みんなの活動:これまでの活動報告

福島の子どもたちが産直産地で里山体験

福島の子どもたちが、産直産地・JAやさとの石岡市などで夏休みの思い出づくり

2013.08.05

つくばエクスポセンターで最先端科学体験

つくばエクスポセンターで
最先端科学体験

キャンプファイヤー

キャンプファイヤー

"マイ箸"作り

おもいっきり外遊び

おもいっきり外遊び

田んぼの生き物調査

田んぼの生き物調査

とうもろこしの収穫体験

とうもろこしの収穫体験

朝日里山学校で参加者一同

朝日里山学校で参加者一同

東都生協(コープ)とコープCSネット(生活協同組合連合会コープ中国四国事業連合、本部広島県)は2013年7月30日(火)~31日(水)、協同して「夏休み・福島の子ども保養プロジェクト プラネタリウム見学とつくばの里山学校体験」を開催しました。

この企画は、東日本大震災による福島第1原発事故による放射能汚染問題のために、思い切り屋外で遊べない福島の子どもたちに、夏休みの思い出の一つになるような体験や、参加した子どもたちのつながり・友達づくりの機会になればとの思いで実施。

7月30日朝、福島(福島駅前・郡山駅前)で見送りの家族と別れてバスに乗り込んだ子どもたちが、最初に訪れたのは「つくばエキスポセンター」(茨城県つくば市)。

先端科学を見て、触れて、楽しんで、お昼のお弁当を食べた後は、世界最大級(学校の25mプールよりも大きなドーム)のプラネタリウムで、星空の輝きや不思議な世界を体験しました。

その後、名峰「筑波山」の麓に立つ宿泊場所の「公営国民宿舎つくばね」(茨城県石岡市)に到着してほっと一息。

夕食後はキャンプファイヤーと花火を楽しみました。

次の日は「朝日里山学校」で小刀と竹を使って自分だけの箸作りを体験。朝日里山学校は、1955年に建てられた木造平屋建ての旧朝日小学校校舎を活用し、田舎体験プログラムなどに利用している施設です。

子どもたちは、ちょっとの空き時間にその校庭でボール遊びをしていました。

そして、東都生協の産直産地・JAやさとの田んぼに行って生き物調査。

田んぼの中にどんな生き物がいるか探した後、お昼のバーベキューは自分で作った箸でJAやさとの野菜やお肉をおなかいっぱい食べました。

最後はとうもろこしの収穫体験。取ったとうもろこしをお土産に、バスで家族の待つ福島へ帰りました。

参加したのは、小学4年~6年の52人の子どもたち。2日間、コープCSネットや東都生協の組合員・職員、YMCAせとうちのスタッフが、同行・お世話し、一緒に楽しく過ごしました。

また、現地では、JAやさとアグリやさとの皆さんが箸作りや田んぼ・畑での体験を支えてくれました。

短い期間でしたが、子どもたちは元気いっぱい、にぎやかに八郷の自然を満喫しました。夏休みの思い出の一つになったことと思います。

(協力:YMCAせとうち、JAやさと、NPO法人 アグリやさと、福島の子ども保養プロジェクト)