みんなの活動:これまでの活動報告

「憲法学習会~未来の子どもたちのいのちとくらしを守るために~」

首都大学東京准教授の木村草太氏を講師に憲法学習

2015.12.21

憲法学者(首都大学東京准教授)
の木村草太さんが講演

東都生協は2015年11月28日(土)、組合員活動委員会主催による「憲法学習会~未来の子どもたちのいのちとくらしを守るために~」を開催しました。(会場:主婦会館プラザエフ)

当日の参加者は176人で、10代から80代以上の方まで、幅広い年代の方々が参加しました。

講師には憲法学者で首都大学東京准教授の木村草太氏をお招きし、憲法と立憲主義、憲法改正、憲法の成り立ちなどについて講演いただきました。

木村氏は「憲法とは『無謀な戦争』『人権侵害』『独裁』など国家権力の過去の失敗をリスト化し、そうしたことを繰り返さないようにするために構想されたものです」と述べられました。

参加者からは、
「難しいと思われる憲法ですが、分かりやすい事例を挙げられて興味を持つことができました」
「歴史的な背景についても触れていただき、より理解が深まりました」
「自分でできることは何か考えて行動していきたいと思います」
「今日の先生のお話を広げていきたいと思いました」
などといった感想が寄せられました。

また、10代の参加者からは、
「学校で習う憲法はあまり詳しくないので、今回の講義で9条のことも含め、良く分かりました。学校では憲法を変更することについて習いません。今日来て本当に良かった」などたくさんの感想が寄せられました。

今回、憲法に興味・関心を持てる機会となり、未来の子どもたちに平和な社会をつなぐための学習機会となりました。