みんなの活動:これまでの活動報告

畜産農家にエールを贈る「MOMOタオル贈呈式」を開催

MOMOタオル贈呈式

2010.03.09

東都生協(コープ)は畜産農家を応援するため、消費者から生産者へ搾乳作業に使用するタオル「MOMOタオル」を届ける取り組みを毎年行っています。さらに今年度は、12月を「MOもう~1本月間」と位置付け、「牛乳をもう1本飲んで、畜産農家にメッセージを贈ろう」と呼び掛けたところ、7,012枚のタオルと、725枚のメッセージカードが寄せられました。

2010年2月24日、東都生協の組合員13人がタオルとメッセージを贈呈するため、「八千代牛乳」を生産する産直産地千葉北部酪農農業協同組合 高秀牧場を訪問しました。

現地では、千葉北部酪農農業協同組合の賀川職員と生産者の高橋憲二さんが出迎えてくれました。

早速、タオルの授与式が行われました。組合員の代表として参加者の子どもたちから、いつも安全でおいしい牛乳を作ってくれる生産者に感謝の気持ちを込めて、メッセージカードとタオルを高橋憲二さんに手渡しました。

続いて千葉北部酪農農業協同組合より、東都生協にタオル寄贈への感謝状をいただきました。

同農協代表理事組合長の服部一幸さんからは「千葉北部酪農農業協同組合では85度から始まった殺菌温度が、年々高まる牛乳品質とともに78度、75度へと、より加熱のダメージの少ない生乳に近い状態の殺菌方法に改善してきました。この牛乳品質改善には、皆さまからいただくタオルが多いに役立てられてきました」とのメッセージをいただきました。

参加者は、組合員のタオルが役に立っていることを実感しました。

その後、高橋さんから高秀牧場の概要をお話しいただき、指定配合飼料の他にとうもろこしや麦を作り、サイロに保管し自前の飼料も食べさせていることや、飼育する際の工夫や苦労など組合員の質問に答えながら見学しました。

また、牛の排泄物を液肥にして、地域の稲作農家、牧草畑、野菜畑に散布し地域循環型の畜産に取り組んでいることなどの説明などがありました。まだ課題はあるものの、低コストで再資源化した排泄物を利用して、地域の活性化や環境保全、そしてこの取り組みに賛同してくれる消費者の消費拡大につなげたいと、展望が話されました。

千葉北酪農農業協同組合から、東都生協に感謝状が授与されました。

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タオルとメッセージを届けました

タオルとメッセージを届けました

メッセージには組合員の思いが

組合員の思いがこもったメッセージ

生産者からの感謝状

生産者からの感謝状

牧場見学、昼食をしながら生産者と交流した後、午後から参加者は酪農体験にチャレンジ。

搾乳体験は高橋さんからやり方を教わりました。間近で見た牛は大きくてちょっと恐くてなかなか近づけない子もいましたが、恐々さわると牛のおっぱいは温かく、優しく握るといっぱいお乳を出してくれて大感激でした。

また、タオルで牛の乳拭きする様子を見ることもでき、自分たちが贈ったタオルが、どのように役立てられているのかを知ることもできました。

餌やりでは子どもたちが大活躍。柵の中にいるとはいえ、たくさんの牛に近づくのは勇気がいること。初めは恐る恐るでしたが、だんだんと慣れていき、「たくさん食べてね」と思いを伝えながらの餌やりができました。

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牛舎には子牛もいました

牛舎には子牛もいました

牛さん、草を食べてね

牛さん、草を食べてね

お父さんと一緒だから恐くないよ

お父さんと一緒だから恐くないよ

酪農を取り巻く状況が厳しい中、高橋さんは明るく前向きに酪農に対する思いを語ってくれました。良い牛乳を作るためには、牛のどんな細かい動き、サインまで見逃さないこと。牛と心を通わせることができれば、いい牛乳が生産できる、牛は裏切らない、という話に参加者は皆、真剣に聞き入っていました。

参加者からは「酪農での苦労や工夫していることを具体的に聞くことができ、勉強になった」「生産者が牛を大切に育てると、牛もそれに応えてくれていることが分かった」
「大変な経営状況の中でも、夢、明るさ、情熱を持った生産者がいて、そのおかげで日本酪農が守られ、発展していくことが分かった」などの感想が寄せられました。

生産者と消費者が、互いの立場を理解し合い、感謝し合うことができた今回の企画。お互いに貴重な時間を過ごすことができました。


皆で記念撮影

皆で記念撮影