みんなの活動:これまでの活動報告

DVD「広島・長崎を伝えたい 〜ある市民ジャーナリストの軌跡〜」鑑賞会

原爆被爆者284人の証言を集めた伊藤明彦さん(被爆者の声を記録する会代表)の記録を鑑賞

2008.02.19

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2008年2月19日、長崎放送を退職してアルバイトで生活を支えながら、被爆者の生の声を集め続けた伊藤明彦氏の軌跡をつづったDVDの観賞会を開催しました。

やむにやまれず、広島、長崎の惨劇を伝えたいと思う伊藤氏の姿は、観る者に大きな感銘を残しました。

被爆後63年が過ぎ、ヒロシマ、ナガサキが風化しつつあるといわれ、また被爆者の方々も高齢化し近い将来には肉声を聴けなくなるという危機感の中で「皆が忘れてしまったらもっとひどいのが落ちるかもしれません」という伊藤氏の問い掛けを真摯に受け止めなければと思いました。

「ネットで被爆者の声をお聞きください! 身近な若い世代の皆さまに、このようなサイトがあることをお伝えいただけないでしょうか」と伊藤氏は呼び掛けます。

インターネット環境がある方は、ぜひホームページ「被爆者の声」(外部サイトにリンクします)で、被爆者284人が生々しく語るヒロシマ・ナガサキの実相を聞いてみてはいかがでしょうか。