6年目の「田んぼの学校」 ~田んぼ作りから始めるお米作り~
(農)船橋農産物供給センター(千葉県)の協力で「田んぼの学校」今年も開校
東都生協は2014年2月22日、産直産地・(農)船橋農産物供給センター農業体験連続企画「6年目の『田んぼの学校』」の第1回、田んぼの整備が行われました。
当日は子ども6人を含む組合員14組24人が参加し、千葉県印西市にある(農)船橋農産物供給センターの休耕田にて、田んぼの周りの溝の泥かき、水路の溝きり、先日の雪で壊れた東屋の片付け、刈払機での草刈りなどの作業を行いました。
開校式。(農)船橋農産物供給センター・ | みんなで谷あいの田んぼへ |
この企画は、「後継者不足などによる生産者の老齢化や米の低価格などに起因した"休耕"で、荒れた田が毎年増えているという状況を多くの消費者に知ってほしい」また「食と農について考える機会を持ちながら、お米を食べることが農業支援になるということを理解してほしい」そんな(農)船橋農産物供給センター生産者の思いを受けて始まりました。
1年目に田んぼへ下る道を作り、覆いかぶさる木を切り、井戸も掘り、20数年間荒れ放題だった田んぼを整備して「みんなの再生田1号」と名付け、お米作りを開始しました。
現在は、2年目から整備を始めた「みんなの再生田2号」と合わせた約23aの田んぼで、雑草に挑みつつ農薬を使わない安定したお米作りを行っています。
田んぼの周りの溝の泥かき作業① | 田んぼの周りの溝の泥かき作業② |
水路の溝きり作業① | 水路の溝きり作業② |
東屋の片付け作業① | 東屋の片付け作業② |
田んぼの整備やお米作りは決して楽な作業ではありませんが、自分たちで整備した田んぼで作り収穫したお米の味は格別です。今年も2月~10月にかけての全12回で、田んぼの整備から田植え、草取り、稲刈り、脱穀、収穫までを行う予定です。
10月の収穫祭まで、大自然と農業と人の関係を学び、豊かな喜びあふれるつながりを実感できる取り組みは続きます。
昼食は参加者全員で | 終わりの会 一日お疲れさまでした |