みんなの活動:これまでの活動報告

医者いらずの暮らし方とTPP加盟後の医療について

TPPで医療が受ける影響について考えました

2013.09.16

講師の色平哲郎医師

講師の色平哲郎医師

2013年5月11日、諏訪・永山・聖ブロックでは、佐久総合病院の色平哲郎医師を招いて講演会を実施。

長野県民が長寿で高齢者医療費が最小の理由は、保健師などの減塩指導もあるが、仕事(中山間地での農業)があるとの誇りがあるから、というお話から、TPP参加後の医療はどうなるのかまで、多岐にわたる内容でした。

「医療費が安いのは、無償に近い形で患者を往診する医師がいるから実現できたこと。しかし、TPP参加後は...例えば外国の大資本が低額病院を設立し、競争相手の病院が壊滅してから医療費をつり上げ、虫垂炎手術に何百万円請求といったことも起こりうる」と警鐘も。

安易に医療に頼らない生き方と、TPPで医療が受ける影響について、深く考えさせられた講演会となりました。