みんなの活動:これまでの活動報告

子どもの権利条約に関するワークショップを開催

1989年国連総会で採択された子どもの権利条約の4原則を学ぶ

2006.11.23

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子どもの権利を学びました

「子どもの権利条約」という名前を聞いたことはありますか? 正式な名称は「児童の権利に関する条約」といい、子ども(18歳未満の児童)に保障されるべき権利を定めたもので、1989年11月国連総会にて採択され、1990年に発効しました。日本は1994年に批准しています。

この条約で定める権利は、(1)生きる権利(治療を受けるなど)(2)育つ権利(3)守られる権利(4)参加する権利--―に大別されます。

2006年11月23日、東都生協の平和委員会は公益財団法人 日本ユニセフ協会の林田佳子さんを講師に、子どもの権利条約についてのワークショップを開催。5世帯12人の参加者とともに「子どもの権利条約」の条文が1つずつ書かれたカードを使いながら、子どもの権利について学びました。

小学校低学年の子どもにとっては難しい内容も含んでいましたが、「一番大切だと思う権利を5つ選んでください」という問いには、自分で考えながら「休み・遊ぶ権利」「搾取・虐待からの保護」などの権利を選んでいました。

子どもだけでなく、おとなも「権利」について再認識する機会となりました。