みんなの活動:これまでの活動報告

初めての収穫体験に感動

産直産地・(農)茨城県西産直センター交流訪問報告

2016.01.11

頭上に気を付けて梨の収穫体験

頭上に気を付けて梨の収穫体験

まいたけのバター炒めの試食

まいたけのバター炒めの試食

東都生協に加入して間もない組合員・家族を対象に、産地での体験や生産者との交流を通し、産直の取り組みへの理解を深めていただく産直体験ツアー。

2016年10月4日は(農)茨城県西産直センターを訪問しました。

同センター職員の飯塚さんから「9月の記録的な大雨で鬼怒川の堤防が決壊し、収穫前の米も野菜も水をかぶる被害を受けるなど、秋冬野菜の計画が狂ってしまった」と現地の状況を伺った後、「梨の味を確かめてから収穫してほしい」と生産者・田崎さんが用意した梨を参加者全員で試食。

梨は7年経たないと収穫できないが温暖化で収穫時期も早まっていることや、収穫の仕方などを聞き、梨を収穫しました。梨は帽子が当たっただけで落ちてしまうほどデリケート。気を付けながらの収穫体験となりました。

続いて、まいたけ工場を視察。生産者の諏訪さんから、まいたけの味は水分量で決まること、殺菌処理・熱処理(100度以上)のあと、26~27度、湿度75%の環境で培養・天地返し・栽培と、菌を入れて40日ほどでやっと出荷できることを伺いました。

お昼は、産地の野菜・お米を使ったカレーライス、サラダ、梨、かき揚げ、ナスの漬物など。生産者の皆さんとともに味わい、交流会では野菜のクイズで盛り上がりました。

参加者は「梨は金色に輝き、本当においしかった」「生産者とお会いして苦労が分かった。素晴らしい体験だった」「まいたけの出荷に40日もかかるなんて! まいたけの価格が高いが、生産現場を見て納得した」など初めての体験に感動の声が多く聞かれました。