みんなの活動:これまでの活動報告

「第3回避難者と支援者による2017ふれあいフェスティバル」

2017年10月1日(日)に都立篠崎公園で開催された「第3回避難者と支援者による2017ふれあいフェスティバル」に東都生協が出展しました

2017.10.10


東都生協からは7人が参加し焼きそばを作りました



焼きそば400食を参加者に提供しました。


舞台では、支援団体などによる出し物も

2017年10月1日、広域避難者支援連絡会in東京が主催する、東日本大震災により東京に避難している方々とのふれあいフェスティバルが、東京都江戸川区の都立篠崎公園で開催されました。

同連絡会の広域避難者交流会実行委員会が主催するこのイベントは今年で3回目。避難者団体・支援者団体のブース出展やステージでの企画なども行われ、さらに、避難者と支援者の今の思いを伝える「メッセージボード」が設けられ、多くのメッセージが寄せられていました。参加者は、554人(うち、避難者236人)と大盛況でした。

東都生協も第1回から出展。今回は7人が参加し、東都生協の食材で作った焼きそば400食を避難者、支援者に提供しました。食材などの調達には、組合員からお預かりした東日本大震災支援募金を活用しました。

東日本大震災から6年が経ちましたが、全国の避難者は約11万人(2017年3月28日時点での復興庁データ)。

そのうち都内に広域避難されている方々は6,145人。広域避難者としては東京都が最も多く避難されています。

広域避難者交流会実行委員会では2013年度より、避難者が広域で交流できるプログラムを継続的に実施してきています。こうした取り組みの結果、少しずつ、支援の輪が広がり、避難者同士の交流、避難者と支援者の交流が深まり、互いに心配し、励まし合う関係づくりができている様子がうかがえました。

ふれあいフェスティバルでは、東日本大震災によって、東京での避難生活を余儀なくされている方々と支援者の交流や東京で避難生活を送る方々同士の交流、一般市民へ避難者や避難者支援についての理解を広めることなど、これまで通り避難者同士・避難者と支援者の交流を深めました。

加えて今回の特徴は、関東圏域の避難者や支援団体との交流をより進めるとともに、今後の生活について情報交換・情報提供できる場が設けられたことです。

都内のみならず、他県の方々にも声を掛け、埼玉県、千葉県、山梨県、神奈川県などからも参加がありました。