みんなの活動:これまでの活動報告

忘れない ヒロシマ・ナガサキ

戦争や平和について考え、伝えていくために、組合員の代表を広島と長崎に派遣

2006.08.09

原爆ドームは崩壊を防ぐ保存工事が進められていました

原爆ドームは崩壊を防ぐ
保存工事が進められていました

全国の生協が集まって「虹のひろば」が開かれました

全国の生協が集まって
「虹のひろば」が開かれました

東都生協では、戦争や平和について考え、見たもの・聞いたものを周囲の人に伝えてもらえるように、例年、原爆投下日に合わせ、組合員から集めた平和募金を利用して、組合員の代表を広島と長崎に派遣しています。

ヒロシマ平和代表団の5人は2006年8月5日~7日、ナガサキ平和代表団の6人は8月7日~9日のそれぞれ3日間活動しました。

現地では、日本生協連主催の「虹のひろば」で全国各地の他の生協と交流をし、被爆者の方の体験を伺い、爆心地周辺の記念碑や遺跡のフィールドワークを行いました。

平和記念式典に参列し、原爆資料館での展示物を見たり、碑巡りガイドさんのお話を聴いたりしながら、未だ被爆の痕跡が残る街を歩いた参加者は、当時の人びとの計り知れない思いや、自分が今生活している状況の「有り難さ」で頭の中がいっぱいになった様子でした。

終戦61年を経て、当時を知る人びとが鬼籍に入りつつある今、被爆体験を語るのが苦痛で避けてい たという人も、風化を恐れて徐々に語り始めています。

限られた人数の代表団ではありますが、現地を直接訪れ、見聞して、伝えていくことの大切さを実感した企画でした。