日本生協連・沖縄県生協連主催「第31回沖縄戦跡・基地巡り」に東都生協が参加
住民を巻き込んだ地上戦の歴史と日本中の米軍専用施設の約75%が集中する沖縄の現状を学びました
2014.04.16
カテゴリ 平和
広々とした米軍嘉手納基地 |
「真の民主主義を沖縄から」 |
在日アメリカ海兵隊 |
ひめゆりの塔 |
沖縄の現状を知り |
初日の全体会では、1944年当時9歳で疎開のために「対馬丸」に乗船し、アメリカ潜水艦の魚雷を受け、6日間の漂流の後、奄美大島の無人島に流れ着き、一命をとりとめた平良啓子さんの「沖縄戦の体験を聞く~対馬丸事件~」と、平良宗潤さんの「沖縄戦の実相と現在の沖縄における諸問題について」の講演がありました。
その後、夕食懇親会では、沖縄の歌や踊りなど沖縄文化と伝統を楽しみながら、全国から参加された生協の組合員と交流を行いました。
2日目・3日目は、「普天間基地」「沖縄県立平和祈念館」「糸数壕(アブチラガマ)」「平和の礎」「魂魄の塔」などを見学しました。
3日間という短期間でしたが、新聞やテレビでは見ることのできない、沖縄の現在の姿を見聞きすることができたと思います。
参加者からは、「普天間基地では、金網越しに基地を見て、広々した基地とひしめく沖縄の人々の家を複雑な思いで見た」
「基地問題は難しい問題で、私にとってはスタートラインに立ったばかり」
「沖縄の現状や真実の姿を学んでいくことが大事だと痛感した」
――などの感想が寄せられ、一人一人が沖縄の現実や平和について考える3日間の旅となりました。