- 食と農をつなげていく実践活動に取り組んでいます。
- 食の安全と食料自給率を高める取り組みをすすめます。
ごはんが際立つ和食料理を、プロの料理人と一緒に調理! 日頃の食材のおいしさにびっくり!
東都生協(コープ)の組合員活動委員会主催で2月7日、東都生協の食材をメインにした調理実習「マイ米メッセージ2011 ~お米を真ん中に~ もっとごはん☆とことんごはん!」を赤羽文化センターで開催し、34人が参加しました。
今回は、プロの料理人・笈川智臣(おいかわともおみ)シェフ[レストラン尾前XEX(ゼックス)]を招き、バランスが良く、ご飯の味を際立たせる料理を実習。ねらいは、東都生協の産直米の特徴を知り、お米の利用促進につなげること、また食の未来づくりで進める食料自給率向上について、みんなで考えることにあります。
まず笈川智臣シェフから、東都生協の食材をメインに使用した和食をテーマに、ひなまつりにちなんだ「ばらちらし」と、米粉を使った「治部(じぶ)煮」の調理をデモンストレーション。その後、参加者で調理実習を行いました。
笈川シェフ自らテーブルを回り、食材の特徴だけでなく、彩りや味付けのあんばいなど、丁寧にアドバイス。
調理の後は、参加者全員で試食し、笈川シェフへの質問タイム。食材の特徴を、基礎から文化・伝統に到るまで説明していただきました。また、「おもてなしの心」や日ごろの悩みについても語っていただきました。
食材や調理器具への向き合い方、また笈川シェフの情熱や気さくで丁寧な対応に、参加者は大満足でした。日ごろ使い慣れている食材がこんなに?! みんなおいしさにもびっくり! 大満足の様子でした。
笈川智臣シェフ | 食材の準備は完了 | 笈川シェフのデモンストレーション |
今回は和食がテーマ | テーブルを回り直々にアドバイス | 彩りや味付けなど丁寧にレクチャー |
できあがり!記念撮影 | 「ばらちらし」「治部煮」の完成 | 彩あざやか!「ばらちらし」 |
<参加者の感想>
・和食を作るにあたって、知らないこともあったのでためになりました。
・塩のふり方や、鶏をお魚に替えたときの”ポイント”が分かりやすく教えていただきました。参加して本当に良かった。”料理は組み合わせ”ということがよく分かりました。
・日本料理での”あんばい”について勉強になりました。さすがプロという感じで、盛り付けや細かい処理のし方が参考になりました。簡単でおいしいメニューをありがとうございます。家でも作れそうです。一度お店にも行ってみたいです! etc.
これまでプロの料理人を招いての実習はほとんどなかったため、大好評。参加者からは「ひなまつりも近いので自宅で早速作ってみたい」との声が多く寄せられました。今回のメニューは、レストラン尾前XEX(ゼックス)の尾前武シェフ(食の未来づくりフェスタに出演)の監修です。
産直米の学習では、東都生協商品部担当を講師に、当日使用したJA佐久浅間(長野県)の産直米「長野コシヒカリ天日干し」や、東都生協の産直米の特徴や登録米について学習。
JA佐久浅間の産直米「長野コシヒカリ天日干し」は、秋の収穫時期に小さなコンバインで刈り取り、稲束にした後、はざかけ(天日干し)をして、約半月かけてゆっくり水分を抜き乾燥させます。
天日干しの米は、養分がじっくりと米に移り、うま味として蓄えられるためおいしいお米になるとされています。そのため、一般には米の味が落ちてくる夏の時期でも、天日干しの産直米はおいしく食べることができます。
当日調理した「ばらちらし」にも大変良く合い、参加者でおいしくいただきました。安定的にお届けしていくために、日頃の産直米の利用を呼びかけました。
商品部担当から産直米の特徴などを説明 |