みんなの活動:これまでの活動報告

「八千代牛乳」のふるさとにMOMOタオルを届けました!

千葉北部酪農農業協同組合・(有)高秀牧場にてMOMOタオル贈呈式&交流

2014.05.13

八千代牛乳の生産者・(有)高秀牧場の高橋憲二さんに「MOMOタオル」とメッセージを贈呈

八千代牛乳の生産者、
(有)高秀牧場の高橋憲二さんに
東都生協組合員からの「MOMOタオル」
とメッセージを贈呈

産直産地の千葉北部酪農農業協同組合では毎日厳しい衛生管理下で搾乳し、風味や栄養を損なわないように75度15秒の殺菌法を用いて良質な牛乳を生産しています。

牛の乳は、清潔なタオルで拭いてから搾乳すると、生菌数の少ない、低い温度での殺菌方法にも耐えられる高品質な生乳が生産できます。そのため、東都生協では、2年ごとに組合員に対して、同組合に所属する生産者に贈る「MOMO(モーモー)タオル」の提供を呼び掛けています。

今年は5,750枚のタオルと367件ものメッセージが集まり、2014年3月1日、組合員など28人で同組合の高秀牧場(いすみ市)へ届けに行ってきました。

贈呈式では、(有)高秀牧場の高橋憲二さんにタオルやメッセージを贈呈。タオルは各牧場へ送り、メッセージも回覧するそうです。同組合からは東都生協へ感謝状をいただきました。

式の後は、生産者との交流、牧場見学、酪農体験、レンネット実験、バーベキュー、バター作りと盛りだくさん。初めて牛を間近で見た子どもも多く、楽しいひと時になりました。

高橋さんは「毎日3回搾乳し、餌も脱輸入飼料を目指して米粉、酒粕、ビールやしょうゆの搾りかす、米ぬか、麦や米などを与えている」と同牧場での取り組みを解説。とりわけ、排せつ物を1年かけて堆肥・液肥にして地域の稲作農家に活用してもらい、収穫した飼料用米を牛の餌とするなど「循環型酪農」を実践する姿勢には、参加者一同感動するばかりでした。

今年の大雪で倒壊した倉庫の屋根を見ると心が痛みましたが、高橋さんからは「東都生協との絆が今後の再建に大きくつながる」と伺い、参加した組合員からは「ますます八千代牛乳を利用したい」との声が...!

寒い一日でしたが、高橋さんと組合員の熱い交流で牧場の桜のつぼみもちょっとふくらんだかもしれません。