田んぼの生きもの調査
-JA佐久浅間編-
2010.07.30
カテゴリ 食と農
田んぼの水は冷たいかと思いきや、太陽の力のおかげで、水だけでなく土まで温かかったのには驚きました。
生産者の塩川さんに伺うと、田んぼの水は1日に3cmほど少なくなるのですが、いつも水を入れているわけではなく、夜に水を入れてたまったら止めるそうです。
そうすることで昼間、田んぼの水は温まり、夜は冷えることで、昼間光合成で作られた栄養が夜に消費されることもなく、よりおいしいお米ができるとのことです。
説明を受けた後、いよいよ生きもの調査の開始です 見つけたものをどんどん捕まえます |
見つけた生きものをみんなで確認。 |
ドジョウの子ども |
イトトンボのヤゴもいました |
田んぼの周りの植物も採取します |
植物も一つ一つ確認します |
左から仲野常任理事(東都生協)、 |
皆さま、ありがとうございました |
今年は生物多様性年です。化学肥料と化学合成農薬に頼った農業から、いろんな生き物の力をうまく活用した自然環境と共生できる農業が今見直されてきています。東都生協は、この田んぼの生き物調査を、生きものの力を生かす農法につなげたいと考えています。