みんなの活動:これまでの活動報告

ピースアクション in ヒロシマ

東都生協 ヒロシマ平和代表団が広島を訪れました。

2011.10.05

願いを込めて平和記念公園内平和の鐘を突きました

願いを込めて平和記念公園内
平和の鐘を突きました

今年も2011年 8月5日(金)~ 6日(土)に1泊2日の行程で「ピースアクション in ヒロシマ」への東都生協からの平和代表団4人が広島を訪れました。

「ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ」は、広島県生協連・長崎県生協連・日本生協連が、被爆体験の継承や核兵器のない世界への思いを共有する場として毎年開催。1978年のスタートから、東都生協も毎年代表を派遣しています。

初日は、日本生協連主催「虹のひろば」に参加。
広島平和教育研究所の江種祐司さんが「ヒロシマの心」と題し講演しました。「決して許すことのできない戦争と原爆、その事実を世界中の人が知り、知った人が世界中に伝えることが核兵器を無くすことにつながると信じ、願い、語り続ける」という江種さんの言葉に、被爆体験を継承していくことの重要性をあらためて感じました。

その後、本町小学校平和資料館、原爆ドームなどを見学した後、被爆者の方との交流会に参加し証言をお聞きしました。

翌日は、平和記念公園で開催された広島市主催「広島平和記念式典」に参列し、全ての原爆死没者の冥福と核廃絶を祈り黙祷を行いました。

袋町小学校平和資料館を見学した後、日本生活協同組合連合会主催プログラム「サダコと折り鶴」に参加。「原爆の子の像」で知られる佐々木禎子さんについて、同級生の川野登美子さんに当時のお話をうかがい、スライドでサダコについて学びました。

その後、広島平和記念資料館を見学し、原爆の実相を学び、あらためて恒久平和の実現と平和の尊さについて認識を深めました。

最後に、多くの東都生協組合員が作成した折り鶴を、平和記念公園内「原爆の子の像」の折り鶴ブースに献納しました。被爆者の方が3月11日の東日本大震災での福島第1原発事故について異口同音に「残念」「悔しい」と語っていたことが印象的でした。

福島第1原発事故を踏まえ、あらためて核の問題を一人一人が自分のこととして捉え、そのことに対する自己の考えを各自が持たなければならないとの思いを新たにしました。