らないまま子どもたちが大人になるときに困るような社会が作られているのは恐ろしいことなので、もっと関心を持っていこうと思った」「日本人が平和な日々をずっと送れるよう考えたい」などの感想が寄せられました。