みんなの活動:これまでの活動報告

生活力アップ!「防災知っ得! 講座」を開催しました

~少しの勇気で救える命があります。消防署救命入門の「AEDの実践」~

2012.08.03

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2012年8月2日、東都生協(コープ)でAED(※)の実践講座を開催し、16人が参加しました(豊島区勤労福祉会館)。
いざという時に落ち着いてAEDの操作ができるように、池袋消防署の消防士お二人が講師。備えてほしい防災用品の紹介や、非常食の試食も行いました。

通報から救急隊員の到着まで約7分かかり、その間に救命救急が人の命を左右します。救急隊員が到着するまでは胸骨圧迫(心臓マッサージ)が急務となります。参加者は講義に続いて、胸骨圧迫を行うまでを訓練。

手順は、大きく分けて、
(1)まず周囲の安全確認し外見の観察を行う
(2)「分かりますか!」などと声を掛け、反応がなかったら大声で助けを求め、119番とAED搬送を依頼する
(3)呼吸を確認し、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を繰り返し行う
――の3段階。各過程で行うことを学びながら、実際の訓練を行いました。

AEDを初めて操作する人も多かったものの、AEDの音声案内に沿って簡単に操作できることも分かり、心肺蘇生の訓練をしました。

AEDは心臓がけいれんしている状態を止めるために、電気ショックで一時的に心臓を止める機能を持ったもので、作動後はすぐに胸骨圧迫と人口呼吸を繰り返し行う必要があります。

<AEDを用いた応急手当の要領>
①肩をたたきながら声を掛ける
②反応がなかったら大声で助けを求め、119番通報とAED搬送を依頼する
③呼吸を確認する
④普段どおりの呼吸がなかったら、すぐに胸骨圧迫を30回行う
⑤胸骨圧迫の後、人工呼吸を2回行う
⑥AEDが到着したら電極パッドを胸に貼る
⑦電気ショックの必要性はAEDが判断する

「救命の連鎖」として、「心停止の予防」「早い発見と通報」「早い心肺蘇生と除細動」「一次救命処置」が命を救う必要な行動ということを学びました。

AEDがどこに備え付けてあるのか、普段から確認しておくことも必要です。

病院へ行った方がいいのか、それとも救急車を呼んだ方がいいのか。急な病気で困った場合は、迷わず「東京消防庁救急相談センター♯7119へ連絡してください」とのことでした。

後半は、東都生協取り扱いの防災商品を展示し、東都生協商品部職員からの説明に続き、試食を行いました。防災用品を常備していない方も「参考になった」との感想でした。

※AED:Automated External Defibrillator=自動体外式除細動器