みんなの活動:これまでの活動報告

被爆者が伝えたいこと、受け継いでほしいこと

再び被爆者をつくらないために

2009.09.04

長崎原爆被害の実相を熱心に語る吉田さん

長崎原爆被害の実相を
熱心に語る吉田さん

2009年8月26日、東都生協は核兵器廃絶に向けた学習会を開催しました。

講師は長崎原爆の被爆者でジャーナリストの吉田一人さん。ご自身の体験談をつづった小冊子「カンちゃんの夏休み」を使って、平和に対する思いや自らの体験を語りました。

「現在と未来を考えるために、あの時代を語らなくてはいけない。再び被爆者をつくらないためには、核兵器廃絶と原爆被害への国家補償が必要。世紀に生きる人たちが、平和的生存権の問題を受け止めてほしい」と吉田さん。被爆者としての実体験に基づいたお話には説得力がありました。

質疑応答も活発に行われ、参加者からは「個人個人ができることを考えさせられた」「過去を振り返り、現在を見つめ直す冷静さが必要」などの感想が聞かれました。