みんなの活動:これまでの活動報告

2012年度も組合員の声に応えた安全・安心な商品づくりを進めます 

2012年度第1回商品委員会を開催――組合員参加の商品づくりを進めています

2012.07.20

新商品は部門ごとに一つひとつ検討

新商品は部門ごとに一つひとつ検討

リストを片手に商品について意見交換

リストを片手に商品について意見交換

担当職員からじかに説明を受けます

担当職員からじかに説明を受けます

東都生協の商品の考え方・基準を学習

東都生協の商品の考え方・基準を学習

東都生協は2012年4月20日、さんぼんすぎセンターで第1回商品委員会を開催。自己紹介の後「商品委員会活動のてびき」に沿って、委員会の運営方法や「商品ガイド」の読み方などを確認しました。

委員は毎月「商品ガイド」(※)など膨大の資料を委員会までに読んで準備をし、会議に臨みます。

また、商品委員会は新商品が「商品の考え方・基準」に沿っているかどうか確認するとともに商品事業が組合員の声に応えているか、基本方針に沿っているか、社会情勢などの変化に伴う見直しが必要かなどを理事会に提言する役割を持っています。

第1回商品委員会では、新商品おしゃべり会の報告と新商品72品目の提案があり、全て承認されました。

新規委員からは「『新商品おしゃべり会』の内容がどう取り上げられ確認されていくのか、流れがよく分かった」「農産物の確認方法を知ることができ勉強になった」などの声が聞かれました。

食に関する有資格者委員は東都生協の商品ガイドの充実ぶりを絶賛し「皆さんの熱意に負けないように学んでいきたい」「採算が合うか合わないか、商品事業という視点も大事にしなくては!」と意欲満々。

続投する委員からは「経験を生かし、さらに学んで、商品事業の確認に尽力したい」という頼もしい感想も出てきました。

午後は「商品委員会ガイダンス」を開催。

まず、安全・品質管理部の職員から食品添加物と農薬について学習。食品添加物の定義や分類、安全性についての説明を聞き、東都生協は「不要な食品添加物は使用しない」ことを確認しました。

また、農薬の種類・定義といった基礎知識や安全使用基準の他、「安全で環境負荷の小さい農薬に変化してきている」という現在の傾向や農薬の残留性についても学びました。「組合員にうそをつかない。正しく伝える」という職員の言葉が印象的でした。

商品部の職員は、ダイオキシンや遺伝子組換え作物に対する基本姿勢、アレルギーに配慮した商品案内表示、国産農産物への支援および日本の食料自給率向上への取り組みなど、東都生協の商品に対する考え方について解説。

さらに、組合員のくらしの変化に対応して考えられたペットボトル商品、ギフト商品、地域振興商品、季節・歳時限定商品、外国産原料などの取り扱い基準や、商品委員会に提案される商品は食品群(健康食品・非常食などを含む)と水に流すもの(シャンプー・せっけん類)に限ることなども学びました。

商品委員として活動するためには必要不可欠だった今回のガイダンス、商品に対する東都生協のまっすぐな姿勢が確かに感じられました。今後は、提案される新商品を基準に照らし合わせてしっかり検討し、組合員の皆さまにお知らせしていきます。

※商品ガイド:商品仕様書
東都生協では、全ての商品を「商品ガイド」で管理しています。商品の設計図ともいえるもので、原材料やその由来、製造法、農産物の場合は使用する可能性のある農薬の使用上限回数などが細かく記載されています。