みんなの活動:これまでの活動報告

第18回東都生協平和のつどいを開催

チェロの音色に耳を傾け、みんなで平和の大切さに思いをはせました

2022.08.17

組合員からの折り鶴を展示

組合員からの折り鶴を展示

組合員からの「しあわせフォト」をスライドショーで上映

組合員からの「しあわせフォト」
をスライドショーで上映

組合員からのモチーフをつないだ膝掛け

組合員からのモチーフをつないだ膝掛け

麦藁帽子の皆さんによる朗読劇

麦藁帽子の皆さんによる朗読劇

熊田育郎さん・村田未知子さんによる被爆証言

熊田育郎さん・村田未知子さん
による被爆証言

チェリスト・阪田宏彰さん、横山二葉さん

チェリスト・阪田宏彰さん、
横山二葉さん

東都生協は2022年7月31日、「奏でよう平和のしらべ 届けよう平和のメッセージ」と題し、チェロミニコンサートとお話会などのステージ企画からなる第18回東都生協平和のつどいをさんぼんすぎセンターで開催しました。

東都生協では、次世代に歴史の事実と平和の大切さを伝えるため、平和について学び、考える機会として「平和のつどい」を毎年夏に開催しています。

2020年度はコロナ感染拡大の影響で3月にオンライン開催しましたが、2021年度は開催が見送りに。今年度は3年ぶりに集会型での開催が実現しました。



さんぼんすぎセンター・1階会議室では、これまでも行ってきた「原爆パネル展」「戦争ほうきキットコーナー」「折り鶴コーナー」「膝掛け」などを展示。



今回は初の試みとして、組合員から寄せられた平和をテーマにした写真「しあわせフォト」をスライドショーでモニター上映しました。展示会場には猛暑の中、約50人ほどが来場しました。



さんぼんすぎセンター・地下ホールでは、午前・午後の入れ替え制でステージ企画を開催しました。



午前の部では、とーと会・麦藁帽子メンバーによる朗読劇「『この子たちの夏―1945・ヒロシマ ナガサキ』より抜粋」を上演。戦時下の子どもたちそれぞれが体験した悲惨な「原爆」を、メンバー6人が語りました。



午後の部では、広島被爆者・熊田育郎さん(立川友の会/立川被爆者の会会長)、東友会被爆者相談員・村田未知子さん(一般社団法人 東友会・原爆被爆者相談所主任相談員)による被爆証言を聞きました。耳を覆いたくなるような悲しい実相ですが、小さなお子さんもしっかりお話を聞いていました。



午前・午後ともにステージ企画の後半は、チェリスト・阪田宏彰さん、横山二葉さんによるチェロミニコンサートを上演。

ゆったりとした中にも面白いお話を交え、カザルス「鳥の歌」、サン=サーンス「白鳥」、テレマン「チェロソナタ」、ビートルズメドレーなどの演奏を聴きました。

参加者は間近で聴くチェロの音色に心を癒され、平和への思いを新たにしました。ステージ企画での午前、午後延べ参加者数は約70人となりました。


なお、ステージ企画は一部編集の上、動画配信する予定です。組合員活動情報紙「ワォ」と東都生協ホームページにてご案内します。



<参加者の感想>
  • 平和のつどいが続いていることに感謝です。ずっと昔のことだからこそ、忘れないように活動しなくてはならないですね。
  • 平和な生活は尊いものだと感じています。「平和なくして生協なし」という言葉が胸に響く現代の状況の中で自分は何をできるかを考えたいと思います。
  • お話に涙が止まりませんでした。朗読いただき、力強い平和の思いが伝わってきました。
  • 原爆のことは、忘れてはいけない。核兵器が無くなるように周りの人に伝えていきたいと思いました。
  • 本日はありがとうございました。伺ったお話を一人でも多くの方に伝えていきたいと思います。
  • 素晴らしい演奏に心が癒やされ、平和のありがたさを実感しました。
  • やはり、生の音、チェロの音、素晴らしかった! ブラボー! デュオの素晴らしさ、演奏(奏法)の幅広さなど、楽しく学び、音色に聞き入らせていただきました。