枝幸「魚つきの森」植樹協議会主催 稚魚・稚貝の放流体験・交流!
東都生協・枝幸漁協・北海道漁連の3者による「海づくり」活動を体験しました
2015.08.25
カテゴリ 食と農
2015年5月15日から17日までの2泊3日の日程で、組合員とその家族8人が、東都生協に「秋鮭」「いくら」「ほたて」「毛がに」を供給している北海道の産直産地・枝幸漁業協同組合を訪問しました。
本企画を主催した枝幸「魚つきの森植樹協議会」は、東都生協・枝幸漁協・北海道漁連の3者が2007年6月27日に協定を締結して発足。
今回のような体験・交流企画や植樹活動など、地球環境と生命の源である川と海を守り、漁場・資源管理型漁業により生産される水産物を利用し、豊かな食生活を推進することを目的に活動しています。
初日は、稚内空港に到着後、バスで移動。宗谷岬でほたてラーメンの昼食を食べ、オホーツク流氷館を見学しました。
その後、枝幸漁業協同組合で学習会。DVDで枝幸町の紹介、漁協の概要、協議会の説明などを受けました。
2日目は、まず昨年の秋の植樹地を見学。次に北海道区水産研究所徳志別さけます事業所を訪問し、稚魚の飼育場を見学し、稚魚の放流体験を行いました。
続いて、ほたての冷凍工場を見学。ほたてキャッチャー大会、ほたて加工体験などを行いました。
枝幸漁協にて学習会 |
昨年秋の植樹地にて |
サケ稚魚の飼育場を見学 |
サケ稚魚の放流体験 |
お昼は「浜のお母さんお料理教室」。漁協女性部の職員の方々の指導で、毛がにとほたてが入ったかき揚げを皆で料理しました。
昼食は、料理教室で作ったものの他、ほたて、たこ、いくらの海鮮丼、うに、毛がにの酢の物、毛がにの味噌汁、もずくなどをいただきました。
浜のお母さんお料理教室 |
漁船でクルージング |
午後は、漁船に乗せていただきクルージングを楽しみました。
船上からのほたて稚貝の放流は雨のためできませんでしたが、船上ではカモメに餌を投げるところを見たり、ほたての試食もしました。
その後、千畳岩を見学し、三笠山展望台ではカフェでお茶をいただきました。
ホテルに戻っての夕食交流会は、バーベキューハウスでのバーベキュー。ジンギスカン、ほたて、鮭ハラス、ししゃも、カレイ、ちゃんちゃん焼、おにぎりなどをいただきました。
美しいオホーツクの海 |
海の幸満載のバーベキュー夕食交流会 |
3日目は、稚内公園を見学。海鮮市場で買い物と昼食を食事を取り、稚内空港より帰京しました。
オホーツク海北部に面した北海道枝幸町にて、産地を知り、枝幸「魚つきの森」植樹協議会の取り組みへの理解を深め、北海道を満喫することができた体験・交流企画でした。
参加者からは、
「船に乗せていただき貴重な体験ができた。漁師の醍醐味を知った」
「孵化場での鮭の飼育に感動した」
「ほたてを食べ続けた。いろいろな食べ方を提示していただいた。ほたては別腹と言えるかも」
「自然が素晴らしい。星空がきれいだった」
「準備が大変だったと思う。漁協女性部の皆さんに感謝している」
「食べ物でつながるのはいい。食べ物を通じて素晴らしい世の中を作っていきたい」
――などの感想がありました。