平和を願う戦災碑巡り
平和の大切さを未来へ受け継ぐため、戦跡や平和関連施設を見学
2009.03.14
カテゴリ 平和
雨の中 説明を熱心に聞きました |
貴重な資料がたくさんありました |
小雨の降る中、星野弘さん(東京空襲犠牲者遺族会会長)のガイドで、参加者たちは墨田区の東京都慰霊堂や隅田川の言問橋のたもとにある東京大空襲追悼碑、弥勒寺の聖観音像を訪れました。
星野さんは14歳の3月10日に大空襲に遭いました。移動のバスの中では、その日の悲惨な光景や、黒く焼け焦げた遺体搬送の手伝いをしたときの状況が今でも夢に出てくる、との話を伺いました。
最後に訪れた東京大空襲・戦災資料セン夕一では、その日の惨状を伝える写真や新聞、戦時下のくらしぶりを再現した部屋などを見ることができました。
参加者からは「平和を守るためにも、戦争の悲惨さを風化させてはいけないと思った。伝え続けなければなりませんね」という声が聞かれました。