みんなの活動:これまでの活動報告

大豆の産地でみそ作り体験・交流と民話の夕べ

JAあいづ・松亀味噌㈱を交流訪問

2016.02.08

みそ原料となる大豆「あやこがね」を収穫

みそ原料となる大豆
「あやこがね」を収穫

あやこがね大豆を使ってみそ作り

あやこがね大豆を使ってみそ作り

JAあいづ産地交流会5周年感謝状

JAあいづ産地交流会5周年感謝状

東都生協は2015年11月7・8日の1泊2日で、小学生2人を含む10家族19人が「無添加あやこがね味噌」の原料大豆の産地、福島県のJAあいづを訪問。JAあいづと製造メーカーの松亀味噌㈱の協力のもと、〝あやこがね大豆〞を使ったみそ作り体験や生産者の皆さまとの交流などを行いました。

初日は、あやこがね大豆の畑で大豆についての説明を受けた後、収穫を体験。放射能検査場ではJAあいづの米の全袋の放射能検査の様子のほか、米の低温倉庫や大豆の倉庫も見学しました。

JAあいづ東部営農センターでは、JAあいづ岩橋代表理事専務より東都生協大出副理事長と松亀味噌㈱小口会長に感謝状と記念品の授与が行われ、その後みそ作りを行いました。

2011年JAあいづ産に原料産地変更を予定していたところ、東日本大震災とそれに伴う津波により、福島第1原発事故が発生。風評被害が懸念される中「放射能検査をするので大丈夫」と背中を押され、みそ作り実習や生産者との交流などがスタート。今回の感謝状はこうした取り組みが5年にわたり継続できたことに対して贈られたものです。

宿では「猪苗代民話の会」の皆さんが民話や歌、ハーモニカ演奏を披露し、さらに参加者と一緒に餅つき大会まで! 夕食交流会では、つきたての餅の雑煮とあんころ餅をいただきながら、産地の方々と交流を深めました。

翌日は野口英世記念館と会津若松城(鶴ヶ城)の見学後、JAあいづ本所にて産地・メーカーの方と参加者の昼食交流会。

参加者からは「みその産地を意識していなかった。大豆の畑を見たのもみそ作りも初めて。今日作ったみそを食べるのが楽しみ」など、この二日間に学んだことや感想などを語り合い理解を深めました。

【無添加あやこがね味噌】「なかなか気に入ったみそがない」との組合員からの声を受けて「無添加」「国産原料」「八割糀」「手作りみその感覚」をキーワードに、多数のモニター組合員が参加し、2年かけて作り上げたこだわりのみそ。酒精は使わず、みそ作りに適したあやこがね大豆を使用し、コクはあって飽きがこない分量の糀を用い、機械ではなく天然醸造で作っています。