医者いらずの暮らし方とTPP加盟後の医療について
TPPで医療が受ける影響について考えました
2013.09.16
講師の色平哲郎医師 |
長野県民が長寿で高齢者医療費が最小の理由は、保健師などの減塩指導もあるが、仕事(中山間地での農業)があるとの誇りがあるから、というお話から、TPP参加後の医療はどうなるのかまで、多岐にわたる内容でした。
「医療費が安いのは、無償に近い形で患者を往診する医師がいるから実現できたこと。しかし、TPP参加後は...例えば外国の大資本が低額病院を設立し、競争相手の病院が壊滅してから医療費をつり上げ、虫垂炎手術に何百万円請求といったことも起こりうる」と警鐘も。
安易に医療に頼らない生き方と、TPPで医療が受ける影響について、深く考えさせられた講演会となりました。