みんなの活動:これまでの活動報告

日本生協連・沖縄県生協連主催「第31回沖縄戦跡・基地巡り」に東都生協が参加

住民を巻き込んだ地上戦の歴史と日本中の米軍専用施設の約75%が集中する沖縄の現状を学びました

2014.04.16

広々とした米軍嘉手納基地

広々とした米軍嘉手納基地

「真の民主主義を沖縄から」と書かれた横断幕

「真の民主主義を沖縄から」
と書かれた横断幕

在日アメリカ海兵隊「金武レッド・ビーチ訓練場」

在日アメリカ海兵隊
「金武レッド・ビーチ訓練場」

ひめゆりの塔

ひめゆりの塔

沖縄の現状を知り平和について考えた参加者一同

沖縄の現状を知り
平和について考えた参加者一同

2014年3月25日~27日の3日間、日本生協連・沖縄県生協連が主催する「沖縄戦跡・基地巡り」に、東都生協から親子1組を含む計11人が参加しました。全国からは31生協・200人の参加がありました。

初日の全体会では、1944年当時9歳で疎開のために「対馬丸」に乗船し、アメリカ潜水艦の魚雷を受け、6日間の漂流の後、奄美大島の無人島に流れ着き、一命をとりとめた平良啓子さんの「沖縄戦の体験を聞く~対馬丸事件~」と、平良宗潤さんの「沖縄戦の実相と現在の沖縄における諸問題について」の講演がありました。

その後、夕食懇親会では、沖縄の歌や踊りなど沖縄文化と伝統を楽しみながら、全国から参加された生協の組合員と交流を行いました。

2日目・3日目は、「普天間基地」「沖縄県立平和祈念館」「糸数壕(アブチラガマ)」「平和の礎」「魂魄の塔」などを見学しました。

3日間という短期間でしたが、新聞やテレビでは見ることのできない、沖縄の現在の姿を見聞きすることができたと思います。

参加者からは、「普天間基地では、金網越しに基地を見て、広々した基地とひしめく沖縄の人々の家を複雑な思いで見た」
「基地問題は難しい問題で、私にとってはスタートラインに立ったばかり」
「沖縄の現状や真実の姿を学んでいくことが大事だと痛感した」
――などの感想が寄せられ、一人一人が沖縄の現実や平和について考える3日間の旅となりました。