「防災知っ得! 講座パート1」応急救護体験・AED講習を開催!
実践型式の応急救護を実践体験しました
2011.11.10
カテゴリ くらし
患者へのAEDの電極パッドの |
三角巾の巻き方を実践体験 |
小石川消防署の消防士3人の方による実践型式の応急救護を学ぶ今回の企画には、組合員16人が参加しました。参加者のうち3人ほどは、AEDを扱った経験があるようでした。
救急隊からは、なぜ心肺停止状態での心臓マッサージが急務となるか、またAEDの役割について説明がありました。AEDは、自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator)という医療機器。
AEDには、心臓がけいれんしている状態を止めるため、一時的に電気ショックを与え、心臓に正常なリズムを取り戻させる機能があります。AEDを作動させた後は、併せてすぐに心肺マッサージをしなければなりません。また、救急車が到着するまでは、マッサージを続けなければなりません。
そのためには人手が必要。目の前で倒れてしまっている人を発見したら、まず声を掛け、どのような状態か見分けます。
「意識なし」「呼吸なし」「体温はまが温かい」と分かれば、周りの安全を確認します。手助けして欲しい人をはっきりと指名し「あなた、救急車を呼んでください」「そちらの方はAEDを探して持ってきてください」と明確に意思表示する必要があります。
講習では併せて、普段の生活の中でのけがの対応として、三角巾の使い方を習得。骨折、深い切り傷に有効な三角巾の巻き方を実践体験しました。
参加者からは、「やはり、見る、聞く、体験すると急な対応で慌てないで行動できると確信できた」「今度、消防署の救命講習も受けてみます」などの感想がありました。